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清水岳柳又谷源頭の周回 2750m程度 テレマークスキーツアー


■記録日:2008年6月17日 ■歩行:10時間42分 ■メンバー:単独
■場所:北ア ■装備:板/ATOMIC TM22(170cm) ,靴/SCARPA T4 

梅雨の中休みが土日より続いている火曜日の17日、快晴の予報である。予定はあったが左右に動かしたり、人にお願いしたりして休日にした。今シーズン最後かもしれないのでこのチャンスが欲しかった。てな訳で、行ってきました清水岳。この山は白馬の西方にあってなかなか行けない山だった。柳又谷へ気持ちの良いスロープが広がっているのは知っていたので狙っていたのです。さらに柳又谷源頭の周回も前からいつかはやってみようと思っていたので今回決行したわけ。
*ここでは稜線からの柳又谷を左俣と表現し、旭岳南面を抜けた所ところから始まるのを柳又谷の右俣(レンゲ谷の東谷)として記録しています。
◆猿倉5:40〜白馬尻(シール開始)6:24〜葱平(トイレ小屋付近)8:33〜稜線(2750m)9:25/38〜清水岳との最低コル10:28〜清水岳11:30/12:00〜レンゲ谷の西ノ谷を滑降〜柳又谷右俣(レンゲ谷 東谷)2190m地点12:13/22〜柳又谷左俣(本谷?)2140m地点12:45/55〜柳又谷源頭2380m台地13:40/50〜稜線2750m地点14:52/15:08〜白馬尻15:40/46〜猿倉16:22
清水岳はずっと向こうに、遠い!!

いや〜天気が良い。今日は長丁場だから頑張らないと。で、大雪渓には平日にも関わらず先行者がやはりいる。途中で追い抜いてトップで葱平への急斜面をキックステップしながら上がる。さらに小雪渓へ、小屋の人達が雪道作りのためにスコップをもって雪渓を下っていった。やっと出た稜線で初めて休憩。疲れました。
ここからは旭岳南面のトラバースです。シールで行きますが雪が腐っていてズルっと滑りつつ南面を越えて、やっと清水岳と対面できました。まだまだ遠いなぁ。それにしてもここからの柳又谷右俣(レンゲ谷の東谷)の斜面も良いのです。これは2年前の同じ日に行きました。
清水岳との最低コルから旭岳西面とシュプール

さてここからは登ったり下ったりの縦走路にそってほほ行きます。シールはつけたままです。旭岳南面を越えると緩斜面をひと滑り、ひと登りすると最低コルまで比較的長い斜面、傾斜もまぁまぁありシールでは滑りにくいが、まぁなんとか滑ります。ここから旭岳の西面が結構高くそびえて見えています。とにかくこの清水岳への稜線からはどこからでも北面の大斜面に滑り込めます。超ワイドなデカイ斜面地帯です。
柳又谷の右俣(レンゲ谷 西ノ谷)の源頭

さて、最低コルから先のピークは北面側をきわどくトラバースします。結構急なのでズルっと滑って5m程度落ちてしまった。そのまま源頭まで落ちたら事なので慎重にトラバースします。で、傾斜も緩やかになったのでよ〜く観察します。さすが源頭はは素晴らしいのですが、観察先は柳又谷の周回ができるかどうか、雪が確実に繋がっているかどうかを見極めます。いくつかコースがあり、右俣を本谷まで滑ってそのまま左俣を登り返す案。でもこれは登り返しが多くてパス。・・・と、2100〜2200付近の斜面で右俣と左俣が確実に雪で繋がっていることが確認、よ〜し、このコースで行こう。
・・・後ほどの清水岳山頂からの滑降は、左手より来てこの斜面を滑り込んだ。
清水岳山頂よりの白馬鑓

が、第一目的地の清水岳はまだ遠かった。山頂へは雪が切れて登山道を歩いたりして細かい登り返しがまただまだ多い。やっと山頂かと思うと、さらに先にピークがあったりとなかなか疲れる山です。で、ほんとうに山頂へ。清水岳山頂は平でどこがに山頂なのかよ〜く解りませんが、まぁこの辺りで。
ここで剣や白馬鑓方面みながらランチタイムです。いやぁ、しかし疲れたなぁ、もう11:30。とりあえず初清水岳です。
柳又周回の重要地点である右俣源頭斜面から左俣の到着地点

清水岳山頂で大休止した後は、滑りのメインイベントです。右俣源頭のデカイ斜面に滑り込みます。とにかく全部どこでも滑ればよいか感じですが、少し東に戻りつつ大斜面に入り込みました。斜度も可もなく不可もなくで快適です。雪面も荒れていません。ガンガンと飛ばして行き、旭岳南面過ぎからの谷筋となっている右俣(レンゲ谷の東谷)にあっという間に到着してしまいました。2190m地点。この先もドンドン滑って問題ありませんが、果たして柳又谷出合はどうなっているか解らないのでここまでとします。ここから旭岳の北西尾根を少々登り返し、シールを着けます。
で、尾根を越えてトラバース気味に雪の繋がる斜面を滑って2140m付近で柳又谷左俣(こちらが本谷なんでしょう)に到着。清水岳が尾根の上に見えていました。柳又谷の下部も雪で埋まっており、おそらく右俣(レンゲ谷)出合まで大丈夫だと思えました。体力と時間的に余裕があれば出合経由でのコース取りの方が達成感ありそう。
柳又谷の左俣源頭に戻ってきた(一般的に柳又谷源頭)

2140m地点付近は水流が出ている所が幾つかありますが、まだ安全です。右岸をシール登行して2380mで源頭の台地に出ました。ここからはいつもの柳又谷の景色で、旭岳が鋭い感じで見えてした。
さて、ここからが長かった。あの見えている鞍部まで標高差300m強だが、歩きがつらかった・・・。やっと到達し、稜線へ、もう水も切れてしまっているので村営小屋横の水流でノドを潤して元気をつけて最後の大雪渓の滑降にのぞみました。もう時間も遅いので大雪渓には人は誰もいません、一応貸切です。てな訳で雪面の少々固い大雪渓を快適に飛ばして終了。帰路シラネアオイが綺麗だった。今シーズン最終かどうかはまだ解らない。