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2002年12月21日の山ノ神オプションコース(1598ピーク経由)はこちら
歩行:7時間 メンバー:佐藤、太田
場所:北ア 記録 日:2004年1月10日
前回の山ノ神は、オプションコース(1598経由コース)をとってしまったのでやっぱり一度は正統派コースを行って見たい。しかし天候は雪、けっこう滑るだけで無く、深雪歩行がある。特に山ノ神までの尾根の僅かな登り返しが多く、深雪で結構体力を使った。その後も視界不良のため、標識頼りに行くが、標識探しにも時間を時間をとられた。しかし、急斜面の深雪パウダーは頭まで雪をかぶるすごものパウダーだった。 栂池スキー場9:20〜成蹊小屋10:10/25〜天狗原11:25〜2072ピーク13:00〜山ノ神(1990)13:53/14:05〜黒川沢右俣のコル15:45〜黒川沢堰堤と林道16:10〜白馬乗鞍スキー場16:20 | |
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1/5からの仕事は徹夜を含めて、終電の連ちゃんでかなりお疲れ気味であったが、山スキーに行くメールが入っていた。早速、行こうと言うことで、白馬大池駅に7時集合。この時点ではまで晴れていたのであるが、既に山はガスに覆われ始めていた。 9時20分ゴンドラ駅を出発、林道経由でなく、沢筋にシッカリとしたトレースがあったのでそれで成蹊小屋まで行くとする。このトレースは成蹊小屋でなく、冬季休業中のロープウェイ駅に上がっていた。こんなコースで成蹊小屋に行くのは始めてである。 まだ、雪はチラホラであった。 |
天狗原へはボーダーや山スキーヤーが先に上がって頂いたのでシッカリしたトレースが出来上がっているので助かった。前々日と前日の降雪が結構ある模様である。天狗原へ上がる頃には風雪も激しくなってきてしまった。視界もダンダン悪くなるばかりである。天狗原の祠にはボーダグループが先に到着。彼らは白馬乗鞍まで上がるのだろうか、、、。しばらく居たので風雪で体温が奪われてしまった。気を取り直して、山ノ神の尾根を目指して、とっ言っても何も見えない、緩やかな斜面を滑っていく。 少々迷いながらも、山ノ神コースの標識(オレンジ色)を見つけながら進んでいった。 |
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標識はオレンジ色なのであるが、古いものは岩あせてしまい、よく目立たない。視界が悪いので慎重に探しながら進むことになってしまう。尾根は右手に魅力的な親沢源頭の素晴らしい斜面を見ながら、風雪で雪山がうねうねと出来上がっており、それを越えながら進むのはしんどい。空も足元と白なので雪面の様子が良く解らないので゜、たまに雪山にはまったりしながらの進みである。いい加減疲れたので2072ピーク登り返し手前でシールをつけた。 |
2072ピークからは尾根右手に良い白い斜面がある。突っ込むんで二度ほどターンをしたら前転。板も外れてしまった。思いの他に深い雪なのだが、少しだけ重かった様である。そんなことをしながら山の神への尾根を行く。山ノ神までは少しの上り返しがあいかわらず続くが、シール無しで頑張る。その山の神は左手をトラパースして越えた。ここで一本休憩とする。後は原則下りだけのはずなのである。 標識はなおもしばらくは尾根上に続くが、やがて右の斜面に続いていく。そのまま右手斜面の標識を追いながら滑ると左手に進行が変わり、斜度をあまり下げずトラバースが始まる。 |
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雪が深いので、なかかなスピードが上がらず、歩行するところも結構必要な状態であった。周りはブナ林で天気さえ良ければ気持ち良さそうなところである。さて時間もソロソロ15時近くで急がねばならない。 |
さてさてお待ちかねの斜面がやっと続く様になってきた。ブナの木についている標識が2つ先程度まで見えるので、いちいち立ち止まらずサッ〜と滑れる。黒川沢左俣方面に入り込みそうな所を左手に標識を見出した。この辺りからは左手に赤倉山から稗田山に続く真っ白な大崩壊斜面が見え始める。すこぶる白い斜面で是非一度行きたいと思える白さであった。 その崩壊斜面のコース斜面も北寄りにある斜面では超深雪パウダーで素晴らしく良い。私は眼鏡なので何も見えなくなってしまうのが残念。 |
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降りきったコルが黒川沢右俣の源頭である。あとはここを行けばスキー場にでるはず。沢は狭い斜面が右・左と曲がりながら続いていく。、と、いきなりこんな所にに、と言う感じで巨大な堰堤を姿を見せる。その先にも2つ、全部で三つ見えている。(数年前の春先に大雨で大量の雪と土砂を押し流す事故があった記憶)) 最初の堰堤を少し左岸登り返しで越えた後、堰堤基部側に滑り、沢を渡り対岸の林道に入る。林道からスキー場まですぐである。 前回も今回も16時をまわってスキー場に着というちょっと時間がかかってしまった。雪が深くなだらかな部分が多いので、なかなか走らないことと、視界不良で複雑な地形をしているこの辺りでは標識探しに時間を費やしてしまうことが原因。春先の雪がしまった頃がこのコースは良い。 |