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歩行:6時間55分 メンバー:佐藤、太田、塚田
場所:北ア 記録 日:2004年5月22日
一応白馬鑓目指したが、天候も悪くどうせ上部は視界が無いだろう、ということで鑓温泉まで即決した。いつ来てもこの鑓温泉は最高なのだが、何故か露天が壊れていて湯が貯まらない。その辺に落ちている資材と石と草を利用して復旧工事をし、何とか満足できる状態となった。よかった。よかった。 猿倉6:47〜小日向のコル8:30〜白馬鑓温泉10:30/11:50〜小日向のコル12:38〜猿倉13:40 | |
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小日向のコルを目指して登る 猿倉にはまったく雪が無い。ザックに板をつけて歩き出す。林道も雪は無い。鑓温泉への登山道に行き、ちょうど平坦になる辺りから雪が覆うようになってきた。ここでシール登行開始。コルへは最初シールで行くが急になったのでツボ足に変更。しかし、汚れた雪なのである。 コルに着くと、白馬鑓の展望はなかった。だんだんガスが下り始めている。山頂は即決であきらめて、温泉ツアに変更した。 |
コルから湯の入沢へと滑り込む コルから湯の入沢へは一応雪がつながっていた。デゴボコの雪面なのでターンがやりにくい。溝なんかもあったりするので場所を選んでターンをする。 |
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鑓温泉を目指して登る 烏帽子岩の鋭峰を見ながら、鑓温泉への斜面を登る。我々の先行には男女2×2。彼らは鑓温泉を見学した後、鑓ヶ岳方面へ登っていった。我々は40代なので、頑張ったところで展望が無ければ温泉の方が良いと言う結論である。 |
鑓温泉露天の復旧工事 鑓温泉に到着したのだが、露天の水位がやたらと低い。寝転がっても一物が出てしまうぐらいである。原因は露天の南側の石組みが崩れてとうとうと流れ出していた。ウーン、とりあえず入ってビールで乾杯。・・・しかしちょっと湯がやっぱり少なすぎる、困った。と言うことで復旧工事開始。そこら辺の石とか草とかいろいろなものを使い復旧工事をした。その結果水位もかなり増えて、なんとか満足に入れる状態となった。 写真は復旧工事風景。露天内に落ちている小石などを使い、吸い込み口をふさいでいる。石組み崩壊現場にはトタンで壁を作った。 |
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工事完成後の風景(満足満足) 水位は10cm〜15cm程度増えた。本来なら、腰掛けている上の段まで湯があるはずなのであるが、これが限界。 それにしてもいつ壊れたのであろうか。どうも最近の事のようである。雪も露天際まで例年はあるのだが、今年は無い。草の青さが目立っている。 |
湯の入沢を滑る 今シーズン最後かもしれない滑り。鑓温泉から小日向コルへの登り返し地点まであっという間です。雪面もまぁまぁでまぁ楽しく滑れました。途中何組かが鑓温泉目指しておりました。どうも天気は怪しい感じ。雨に降られなければ良いですがね。 |
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小日向のコル 登り返しは150m程度だが、しんどい登りとなった。風呂の後は気合が入らないから。やっとコルに着くと、まだ鑓温泉目指しているパーティが。雪シーズン最後で人気のスポットの様である。ガスは流れどんどん下に来ている感じで天気もどんどん怪しい感じ。 |
コルからの猿倉向けて 結構こちら側は雪面が荒れている。ボコボコの雪面に手を焼きながら下部の平坦地に滑り込んだ。ここも行きは歩いたところであるが、何とかブッシュをかわしながら滑っていく。もう限界かなと感じて板をとり、歩きに変更。登山道は雪解け水で沢と化していた。 その後白馬のジャスコで買い物、いつもの場所で宴会をして帰った。 この頃には土砂降りの雨となっていた。鑓温泉でテント泊の人たちはさぞ気が沈んでいるだろうと思いつつ、テントーの中で酒を飲んでいた。 |
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コルからの猿倉向けて(追加写真) コルからの滑りはこんな感じで、ソロソロ急なのです。 |