ホーム[2002年の山行2001年の山行][2000年以前の山行][テレマーク][源流釣][温泉山行][花の山行][低山巡り][地域別][百名山
テレマークの分類→【北アルプス信越国境上信国境上越国境尾瀬周辺北信五岳周辺八ヶ岳周辺東海北陸・中央/南アルプス東北

十石山(2524m)・焼岳(2455m)

2000年3月18日 十石山山頂より避難小屋
新島々のセブンイレブンで予定通り、太田氏と待ち合せし7時で白骨温泉に到着。朝食を取り早速出発した。天気は上々。少し先の林道のコーナより急斜面に入って行く。1500mのコルへは谷側には入らず右手の山を直登し最後にコルへ入って行くのが良い様だ。
コルで一休みをしたら北西に一直線で十石山に伸びる尾根を登る。1800mまで一番苦しい所だ。キックターンで高度をどんどん上げて1800mの平坦地にでると霞沢岳が展望できる。ここでも休憩。先を進むと白樺や針葉樹の大木の森にでる。ほんとうに大木だけで構成されている森である。ここを過ぎると僅かに下りとなり、最初は細い尾根に取り付くことになる。
少し濃い樹林帯をジグザグに登って行くと徐々に傾斜もおちて広い尾根になる。雪質が固い
2200mにもなれば気持ちの良い疎林の中をゆったり進むという感じである。目指す十石山は左右に長い山頂となって前方を覆う形で見えている。山頂へはどこを登っても良いが左の屋根筋にコースどりした。
2400mを過ぎた当たりから氷化した雪面となり、雪を選んで山頂を目指す。どこが山頂か良く分からない広い場所であるが、乗鞍岳と十石山西面の断崖に目を奪われる。穂高や焼岳の展望も良い。強風の中の山頂であった。小屋に冬期口から入り込みしばしの休息をした。
滑降は氷化した直下はあきらめて2400mから開始。雪が重いが疎林の中をぐんぐん飛ばして行く。すぐに少し濃い樹林帯となるが場所を選びターンをして行く。尾根筋に忠実に滑った方が良さそうである。ここまでが良かった。後はどんどん雪はも悪くなる。
1800mの平坦地から南斜面をトラバース気味に1500mのコルを向うコースを取ったが、急斜面の上、雪質も悪く、思うに任せず標高をあまり下げすに今朝登った斜面に出た。時間も既に3時を廻っており、また東斜面でもあり、モナカ雪状態となっていて始末に悪い。
やっと1500mのコルに到着。ここからは南に方向を変えた斜面であり雪も解けてみおり、モナカよりは良い状態。途中より林道滑降になり、白骨温泉到着。乗鞍の村営施設で入浴し、この日は沢渡のスーパ林道ゲート前で天幕。(7:00〜16:00)

2000年3月19日 焼岳(天気不良の為、93年の山行記録を下に記す)
7時30分に釜トンネル入口より入山。トンネルは回収工事していた。途中路面は凍っていたがなんなく通過。それより真っ暗で途中でライトを出す羽目になった。
出口で梓川の河原に入り右岸沿いに下堀沢を目指す。沢の東尾根を忠実に登る。トレースが有り助かるが、今日もシールの調子が悪い、というよりは毛も抜けてしまったいるので効きが悪い。200mほどで傾斜が落ちていく。途中下堀沢沿いの断崖に出て休憩していると沢を詰めて先を行く10人程のパーティがいた。
2000m辺りでは平坦地状態になる。ここから方向を西に変える。天候もどんどん悪くなっており、太田さんと相談して山頂はあきらめ下堀沢の源頭に行くこととするが、雪が降り始めて急激に天候も悪くなるので、この辺であきらめることにした。雪質も悪く少しでも陽の当たらない斜面を滑ることにする。2200m辺りから滑降。
ドダンバタンと結構転びながら滑って行く。斜面が急になるに従い太陽が当たらない斜面が増えてくるので重い雪ながらターンしながらどんどん高度を下げる。下部ではスキーで雪を落とすとロールパン状に斜面を転がって行く程の重い雪。釜トンネルまで一気に滑っていった。今回も2回連続で天候に恵まれない焼岳となった。写真は数年前の天気に恵まれた時の物。(7:00〜13:00)
(釜トンでは滑って、滑落!!しそうになった。)去年できたという沢渡の木漏れ日の湯に入り対岸に屋根付きテント場を見つけて泊。
◆参考情報
・ 25000図…乗鞍岳、梓湖、上高地、焼岳
・メンバー…東芝山岳部 太田、塚田

以上

93年3月14日 焼岳テレマークツア 単独 日帰り  9時間10分下掘沢カールの源頭
 上高地から見上げる焼岳は、岩のゴツゴツした煙を上げている火山で、いったいどこを滑れるんだろうと思う山である。しかし東と南斜面は等高線も緩く、絶好のコースが広がっている。焼岳山頂よりの穂高
 坂巻温泉の車止めで駐車し、スキーを持って歩き始める。いくつかのトンネルを抜けると中の湯の露天風呂跡に出る。何年か前から露天はなくなってしまっている。温泉の出る梓川でイワナを釣っている人がいた。釜トンネルは道路が凍りついていて危なかっしい。真っ暗なトンネルなのでヘッドライトが必要だ。トンネルの出口先でシールを付けて梓川の河原に降りる。右岸沿いに下掘沢の出合まで行く。ここから登りとなる。下堀沢を詰めても良いが、右岸の尾根を登る。最初の200mは急斜面である。1700mを過ぎると緩やかになり、2000mでは一段と緩やかなになる。シールの調子が悪く以降ツボ足となる。2000mからの焼岳は下堀沢カールが広がり、大パノラマである。穂高も上高地越しに美しい。下堀沢を詰めず、2318mの肩を目指し登って行く。台地は立ち枯れの木々が広がり幽玄な感じがする。乗鞍岳が左右に大きく広がって雄大である。ここからはアイゼンを付けて露岩の上を登り山頂に達する。焼岳はここ南峰が正真正銘の山頂である。
 火口壁が切り立って落込んでいる。噴煙越しに穂高岳が際立ってそびえている。笠ヶ岳や霞沢岳も美しい。槍はちょこんと見えている。
 さて、いよいよ滑降。南斜面を2318mの台地に向うがアイスバーンで転倒。流される。慎重に滑り台地に着く。ここからが本日のメイン滑降となる。2000mの平坦地まで標高差は300mだが木一本無い無垢の斜面に滑り込んで行く。気持ち良い。ターンも快適。降り立った所で景色を楽しみながらいつものビールと昼食。
 その後は、来たトレースを大きく外さずにどんどん下る。斜度も適当で疎林の中の滑降で楽しい。梓川河原までの200mの急斜面はこちこちに固くなったバーンでてこずるが無事河原に降り立つ。釜トンネルまで河原を飛ばして行く。
さすが坂巻温泉までの歩きは少々疲れた。