地蔵の頭と妙高、高妻山
コタツに入って地図と睨めっこしていたら良さそうな尾根を発見した。それが今回の滑降目的で行って見た、が沢が良げそうなのでその尾根の左手の沢をそのまま滑ってきました。五竜スキー場から小遠見山へ登る途中の1850m辺りから北方に分岐している尾根の左手の沢である。最初は急斜面であるが、ゆるゆるとした沢の滑降で結構上部はパウダーで良かったです。さて一部始終は以下の通り。
五竜スキー場リフト終点9:00〜小遠見山10:05〜中遠見山10:27/10:30〜小遠見山10:40/10:50〜1850m北方尾根分岐11:00〜1070m堰堤11:30〜平川本流12:15/12:30〜林道12:45〜白馬47スキー場13:40〜五竜スキー場駐車場14:00
上:地蔵の頭と高妻・乙妻山と妙高本山(手前が三田原山)
最初の尾根取り付きの登りからよく見える。天気が良くてなにより。

左:尾根からの浅間山
浅間山は噴煙を昇らせていた。安曇野は所々浮かぶ雲の下である。天気が良いとルンルン気分で気合も入ります。でも今日は午後から下り坂の予報です。
1850mの北方尾根分岐を上り越すと小遠見へ続く緩やかな尾根になる。風に吹かれて雪はカチンコチンになっていた。ここを行くと一段の登りがあって小遠見山と鹿島と五竜が見渡せる尾根になる。
小遠見山手前よりの鹿島槍ヶ岳

遠見尾根(中遠見山)を手前にしてなかなかの姿てす。小遠見山へのコースは鹿島と五竜の展望が素晴らしいので好きです。小遠見山への登りは緩やかなんですが、左手側には巨大な雪庇ができていて注意注意です。この時も左のストックをついた場所がちょうど雪庇の割れ目でしてバサッと雪の穴が開いてしまいました。雪庇の先端から8m程度離れていたんですがね。
小遠見山頂からの天狗岳と天狗の鼻、それに八ヶ岳、富士山、南ア南部の山々

小遠見山の本日最初の登頂者は私。
スカッとした天気では無いが、空気も澄んでいて遠方の山々が良く見渡せる。天狗岳と天狗の鼻は昨年行った所。この五竜スキー場と鹿島槍スキー場を結ぶコースは展望が素晴らしいし、この辺りはあまり人も入らなく静かで良いスキーツアでした。
中遠見山からの鹿島槍ヶ岳とそろそろ天気が崩れそうな怪しい雲

中遠見山へはシールを取らず小遠見山からいったん下り登り返す。直ぐ横の山なので近い。が小遠見山から先はトレースが無くシールでも30cm程度埋まるラッセルで疲れた。中遠見山からはカクネ里が良く見える。いつかはあり白い斜面を滑りたいもんである。中遠見山で所用を済ましていると小遠見山には何人もの人たちが来たようである。さて戻るとするか。
中遠見山からの小遠見山

中遠見山から左手(北方)の斜面も中々良さそうであるが、今日は止めとく。目的通りに先ずは小遠見山に戻って、そこでシールを取って滑降とする。
しかし小遠見山はゆるゆるした落ち着いた山である。山頂は広く、この時もコンロを出してノンビリしていた人もいた。
いい感じである。
で、いよいよ滑降開始、先ずは小遠見山直下の滑り(右が五竜岳)

小遠見山からのあまり雪庇に近づかないように滑る。落ちたらたまらない。風で削られた雪面は固く、ゴロゴロと音を立てて滑っていく。最初の顕著な下りで始めてパウダーとなる。でもこれもターン数度で、またゴロゴロと音がなるカチカチ雪面となる。この平坦な雪面を越えると下りが始まり、1850mの北方尾根分岐となる。分岐にはちょうど大勢の人たちがスキー場から登って来たところだった。またどうもこの尾根は滑る人がそれなりにいるらしい。昨日のものと思われる滑降痕がついていた。
その尾根を50mばかり下って左手の沢に入り込んだらこんな感じだった。(上部地点)

尾根は右手に雪庇ができているものの広いので程ほどに滑れる。雪質も柔らかくてGood。でも左手の沢は真っ白く見えており、尾根より面白そうなので途中から方針変更し入り込んでみた。最初はすこぶる急だがパウダーで面白い。林間を抜けると広い真っ白な斜面となった。私以外にも4人程度の1パーティが居た。みんな楽しそうなパウダーランをしていた。
ここで地図とよく見て、このまま沢を滑り込んで、まずそうだったら右手の尾根(当初の計画はこの尾根)に戻ることとして沢の滑降を開始。雄叫びもついつい出てしまう喜びの斜面であった。
中間部1

雪質はまだ良い。両岸の斜面も雪が落ちてくる心配はあまりなさそうである。まだ安心して滑り込んで行く。でも、ちょっと天気が曇ってきて雪の白さと空の白さで雪の表面が良くわからなく、たまに予期せぬ斜度だったりしてオットットとやりながら滑って行った。
中間部2

だんだん雪も重くなってきた。また所々に両岸の斜面から雪が落ちてきている跡がある。ちょっとヤバイかな、と思いつつ、このまま沢を行く決心をし一気に通り抜ける。(お蔭様で一日後、腿がパンパンに張ってしまった。)相変わらず気持ち良いスキーイングであることは変わらない。
こんな所でノンビリしているのはヤバイのでどんどん滑り降りていくのみ。
下部(平川本流出合手前の堰堤地点)
堰堤が見えた。平川本流との出合手前にかかる堰堤である。(後でわかったが本流まで堰堤は2つある。私の地図では1つ) 下部は沢も狭まり両岸の斜面から雪も少々落ちていた。流れもここで初めて出てきている。さて堰堤までは左岸だがここで右岸に渡らないと堰堤を越えられない。が、スノーブリッジは一箇所弱弱しいのがある。渡る決心はヤバイと判断し、左岸の急斜面を登り、小尾根を越えて平川本流にでることにした。ちょうどコルっぽく見えている部分を目指して行く。でもやっとたどり着いたその地点は崖となっていて向こう側には降りられない。
しかし良く観察すると左手に急だが滑り降りられそうな斜面があった。ラッキー。これで事なきを終えて平川本流部分ら出ました。(・・・しかし下から見たら崖は10m以上はあって雪も張り出していた。)
平川本流と大黒岳方面

平川左岸に林道があり、これまた弱弱しいスノーブリッジで渡る。やはり何人もこのコースは利用している様であるが、どうも皆最後まで沢沿いに滑り降りる人はいなそうである。私も予定した尾根に戻り本流手前の最後の堰堤を右岸から越えるのが良い思う。まぁバリエーションで良いか!
その後八方から押し出してくる雪でデブリになりつつある林道で47スキー場対岸まで行き、僅かな渡渉で47スキー場に戻り、リフトを乗り継いで五竜スキー場に戻って今回のツアの終了となった。良かった良かった。(足が疲れた。)

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遠見尾根〜平川 テレクマークスキーツアー


歩行:5時間分   メンバー:単独
場所:北ア      記 録 日:2003年1月26日