前日と反対にコースを取り滑った槍沢を登り返して、飛騨沢を滑る日。天気は昨日に続き、最高の天気である。午後からは雲も多くなるとのことであるがそんなこと信じられない最高の天気。前夜はあまりの疲れのせいか眠ったかどうかよく解らないかったが、一応足がパンパンに張っているくらいで目立った痛みも無いので安心。待望の飛騨沢滑降であるので張り切ってしまう。
槍沢ロッジ7:15〜槍沢2200m地点8:23/40〜槍沢2560m地点9:45/10:00〜槍小屋11:26/13:00〜飛騨乗越13:10〜飛騨沢左岸2400m地点13:25/13:40〜槍平小屋13:50/14:10〜白出沢出合15:39〜MTBデポ地点16:15〜駐車場16:36
槍沢のテント場手前

既に何組もが先行して槍沢を登り始めている。我々も小屋前でシールを張りスキー登行を開始した。デブリの谷を過ぎたあたりで登山道より沢底に降りて詰めていく。ここの方が登り易い。
槍沢を快適に登る(昨日とうって変わって調子が良い)

テント場を過ぎると槍沢が見渡せる様になり、先行する大勢の人たち見えた。山スキーヤーはあまり居ない様である。大曲を過ぎると徐々に斜度がついてくるがこの程度なら昨日の疲れも感じさせない。
でも やはりしんどい

天狗池方面の沢との分岐で、大休止をとる。ここからだと槍が右手に隠れて見えないのが残念。でも東鎌尾根の山々が素晴らしい。ここからは一層斜度も急になり、乗り越した先から槍の展望がバ〜ンと得られるのである。
槍の小屋への最後の登り

その乗り越した先からは槍が終始見え、だんだん大きくなってゆく。槍に登る人たちもチラホラ見える。
それどころか大勢いる様である。我々も最後のひと登りを踏ん張り、肩の小屋に到着。大勢の老若男女がいた。佐藤さんは槍に登ると言うが、太田さんと私はやはりお疲れモードなので槍には登らず小屋でビールで楽しんでしまった。(一昨年も去年も槍の山頂には行っているのでまぁいいか!!)
槍ヶ岳山頂より小屋と飛騨沢
(太田さんと塚田は小屋でビール中に佐藤さん山頂へ)


飛騨沢はどこから滑ろうかと思案したが結局飛騨乗越からとした。小屋裏のルンゼを下降してもOKと聞いたが足場が悪い所は面倒くさい。
常念と東鎌尾根

常念の向こう側の空の色がソロソロあやしい感じである。乗鞍あたりも雲が出始めていた。佐藤さんの帰りを待って、いよいよ飛騨沢の滑降を始めるため飛騨乗越に向かった。
いよいよメインイベントの飛騨沢へ突入太田さん)

最初は岩が露質している部分も少しあるが、その後は全てが広大な飛騨沢の核心部に突入する。黒部源流の山々や笠、抜戸に向かった滑降は大変ダイナミックで良い。
快適な滑り(佐藤さん)

雪質はザラメでちょうど良い。飛騨沢を登っている人たちが見ていてくれていた。あっという間に高度を下げてドンドン滑り降りてしまうのはもったいないくらいであった。
まだまだ快適な滑りが続く(太田さん)

とにかく飛騨沢は素晴らしい
中崎尾根に向かい滑る感じ(塚田)

まだまだ先は続く。
素晴らしい大景観の中、至福の滑り

何組かが滑り降りているが、手付かずの斜面はあちこちに残っている。右に左に自由気ままに滑っていった。
奥丸山に向かい滑る

飛騨沢は徐々に狭まっていく。沢筋には入らず左岸の尾根の左手に広がる斜面に入り槍平を目指した。
ここからは穂高を見ながらの滑降も楽しめる。
息が切れて槍平小屋到着

行きと同様に屋根の雪融け水で水筒補給。素晴らしい飛騨沢の滑りにしばし休憩しながら余韻にひたる。
ここでは昨日よりテントが増えていた。皆 槍への日帰ベース基地の様であった。
滝谷出合

槍平から先は南沢出合までは左岸台地を行くが、その後は沢筋を滑っていく。南沢出合部分でに本沢の沢は割れている。が特段にヤバイ部分は無く、チビ谷出合まで滑れる。まぁ快適だったのは滝谷手前ぐらいまて゜゛であった。
最後はMTBによる一気下り

白出沢出合を過ぎ林道に入るとやっとスキー板が使えれる。しかし、雪融けも早く雪が繋がらず、何度も板を外することになった。行きにデポしたカーブミラーのMTBで後は一気に下ってしまった。
その後平湯バスターミナルの湯で汗を落とした。

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飛騨沢3090m(槍沢ロッジ〜槍沢〜飛騨沢〜新穂高温泉)テレマークスキーツアー


歩行:12時間   メンバー:太田、塚田
場所:北ア     記 録 日:2004年5月2日
5月1日の槍沢(新穂高温泉〜飛騨沢〜槍沢〜槍沢ロッジ)はこちら