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容雅山(1499m)

 妙高山群には魅力的なツアーコースがたくさんあり多くのツアー者を迎えるが、この容雅山周辺の山々はその対象となっていない。火打山を代表とする表妙高が標高もアプローチ良さも上回っているからであろう。しかし、上越道中郷インターの開通と、妙高北方の大量の雪は、静かなツアーを求める人には打って付けである。雪に覆われた季節でしか近づけない山々である。その中でも容雅山は形の良さと大量の雪を纏った白一面の斜面を持つ、裏妙高を代表する秀峰である。

容賀山北斜面の大パラダイス妙高方面日曹の第一発電所手前の除雪終了点よりシールを付け出発する。右手に先年にオープンしたアライスキー場が見える。ゆるやかな登り傾斜の林道をひたすら第三発電所に急ぐ。第三発電所への下り地点より目的地の容雅山が見渡せ、ルートの確認が出来る。第三発電所は澄川と濁俣川の合流点にあり、澄川左岸で上流に向かう。この季節すでに川は所々割れている。悪水川の合流点手前で両岸すっぱりと切れて崖となり行く手を阻まれたが右岸の斜面を登り720mの台地に出る。ここより北桑沢の合流点へ滑り込む(雪が少ないとこの場所までも来ることがでない。最善の策は発電所より送水管沿いに登り北桑沢との合流部に滑り込む事)。この合流点は伸びやかな場所で気持ち良い。
右手の北桑沢を行く。緩やかで明るい沢である。登るに従い、沢は開けて来て傾斜も徐々にきつくなって行く。左に大きく曲がると容雅山の北斜面全貌が見渡せる。このまま登っても良いが少し緩やかな左手の北東尾根ブナ林を進む(右手の台地を目指して北尾根よりアプローチも良し)。容雅山の東ピークまで苦しい登りが続く。東ピークより山頂へは最後の小さな登り。小さな雪比の上が頂上である。360°のパノラマが楽しめる。特に妙高方面の深い谷と大きな山々、複雑な地形を観察し次回のコースを練る。また、不動山のピラミダルな形に見入る。烏帽子岳と阿弥陀岳も見渡せ何年前のツアーの記憶も戻ってくる。アライスキー場のある大毛無山の南面、東面の真っ白な斜面が魅力的である。どちらを見ても最奥の山と言うことであり、雑誌などでお目にかかれない風景である。容賀山を見る
 さいよいよ滑降である。北桑沢の入り口を目指して大一枚バーンの北斜面を好きにコース取りが出来る。私は、山頂より東ピークに一ターンし、北斜面入口で二度目のターン、そしていよいよ本日のメーンイベントの北斜面に入る。
雪の状態もまずまずでテレマークターンが決まり、あっという間に標高を下げる。徐々に傾斜も緩やかになるとともに雪質は重くなってゆき、二度ほど転倒する。北桑沢の入り口で北斜面に残したターン跡を見る。ここで容雅山ともお別れとなり、後は来た道を戻る。
澄川との合流点で大休止。澄川左岸沿いに行ってみる事にしたが、やっぱり来た時に行き止まった同じ場所で先に進めず、いろいろ考えた末、右岸の急斜面を登り小尾根を越え、来た時に登った斜面に出た。ただし尾根は雪の為かなりやせており、危険を感じた(澄川と北桑沢の合流部より720mもの台地を目指す事が最善)。第三発電所で喉を潤し、最後の登りにかかる。逆光となった容雅山と挨拶し、林道を快適にスキーを滑らせる。僅かで駐車した除雪終了点に着く。
◆コースタイム(10時間10分程度、休憩を含まず)
除雪終了点(第一発電所手前)==1時間40分==第三発電所==1時間10分==北桑沢出合==30分==北桑沢850m地点==2時間30分==北東尾根1380m地点==50分==容雅山頂==30分==北桑沢出合==1時間40分==第三発電所==20分==除雪終了点
◆参考情報
・ 25000図…関山、湯川内
・メンバー…単独

以上