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天狗沢2830m 岳沢から天狗沢をつめ天狗のコルへ テレマークスキーツア  


■記録日:2011年5月4日 ■行動時間:6時間9分 ■場所:北ア
■メンバー:単独 ■装備:テレマークスキー(板/K2 Classic、靴/スカルパT4)  

さて本日がこの山行の最終日です。しかし夜半に小用で外に出たときは満天の星空だったが、起きてみると曇りです。なんか気が滅入ります。こんなんだったら昨日さっさと帰ってしまえば良かったなぁなんて思ってしまいました。が、予報では晴なのでまぁ出かけてみます。先ずは河童橋で右岸に横断し林道を行き岳沢登山道に入ります。さて、シールはどの辺から使えるか。で、岳沢本流の横断地点では雪がちんけに沢を埋めています。まぁ却下し、そのまま登山道で上げます。・・・結局シールは最後まで使わなかったのですが。
■コースタイム
小梨平天幕場5:41〜岳沢小屋付近7:40〜天狗沢2245m8:00/15〜滑降〜2120m地点で天気様子見8:25/9:00?〜天狗のコル10:54/11:12〜天狗沢滑降〜2560m地点11:20/34〜1900地点11:42/12:05〜小梨平天幕場12:50
天狗沢2400m付近より、天狗沢を埋めるデブリ

岳沢手前の雪原に出るとシールが使えますが雪が固いのでそのまま登ります。西穂高沢詰める人が多い、コブ沢・コブ尾根にも人が、奥明神沢にも人です。皆登っていますが何故か天狗沢を登っているのはおじさん一人。この方も2350m付近で撤退しました。天気は曇天、山の稜線付近はガスです。私も今日はNGと判断し2350mで撤退、2150mまで滑降しました。と、と、と、何だか雲の動きが激しくなり、天候回復の予感、待つこと15分!!。回復しました!!!。
となれば再度アイゼン着けて登行開始です。よっしゃあ〜、と言うことで俄然ファイト一発で天狗のコルを目指しました。しかし両岸よりの雪の落下に注意しなければなりません。こんなにデフリ出てますもんですから。
見上げる天狗ノ頭

しかし天狗のコルは遠いし、なかなか急で足が気持ちよく上がってくれません。さすがに3日目の疲れでしょうか。どうやら昨日のものと思えるツボ足跡を見つけてこれを利用して頑張って登りました。天狗ノ頭の直下地帯は落石と雪塊落下に注意するため登行路を選んで登りますが、真直下では逃げ場はありません。とにかく急いで通過に心がけますがやはり足の筋肉にはグリコゲンが蓄積している模様で重いです。
天狗のコルです、向こうは笠から薬師方面です

やっとコルに到着です。コルには本日朝までテントが張ってあった模様です。奥穂に行ったのか西穂なのか。コルはいつもの様に風が強いです。向こうには笠から薬師の山々が白いです。さらにこの時期に気になるのは斜面です。白出大滝方面の斜面もどうやら天狗沢と言うらしいですが、見える範囲でとても素晴らしい感じの白い斜面となっています。少し滑って戻っても良かったかなと思いつつ、北側で雪は固そうだし危ない感じなので思いとどまります。順当に岳沢の天狗沢を滑ります。ではでは準備完了で行きましょう!。
天狗のコルからの天狗沢全景(左のピークは明神岳)
天狗のコルからの天狗沢です。右手は天狗ノ頭の岩峰、左手は奥穂への稜線から落ちてくる雪の斜面に囲まれています。岩峰よりは落石のリスクがあるので左手の白い斜面側沿いに行きます。斜度はこちらの方がありますが、もうザラメになっていて問題は無しです。飛び込むと快適シュプールを描きながらの気持ちよい滑りが出来ます。写真では斜度もない良い感じの斜面に見えていますが、まぁまぁあります。
上部を振り返る

斜度も適当な30度強程度でしょうか。大きな斜面に飛び込む感じで実に気持ち良いです。なんと言っても岩峰に囲まれた感じが最高の雰囲気を作り出してくれます。上部の天狗沢から岳沢の大きな斜面に入ると景色も開けます。
岳沢と天狗沢出合付近で

ここから下はもは岳沢でしょう。奥明神沢は下降してくる人たちもちらほら。西穂高沢からも西穂山頂に詰めた方達が降りてきます。さて、フィナーレの岳沢の幅の広い緩やかな斜面に入り込みます。大きく高速ターンを描いたり、小さく小回りターンで滑ったりしてドンドン滑り降りていきました。
フィナーレにふさわしい青空
結局岳沢をドンドン滑って行き、雪が繋がらなくなった夏道が小沢となった岳沢を横断する地点100m程度上までなんとか滑って左岸に逃げて、再度この小沢の岳沢に戻って夏道に合流。
2011年のGW前半山行はこれにて終了です。