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天狗原山2197m浅海川源頭の滑降を満喫! テレマークスキーツアー


■記録日:2009年3月15日 ■歩行:8時間13分 ■メンバー:単独
■場所:信越国境 ■装備:板/ATOMIC TM22(170cm) ,靴/SCARPA T4 

このコースは記録を拝見させてから行きたかったうちの一つ。が、この地区は何となく不便そうで敬遠気味していましたが、そんな事ではアカン、と気合を入れなおしてツアにでかけました。なんと言ってもリフトを使えないのが、実は理由かも・・・。軟弱はイカンので気合いれました。天気も午後から快晴だし、前日の降雪でパウは期待できるし、と言うガッツのでる条件も揃いました。 が、実は暖かい雨の後の降雪なので注意しなければなりません。
◆小谷温泉6:10〜栃の木荘下の橋6:40〜1030m小尾根〜南西尾根1645m地点8:46〜天狗原山11:15/38〜浅海川滑走〜ローソク岩下の1650m地点12:07/15〜右岸のコル12:33/48〜1476Pのある尾根を滑降〜栃の木荘下の橋13:48〜小谷温泉14:23
南西尾根上部からの妙高本山

小谷温泉の山田旅館の下に駐車して出発です。道路は除雪してありますが通行止めです。5cm程度の新雪にシールを走らせてト栃の木亭へ、ここから右に折れて南西尾根取付き点までさらに林道を行きます。ラッキーなことにトレースがあります。南西尾根は1030m付近の小尾根から取付きました。もっと先の1050m付近のが楽かも・・・。細い尾根に苦労しながら行くと1200m付近で広い斜面となりホッとします。この先を少し行って小雪屁を乗り越せば南西尾根に上がります。ここで先行2名の方を追い越して以降はトップです。南西尾根は風のせいかカリカリと化しています。急で細い部分もむあったりして苦労して登って行きます。1650m付近からは何度も左手側に沢地形が出で結構複雑な地形でルート取りに考えます。1900mを越えてやっと東側の景色と対面です。岳樺が白く輝く向こうに妙高が見えていてしばし感動して見とれてしまいます。
南西尾根上部からの北アと大渚山

もうこの辺りは針葉樹主体の疎林で東と西は開けていて北アの展望はいつも見えていてなかなか素晴らしいです。北ア方面は大渚山の上に連なっていてとても綺麗です。課題の山の一つの堂津岳も良く見えています。さて、山頂はまだまだこの針葉樹の疎林帯の斜面の向こうです。意外と遠いのです。、、、で、登り切ると実はもう一つ先にピークはあります。全くもって本日は結果的に単独ラッセル山行となってしまったので疲れます。ところで、南西尾根は固い部分もありましたが踝程度のラッセル状態でした。腿が攣ります。ヒーッ!
天狗原山頂の記念写真

やっと天狗原山頂です。山頂は細長く、そこそこ北に行った部分が最も標高が高いです。山頂は平過ぎて、良い記念写真を取れませんから少し北寄りに下っ田地点で記念写真撮っておきました。ここからは焼山と火打の山並が目前です。やっぱ焼山の南面は良げな斜面で、今シーズン狙いたいです。が、下部の真川付近が難しいかも、、、。ここからはもちろん雨飾山や北アの展望もバッチグーです。
さて、ここで一応ピットを掘って雪のチェックです。個人的な観察では約30cm程度したに弱層有り。が。明瞭な程でも無いのでOKとしました。急斜面では注意かも。
浅海川源頭からの雨飾山の展望

ではイザイザ参ります。先ずは山頂から浅海川入口に滑り込んでいきます。快適なパウダーランで、10回程度ターンすれば到着です。ここからの雨飾山は針葉樹の森と浅海川源頭の斜面のマッチメークでとても神々しい風景です。雨飾山と前面の2025m峰が真っ白けに輝いています。とても雰囲気の良い所です。さてさて、ではでは、いよいよ浅海川のV字谷に滑り込んで行きます。パウで最高っす。谷底の滑降ですが、斜度は緩く快適に右左にくねくねした滑走です。
浅海川上部の景色

しばらく行くと(標高1900m付近でしょうか)針葉樹の森から明るく開けた谷底滑降となります。左右からとても綺麗な斜面が合わさって来ます。こんな所をノンビリ滑れるのはえらく感動物のコースです。さらに行きコースをいきなり左手に折れると2025m峰下で南南西に真っ直ぐコースが見渡せる所に到着です。ここは2025m峰斜面には亀裂多数、左右は完全なV字で、どちらの斜面が崩れてもおかしくない危険地帯です。ここは一気に抜けます。ホッとして再度くるねくねしたコースを行き、左手に岩峰が見えます。この付近は頻繁に左に右に連続的に曲がり続けます。岩峰を見て左手側に曲がると谷は一気に広がりのある地形となります。ここが1650mの登り返し地点で、岩峰はローソク岩って言うらしいです。
ブナ林の尾根を滑って橋へ

1650m付近は天幕にも最高のノドカな感じです。さて、ここから右手の尾根に見えているコルまで約100mの登り返しです。ここが朝の段階で、弱層が明白にあると雪崩れたらいやだなぁと思っていた地点ですが、雪質は安定しておりアッサリとシールで登れました。コルからは天狗原山が良く見えます。さて、あとはこの尾根を忠実に滑り降りれば良いだけです。途中素晴らしいブナ林もありなかなか楽しませてくれます。1250m付近より尾根も狭まります。地図より地形は複雑です。最後は杉の植林帯より中海川と浅海川の出合に降り立ちました。この最後が雪が付いていなくてスキーを脱いで苦労しました。ここが核心部でした。橋は浅海川に古びた橋がありこれで左岸に移動して、林道の橋に出ます。あとは小谷温泉に戻るだけです。