焼岳は、はや3回きいてる。うち一回は太田氏と一緒だったが天候は悪く2000m付近で撤退しているが、後の2回は最高の天気で、南峰・北峰登頂の申し分の無い山行ができている。焼岳は手軽に行けて、景色が最高だと思う。また下堀沢は今年の3月にも北峰登頂後に滑って下りているが、雪崩れの危険を注意して入山しさえすれば、こちらも最高の滑降コースである。今回は下堀沢を登って滑り下った。
旧中の湯露天風呂手前駐車場所8:30〜釜トンネル入口8:45〜下堀沢入口9:30〜下堀沢崩壊地上部2100m地点11:45〜下堀沢入口12:15〜釜トンネル入口12:59
下堀沢の第二堰堤を越える

下堀沢には3つ堰堤がある模様。一番下のは左岸から、この二番目のは一番高くて右岸から越えた。三番目は堰堤の中央をやはり右岸について雪を利用して越えた。この3つの堰堤を越すと両岸切り立った崩壊地となっている下堀沢の中央にいることになる。大量の降雪直後などは、雪崩れが厭な場所である。大規模な雪崩れがきたら左右どちらにも逃げる場所が無いのがここの難点である。今日は雪の調子も良いようである。しかし長居は禁物。
下堀沢の核心部のノド手前を登る

下堀沢は、大きく右に曲がる部分が一番狭く両岸切り立っている。ローソクみたいな岩峰も右岸にある。左岸の黒い岩峰が一番目立ている。このノド部分から上は斜度も増していく。シールでの直登は不可となってジグザグと登っていった。
上の写真では左岸にある黒い岩峰が左写真のピークである。この傾斜が増した斜面をひと登りすると、下堀沢の両岸の崩壊が緩まって、斜度も緩み、木々生えた斜面に取り囲まれた沢となる。これ以上先は、ガスの中で視界もなくなるので今日はここで撤退することにした。約2100m。
さぁお楽しみの滑降である。ここもパウダーでわくわくしてしまう。
さて、滑降開始!

あんまり視界が良いとは言えないが、斜面に飛び込んでいく。左右にパウダーを蹴散らかして行く。写真以上に雪面がどうなっているのか上も下も白で良く解らない。登りの自分たちのトレースで雪面の状態を確認してガンガンと滑り下りていった。
下堀沢の崩壊地終了地点を滑る

この上まて登って今回の最高地点。ご覧の通り、白黒写真状態でガスが徐々に下ってきていた。視界があるうちに下る。雪質は乗鞍も良かったがこちらも良いパウダーである。
ノド部分の下部を滑る

ローソク岩の基部が右上に見える。テレマークターンがバッチリと決まる。あぁ極上の喜びツアである。この後は斜度も緩むが、相変わらず雪面が良くわからず、いきなり読み違えて転んだりもしながら滑っていく。堰堤越えのため、最終堰堤を越したら右岸の斜面を滑り第二堰堤を越えて、この堰堤からの急斜面を二度ほどターンして沢底へ、あとは下堀沢入口まで一気。
梓川渡渉

そう言えば、行きも悩んだのがこの梓川の渡渉である。雪の量が足りず、まだ川が雪で埋まっていない。今回の核心はこの渡渉だった。本来釜トン出口付近の河原で右岸渡渉できるが、結構上部で渡渉をせざるを得なかった
湯煙で雲ってしまったが、塚原卜伝の洞窟風呂

釜トン売店の対岸。塚原卜伝の湯に入る。なんと1時30分から予約があると言う。30分の入浴であった。ここはワイルドの感じの温泉で良い。
この後乗鞍高原の定天幕場へ移動して紅白歌合戦を聞きながら寝てしまった。今年の山行と温泉はこれが最後であった。

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焼岳 下堀沢2100m付近 2003年12月31日の記録
2003年3月の快晴の焼岳北峰+下掘沢テレマークスキーツアーはこちら


歩行:4時間29分    メンバー:太田、塚田
場所:北ア       記 録 日:2003年12月31日