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至仏岳、平が岳

尾瀬ヶ原と燧199 年5月 日( )
プロフィール
ゴールデンウィーク頃の尾瀬はまだ真っ白な雪原のままであり、至仏岳と燧ヶ岳の優美な姿を眺めることができる。至仏岳の東面の斜面はどこまで広がっており、魅力的な滑降を約束してくれる。また、平が岳へは緩やかな稜線の道を進み、スキーツアーにもってこいのコースである。もちろんこの季節だけに許されたコースである。どちらの山からも普段目にすることが少ない奥利根の山々が見渡せ、思い出に残る山行になること間違いなしである。
1日目 至仏岳
 先ずは、尾瀬ヶ原の山ノ鼻を目指す。鳩待峠までバスがあると思っていたが、鳩待口から徒歩になってしまった。延々車道を歩き、峠まで約3時間を費やした。この季節の鳩待峠は、小屋が開いている。峠より夏道沿いに滑って行く。途中小沢に橋が掛かっている。山ノ鼻は、ゴールデンウィーク前半ならばテントが一杯である。平ヶ岳遠望
 テントを張り一休みしたら至仏岳を目指そう。山ノ鼻より湿原を少し行くと山頂より伸びてくる広い尾根の斜面に取り付ける。最初は針葉樹の中を進むが、直に木立の無い大斜面に出る。先を行く人たちが小さく見えている。直登し一汗すれば山頂着く。山頂からは明日行く平が岳や谷川、奥利根の山々がダイナミックに迫って見える。特に平が岳への稜線は観察しておく事を薦める。至仏岳から望む平が岳、奥利根の主峰であり、最奥の山である
 さて、いよいよ滑降である。山頂付近は露岩もあり、また硬いバーンであるので注意してターンを刻んで行く。最初は北東に進み次第に東よりに変え、登ってきた広い尾根で山ノ鼻を目指して一直線に滑り込んでいく。山頂よりムジナ沢を滑っても良い。雪の少ない時はムジナ沢の方が良さそうである。針葉樹帯に入ると雪質も重くなり、ターンが決まらず苦労するが、山ノ鼻まではほんの少しである。
 山ノ鼻でビールで乾杯した後、のんびりしても良いが、時間さえあれば尾瀬ヶ原の散策も良い。翌日は朝早く出発するので早めに就寝する。
2日目 平が岳
平が岳へは長い往復のコースとなる。早立ちをしよう。山ノ鼻より北進し猫又川が二俣になる所より大白沢山よりの尾根に取り付く。最初は急であるが時期に緩やかになる。尾根は広く迷いやすいので要注意である。平ガ岳
 登り詰める景鶴山へ延びる稜線に出で、左に道を進む。大白沢山は岩峰であり、山頂には至らず北面の傾斜の緩やかな所でトラバースして超える。このトラバース地点より平が岳が延々に続く稜線の向こうにお皿を伏せたような形で大きな姿を見せてくれ、感動する。
 緩やかな起伏の稜線でたびたびシールを剥がしたり付けたりして白沢山を越すと平が岳への最後の登りの大斜面に出る。シールを効かせて登った先は平らな山頂である。標識がなければどこが山頂か迷ってしまう。広い山頂を一周して山々の展望を楽しもう。  
 奥利根の山々はまだ真っ白で、特に越後駒、中岳、兎岳、丹後山、巻機山が手に取るように近くにあり、展望が素晴らしい。
 帰路はここでシールを剥がすが、付けたり剥がしたりの繰り返しになる。今日最高の大斜面は白沢山までの斜面である。標高差が150m程度であり、物足らない。一気に滑り降り、そのままいくつかのコブをトラバースしてシールで大白沢山の登りにかかる。中岳と越後駒
 ここを越せば後は山ノ鼻まで下りのみとなるので頑張ろう。大白沢山よりの滑降は外田代に入り込まないように右へ右へとコース取りして行く。ブナ林の中を滑降していくと、いきなり尾瀬ヶ原の末端の平坦地に到着する。  
 猫又川の冷たい水が乾いた喉に最高の刺激を与えてくれる。休憩したら山ノ鼻までスキーを走らせれば良い。
 我々の場合、この日のうちにテントを撤収し、鳩待峠の小屋で一風呂浴びて布団で快適な夜を過ごした。翌日は津奈木沢を中の原橋まで滑降し帰路に着いた。
コースタイム
1日目(7時間30分程度、休憩を含まず)
戸倉鳩待口==3時間==鳩待峠==1時間==山ノ鼻==2時間30分==至仏岳山頂==1時間==山ノ鼻
2日目(11時間、休憩を含まず)
山ノ鼻==30分==猫又川二俣==2時間30分==大白沢山==1時間==白沢山==1時間==平が岳==1時間==白沢山==1時間==大白沢山==1時間30分==猫又川二俣==30分==山ノ鼻==2時間==鳩待峠
参考情報
・恋ノ岐川をつめて平が岳へ の記事
・25000図…至仏岳、尾瀬ヶ原
・メンバー…太田、塚田
・ 他コース…富士見峠、景鶴山、日崎山の周遊コース、至仏岳より湯の小屋温泉、等多数