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弥陀ヶ原、立山川、タンボ平、御山谷

96年4月26日〜5月1日 立山/弥陀ヶ原、立山川、タンボ平、御山谷雷鳥沢テント設営
 久しぶりに山岳部の各支部が偶然集まる計画となった。立山黒部フリー切符でこの区間何度でも乗り降りできるのでいろいろ遊ぼう、という内容。
4月26日 入山
 快晴。富山経由で入山する。富山から立山に入るのは初めてである。室堂に向かうバスの車窓よりは一面の雪景色で山遊びの気持ちがそそられる。室堂到着は午後近くに。雷鳥沢天幕場へ重い荷物を背負って滑り込むと、すでに東芝山岳部の面々がそろっていた。テントも既にかなり張ってあり、みな風よけのブロックを積んでいる。今日は雷鳥沢を適当に楽しみ、後は酒で宴会のみ。
4月27日 弥陀ヶ原
 快晴。今日は弥陀ヶ原。寝坊をして起き出し、遅めの朝食の後、先ずは室堂に向かう。浄土山への尾根を2600m程度まで登り、滑降。雪もザラメで気持ちよく下っていくことができる。室堂へは戻らず途中より弥陀ヶ原へと進む。国見岳、天狗山を左手に仰ぎ見ながらの斜滑降が延々と続く。いやになるくらいだ。天狗平に入り込まずさらに斜滑降を続け、天狗山の西へ続く稜線の2284m地点まで進む。ここで休憩の後、やっと普通のターンができる滑降でバス停(どこか忘れた。)を目指す。他のスキーヤーも同じ様でシュプール跡があちこちに広がっている。雪は暖かい太陽の光を受け、重い。それでも快適に約300m程度の滑降を楽しんだ。バスに乗り、室堂に戻へ。雷鳥沢へは午後早々に帰り着き、温泉に入ったり、ビールを、とっやったりして過ごす。
立山川に向かう4月28日 立山川
 本山行のメインとして位置づけている立山川へと向かう日である。立山川は室堂乗越から馬場島まで標高差1600m 距離約9kmの長大なダウンヒルが楽しめるコースである。立山川に滑り込んだ
 快晴。朝はゆっくりとし9時頃出発する。のんびりしたのは、室堂乗越から立山川源頭は急斜面かつ朝のうちは北向きで陽があたらないので、雪が緩むのを待っていたからである。室堂乗越には9時30分頃に到着。まだ固そうなバーンなのでしばらく休憩としているとちょうど雪毛から夏毛に変わりつつある雷鳥が現れた。剣岳を背に歩いていた。そろそろ緩んだろう、と決心し勇躍して急斜面に飛び込む。固めだが、ジャンプターンで快適に滑り落ちていく。250m程下るといっきに斜度は緩み、広大な谷の源頭になる。振り返ると扇を広げた様に谷の上に雪山が閉ざしている感じである。しばし、感動する。
 標高1400mの東大谷出合まで快適そのものの滑りでビュンビュン行く。ちょうど転がっていた丸太に腰を下ろして大休止とする。剣岳の絶壁を垣間見ながらの休憩である。スナクボ岩屋付近は右岸を行くこととガイドには載っていたが、谷は雪で覆い尽くされて気にかける必要は無かった。きっと雪が多いのであろう。985m地点の堰堤も気づかないぐらいに雪に埋まっていた。林道が左岸に入っているがそのまま谷を滑っていく。林道が右岸になる橋の手前で谷から林道に入り、さらに滑れる。結局、馬場島まで滑れた。
 11時00分頃、馬場島の山小屋でビールとタクシー手配にと入るが、ビールは最高であったが、なんと車は雪崩危険の為、この先5km程度の所までで入れないとの事。今日は温度もどんどん上がり5月とは思えない陽気の中、汗ダラダラでテレマークブーツで辛い歩きをする。最高に疲れる。
 タクシーに乗り立山駅に行き、ケーブルカーとバスで室堂に戻り、雷鳥荘の風呂に入った後、雷鳥沢の天幕場に戻った。タンボ平入り口で迷うが何とか
4月29日 タンボ平
 ここ数日の天気と一変して冴えない天気。それでも折角だからと言うことで、タンボ平を目指す。一ノ越へは雷鳥沢を出て直ぐの尾根に取り付き、そのまま直進して行く。(ほぼ夏道と同じ)
 一ノ越からは御山谷に上部だけを滑り、滑り過ぎないことを注意して左斜面をトラバース気味に滑り、2500mの東一ノ越を目指す。途中より岩がゴロゴロ露質した夏道に入る、はずであったが付近にそのような感じの道は無い。まぁいいか、と言うことでそのままおかしいなぁと思いながら東一ノ越を目指して行く。やっとタンボ平が見渡せる尾根にたどり着くが東一ノ越は何度も夏に来ているがコルのはずであるが、ただ単に尾根に着いてしまっている。良く下をするとずいぶんと下方に人がいるではないか…。どうもコルの上部150m付近にいるようだ。早めにトラバースしすぎた様だ。見下げる斜面はやけに急に見えるが、地図で確認してもやはり急そうである。コルまで下るのはもったいないのでこの急斜面に飛び出す。と、やはり転倒、それもなかなか止まらない。雪はザラメであるが急すぎて止まらない。やっと停止し体制を整えて再度ターンをしていく。100mも下ると斜度も緩み、ホットとする。
 タンボ平はどでかい。立山よりのデブリをいくつか越えて、ロープウェイの方に向かって滑っていく。ロープウェイの乗客に笑われないように転倒せずに滑らなくてはならない所だ。(タンボ沢に入らない事。)黒部平駅からさらに黒部湖に向けて滑る。コースはロッジくろよんに通じる尾根沿いの林間滑降である。最後まで尾根沿いだと黒部ダムが遠くなるので標高1650m辺りで左よりにコースを変えて谷状地形の中を滑っていく。ものの数分でダムに通じる道に出る。
 例の切符で室堂に戻り雷鳥沢のテントでゆっくりする。天気は何とかもった。
4月30日 御前谷の予定であったが天候悪く停滞
5月1日 御山谷で下山
 二度目の御山谷である。御山谷は他でも紹介しているのでそちらで。この時は下部では水が出ていた。またいつも難儀するのは谷から夏道への取り付きである。だいたい誰かのトレースで行けば良いのだが…。