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針ノ木岳(2821m)・針ノ木雪渓

雪渓中間部このコースの魅力は、針ノ木岳よりの北アルプスの眺望と頂上直下から一気に急斜面を滑降する楽しさである。また、アプローチも容易で十分日帰りが可能である。初心者を連れたツアーコースとしても利用できる。
針ノ木雪渓は日本3大雪渓の一つであり戦国の昔、越中城主 佐々成政の針ノ木越えの道でもある。戦国のいにしえを思いながらら標高差1300mを豪快に滑ろう。
黒部観光の長野県側玄関口の扇沢がスタート地点である。雪の多い年はすぐ左手を流れる篭川が雪に埋まっておりシールを付けて沢の中をいくが、今年は左岸に付けられている登山道を行き堰堤工事用車道沿いに沢に入るる。小雪の今年は不安になるぐらい雪が現れない。
大沢小屋の見える堰堤でシールを付ける。雪が少ないと堰堤は右岸より越すことになる。大沢小屋横の堰堤を越せば針ノ木雪渓となり、思い思いコース取りで登れる。針ノ木谷方面
2100m程で右手よりマヤクボ沢が合流し初めて針ノ木峠までが見渡せる。この辺りは傾斜もゆるく休憩地として最適である。針ノ木峠は近くに見えるが急登であり十分休んで行こう。針ノ木岳へは針ノ木峠経由とマヤクボ沢を山頂へ直登するどちらかであるが、今日は峠経由で行く。(雪崩の危険があるときは峠経由が望ましい。)
やっと着いた針ノ木峠より黒部源流の山々が大きく見える。小屋は例年であれば雪の下であるが今年は屋根が全部見える。1〜2m程少ない様だ。雪の無い夏道を一登りすると雪に埋まったマヤクボ沢越しに針ノ木山頂が見渡せる。今日の滑降のコースを良く観察する。
マヤクボ沢をトラバース気味に登り稜線に出る。雪が悪いとトラバースも慎重に。稜線より山頂直下の雪壁(大げさだが、すこぶる急斜面)を越しての標高2821mの針ノ木岳を到達する。
360°のパノラマのはずであるがあいにくの視界となり、眼下の黒部湖がわずかの間見えた。展望を楽しんだら次のお楽しみに行こう。凄腕のスキーヤーであればここからいきなり滑られる。が、私は2780m地点よりマヤクボ沢に入る事とする。
先ずは2550m程の平坦地を目指して滑降する。急斜面だが高速ターンでひとっ飛びで着。折角だから休憩を取る。丁度昼寝に都合の良い平らな石も用意されている。次は針ノ木雪渓までのステージ。スバリ岳方面よりの張り出した岩尾根手前の沢に入る。斜度は急であるがターンが面白いように決まり、針ノ木雪渓合流までこちらもひとっ飛び。 
さて、最終ステージの針ノ木雪渓滑降。斜度は緩くなるがデブリや雪面も悪いので要注意である。デブリは途中何個所かある。右岸沿いの方が良い状況である。気持ち良く滑って行くと大沢小屋が現れ終わりの近い事を教えてくれる。下りは1550mの堰堤下までスキーを使えた。後はスキーをしまい騒々しい扇沢ターミナルまで少しの歩きとなる。
◆コースタイム(6時間10分程度、休憩を含む)
扇沢ターミナル==25分==大沢小屋手前堰堤==1時間40分==マヤクボ沢出合==1時間10分==針ノ木峠==1時間20分==針ノ木岳==20分==2780m滑降開始地点==20分==マヤクボ沢出合==30分==1550m堰堤雪終り地点==25分==扇沢ターミナル
◆参考情報
・ 25000図…黒部湖
・ メンバー…単独
・ 他コース…針ノ木峠往復/短時間コースなので初心者同行の時に良いと思う。
     …扇沢往復/雪の多い年に向いている。
・その他 …帰路途中の大町温泉郷に公衆浴場がある。

以上