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湯檜曽川本谷 朝日岳 1945m  


■記録日:2010年8月28、29日 ■行動時間:14時間17分 ■場所:上越国境
■メンバー:太田、砂川、塚田 ■装備:普通の運動靴と沢登りセット  

撤退続きの沢行となっている今年、なんとしても一つまともで楽しい沢をやのりたいと、言うことでこの湯檜曽川本谷を計画しました。聞けば谷川連山付近の沢で一番美渓らい。メンバは3名。私は早帰りして自宅の長野から土合駅まで前夜のうちに行く予定でしたが、夕方以降にお客様との宴会もあり、スーツをもってとりあえず水上駅まで移動し、そこで車組と合流することになりました。
◆コースタイム
28日:白毛門登山口5:33〜茂倉沢6:30/47〜武能沢7:17/38〜十字峡9:35〜40m大滝12:40/35〜二俣14:10 天幕
29日:二俣6:50〜奥二俣7:42/50〜朝日岳9:00/30〜笠岳10:20/11:00〜白毛門11:45/12:00〜白毛門登山口13:30
出だしの魚止めの滝、いきなりしょっぱい所

先ずは湯檜曽川右岸沿いの道を進み、武能沢まで、途中の茂倉沢の側壁が崩れていて危ない人も。武能沢では単独の1名、2人組、それにケサ丸沢を登る単独の方が用意中、最後に我々も入渓です。湯檜曽川を少しだけ行くとゴルになり魚止ノ滝です。一応安全策ということで確保して登ります。ここは岩角を越す最初の一歩が難しいですね。ここで少し時間をかけたので先行の方達は行ってしまいました。楽しい小滝、ナメ滝を越えていくと。沢が大きく右手に湾曲すると、例の瀞にでました。
確か名前があるらしいが・・・ウナギ寝床のトロは泳いで突破

左岸の側壁上を行っても良かったが、なんせ暑いのでここは塚田が泳ぎで突破する。45mのザイルが目いっぱい使います。(実際は足らない) あとの2人は楽してザイルに引っ張ってもらってます。
水量は少なかったと思います。水圧に押されることも無く、そんなに冷たくも無く久しぶりに楽しい泳ぎでした。
綺麗な滝をいくつも越えて行きます

ウナギの寝床を過ぎるとしばらくは側壁に囲まれたゴルの中を進みます。へつったり側壁を登ったりとして進みます。で、その次は滝場地帯です。滝ははいっぱいあります。全部登れますね。いやいや天気は良いし、水は綺麗だし、美しい渓谷で、素晴らしいです。
写真の滝の後は30mナメ滝と続きます。いやはやほんとうに飽くことなく楽しませてくれます。
十字峡 泡返り沢の50m滝が正面に

十字峡は湯檜曽川本谷が左に90度曲がるところに大倉沢と泡返リ沢が伴に滝となって交わる珍しい地形で美景です。ここで先行者を抜きます。おそらく単独の方は、日帰りのつもりでガンガンと遡行しているらしく影も形も無いです。
しばし十字峡の美景を堪能して先に進めます。
泡返りノ滝20mを越える

ここは直登をあきらめて一段登った部分より右岸のルンゼに入り巻きで越えます。小さく越える踏み跡があったかもしれませんが、結構デカク越えます。
下から撮るアングルで仲間を撮ってみました。滝に目掛けて登って行く感じで、まぁなかなかかな。

ところでデジカメですが、長年利用していたFinePIX S5000が壊れ、ニコンのCOOLPIX P100にしました。まだマニュアル読んでいなくて単純な使い方しかできません。
10m滝が美しい

やたら滝があるので、どれもこれも感心していろいろ撮っておきます。ここは右岸より落ち口に来て張り出した岩の上から撮ったもの。いやいや写真マニアの方なら嬉しくなる様な景色が連続するところです。天気は良いし昼寝も最高な場所です。
10m滝をザイルを出して登ります。

ここは確保が必要そうな滝です。先ずは左岸より滝ツボをへつり斜状パンド(写真で解る)ら取り付きここを激シャワーを浴びて右岸際に出ます。後はガバを拾って直登です。斜状バンドの取り付きけば楽勝です。但し水量が多いとどうでしょうね。
上には確保の支点もあり。その後仲間2人も同じくシャワー浴びて登ってきます。
40m大滝

ザイルをしまって少し行くと赤色の岩肌のある二段の滝、ここは一段目は越えられましたが二段目が無理そう、と言うことで戻って一段目下から左岸の巻きです。で、しばらく行くとジャーン出ました40mの大滝。ここは直登は無理そうです。で、一段登ってテラスへ。そこからは右岸の側壁をザイルで確保して登ります。トップは太田さんで登りきった部分で木で一旦確保。この部分から水が流れる小沢orルンゼを登って滝を巻く小道のあるところに出ます。ここから見ると40m滝上へ何だか心配したくなる踏跡。安全策でここも確保して巻道へ。・・・でしたが、この踏跡はシッカリしてました。まぁ落ちたら大変ですから、安全策も良いかと。で時間を使いました。
そろそろ雷雨もあるかもしれず、巻き巻きでガンガン行きます。

ここの10mは左岸の巻きへ。ここを過ぎてからも滝は続きますがやがて流れが穏やかになって二俣に到着します。二俣付近はいくつか天幕場があります。一番広そうな二俣10m程度手前の右岸で今宵の宿とします。ここからは清水峠付近を通る送電線・鉄塔も見えます。
岩魚が無いものの、一応焚き火をします

今宵の食当は砂川さん。いろいろ普段の山の飯らしからぬメニューです。岩魚の変わりはサバの水煮とオイルサーディンです。何だか超高いウィスキーもあります。
結局、雨は軽く降っただけ、雷鳴は向こうの方で鳴っていただけでした。


結局、二俣に張ったパーティは我々の後から入渓したらしい4人組のメンバと我我だけ。
二俣を後にして、源流地帯を進みます。

流れは細くなりますが、小滝は多いです源流地帯ではお花が目立つ様になります。今日は昨日よりさらに良い天気となるものと思っていたのですが生憎の曇天です。ガスもかかって幻想的だったりもします。
奥二俣を過ぎるといよいよ流れは細くなります

ジャンクションピークからの流れが滝となって合流する奥二俣。ここを過ぎると木々より草が目立つ様になのります。流れはいよいよ細く、この先はササヤブの中の流れ跡を進む様になります。ヤブコギは無く、安心して進めるのが良いです。
朝日岳山頂真じか

踏み跡はシッカリしていてヤブコギと言うのはありませんでした。ジャンクションピークを背景にして山頂目指して平坦なササ地帯を進みも草地に出ます。少し行くと、登山道で、すぐ先が山頂です。

山頂ではナルミズから来た3人連れ、この先下山しますが、白毛門沢を遡行して人たちが多かったです。