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御嶽山

2001年4月27日 御嶽山テレマークツア 単独 日帰り
 木曽のなぁ中乗りさん 木曽の御嶽山はなんじゃらほい の御嶽山に行くことにした。あまりテレマークの山としての認識は無かったが百名山でもあるし、夏場のシーズンには白装束の念仏さんたちと一緒なのもちよっと厭なので、誰もいそうにもないこの時期に行くことにした。
 スタートはおんたけスキー場からである。今シーズン最後の営業の様で既にスキー場下部はリフトが動いていない。天気は予報と反して生憎の小雨混じりの天気である。それでも天気予報を信用して9時過ぎにゴンドラで上がって見ることにした。最悪天気がわるければあきらめる覚悟である。
 ゴンドラリフトで一気に2256mの三笠山頂の直下に上がるわけだが、何と途中から雲が切れ、青空が覗いているではないか。終点駅ではほぼ快晴で、ラッキー。しかもいきなり2256mとは実に楽である。シールを付けて意気揚々と三笠山頂を越えて田の原にでるコースを行く。しかしこれが失敗である。かなり濃い樹林帯となってなかなか前進ができない。やっと田の原へ飛び出す。田の原へはスキー場のコースで入り込むのが一番のようだ。
 田の原からの御嶽山は実に雄大である。左右に大きく広がった山体は威厳に満ちた感じである。信仰の山であることが理解できそう。ここで写真を撮ればよかった、事が後悔となるとは知らず、もう断然やる気になって先に進む。田の原からは御嶽山に向かって平坦で真っ直ぐな切り通しの道が延びており、それを進む。しばらく先の右手の小屋を通り過ぎると鳥居となって切り通しの道は終わる。ここから広い尾根筋の登りとなる。最初の内は木々はうるさくないのだが、やがてかなりうるさくなって右に左にジグザグと進む。御嶽山を真っ直ぐに見て左手と右手の沢状地形には入らず、そのまま直進すれば良い。直に樹林帯は終わり、御嶽山の広大な木々の生えない裾野にでる。よく見ると右手に風で雪が付かない尾根伝いに夏道が付いているのが分かる。
 さて、ここから王滝山頂まで700m強の登りが続くことになる。左手にトラバース気味に大きな雪の斜面に入り込む。ここは夏道の左の沢。王滝山頂まで雪が途切れることなく続いているので、こちらを登ることにする。始めのうちは直登が可能であるが直に傾斜を増していき、ジグザクと登っていく。八合目を過ぎたあたりで右手より岩が露出した部分が山頂より伸びているので、一つ左手の雪のついた沢に入る。九合目の標識が右手に見え、もう一登りで小屋のある王滝山頂である。が、この辺りでいきなりガスが出てきて、後はほとんど視界の無い世界に突入してしまった。残念。
 やっと着いた王滝山頂なのだが、全くの展望なので先を急ぐことにする。雪の状態はザラメ雪が再度凍り付いた雪で、あまり宜しく無い雪である。この先に3067mの剣が峰があるのだが全く見えない。雪も良くないし展望も良くないので、王滝山頂の岩陰にスキーをデポして剣が峰まで往復することにする。少し下った分岐で、岡本太郎の作風の変なオブジェがある。くるくると点を差している剣なのだろうか?実に変な造形物である。
 剣が峰はいくつかの小屋がある。山頂は御嶽山の神社である。銅像の神様が凍り付いている。しばらく山頂で休憩していると僅かであるが、ガスが流れて御嶽の広大な山頂部分が見渡せた。でかい山である。・・・銅像はと天候の悪い中ではかなり不気味に見える。早々に引き返すこととする。
 王滝山頂でスキーを履き、小屋の前から滑りだそうとするが、下が全く見えないのでしばらく待つことにする。ガスが流れて瞬間に滑り出し、また視界がなくなったら止まる、ということの繰り返しで、少しづつ高度を下げて行く。やっと2500mも過ぎた辺りで、ガスの世界の下に出たようで田の原を目がけて一気に滑り終えた。ここが本日のメインイベントであって天候が悪かったが、広大な斜面を思いのまま滑る事ができた。やっぱり来て良かった。
 降り立った田の原でビールで一人乾杯し、昼飯を取る。少し天気は良くなってきているようだが、振り返ると王滝山頂はガスの中である。本日はこんな天気なのだろう。後はスキー場に滑り込むだけ。