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白馬鑓ヶ岳、鑓温泉

双子岩のコルにて休憩2001年5月5日 前日は妙高の天狗原を滑った。今日は北アに。 東芝山岳部 太田、佐藤、塚田
昨日は、天狗原山から滑降。今日は予定では、杓子沢である。が、前夜の酒がたたり、早起きができなかった。予定を変更して温泉付きの白馬鑓ヶ岳にした。
5日 猿倉〜白馬鑓ヶ岳稜線手前を往復、温泉は最高。
二俣の豪華キャンプサイト(?)から猿倉に着くと、もう駐車スペースが無い状態であった。さすがGWである。コからの鑓と杓子岳
猿倉からシールを付けて登れる。天気も上々で、日焼け止め対策も万全にした。林道を直ぐに離れて、尾根に取り付く。夏道と同じである。1500m付近の平らな場所には、テントが10張り以上張ってあった。ちょうど見上げると、杓子尾根に取り付いている人達が見える。この時期杓子尾根を登る人は多い。
双子岩へは、急な斜面が続く。陽も高くなっているので暑い。徐々に高度を上げていくと、小蓮華岳方面が見えてきて美しい。金山谷の観察も今後の為にしておく。やっとたどり着いた双子岩のコルにもテントが6、7張ってある。ここから眺める、白馬鑓と杓子は実に格好が整っていてよろしい感じである。
双子岩のコルが1824m、白馬鑓へは一旦200m程、湯の入沢源頭に滑り込むことになる。シールは外して快適に滑っていく。
滑り着いた湯の入沢は、この時期は広大な雪渓である。ここから温泉まで400mの登りである。湯の煙が見えているもののなかなか近づかない。そろそろ暑さの為、バテバテ状態となるが、あの温泉を目指して頑張る。温泉は誰もいなかったが、ここまで来たのだからと、白馬鑓を目指して行くことにする。どう考えても不要な、ピッケルとアイゼンは、ここにデポした。鑓の斜面上部の滑り
鑓温泉の先で雪の道は、右に大きく曲がる。斜度も急になっていく。一番苦しい所である。直登はあきらめてジグザグと斜面を切って登っていく。右手には、既に雪から顔を出したハイマツ帯がずっと上の方まで続いている。このハイマツが終わるところまでを目標にして行き、次は、上の平っぽく見えている部分までとジワジワと登っていった。天気は少し悪くなっているようで太陽の周りに輪が出来ている。明日は雨だろうか。
2550m付近まで登ると、もう稜線は間近に見えている。鑓も右手に頂上が不明だが、大きく見えている。ちょうど一人滑り降りてくるのが見えた。時間も遅いので、鑓の山頂はあきらめるが、もう少し稜線に近づいて行く。2650m付近まで達して、時間的にここで引き返す事にする。鑓温泉入浴
さて、温泉まで600mの標高差である。太田氏、佐藤氏の写真を撮った後に、滑り出す。雪は表面だけが薄く氷っているようで、ターンをするたびにザラザラと斜面を滑っていく。時期に雪質は、超重い雪となって、今度はターンをするたびに、ジワッと流れ出す。斜面を切るだけでも流れだしてしまい少々危ない感じ。しかし、温泉までの快適な滑降には変わらなかった。温泉は、小屋部分は撤去されており、露天風呂だけがちょうど良い湯加減で我々を迎えてくれた。既に先客が一人入っている。風呂脇でブーツと服を脱いで、入湯。気持ちよい。底に少したまっているヘドロをかき混ぜることなく入れば、お湯もきれいである。
あまり余裕が無いので15分程度入って、帰路に就くことにする。汗がなくなった体の上に汗がしみているシャツを着るのは、厭だったがやむを得ず。今度は400mの滑降である。北向きの斜面のせいか雪質もザラメで良くて成果、実に素晴らしい大滑降を楽しめた。一気に滑り終えてしまった。
後は双子岩のコルまでの200m登り。シールを出すのも面倒なので、ツボ足で登り切った。ここから先、急な斜面をひと下りして、テント場の中を通り過ぎて、猿倉まで20分弱。猿倉小屋は、下山してきた大勢の人達で賑わっていた。
帰路、前回食べる事ができなかった新行の蕎麦を頂く。ギリギリの夕刻6時に入ったらOKだった。世界一いや日本一だったか、その様に書いてあったが、ランク付けが解らない私の舌には、ただ美味いだけであった。まぁ満足。