この白鳥山も長年の課題であった山だ。日本海に向けてのダウンヒルなんて格好よいので何としてもと思っていたものの2年連続で3月になると靭帯損傷でツアを達成できずにいたのです。やっぱ良い山でした。また白鳥山の素晴らしさはもちろんだが、この栂海新道地域の山々の白さっといったらすごい。また次はどこにしようかと思ってしまうが、どれもアプローチが厳しそうである。先ずは山頂からドーンと見えていた初雪山が次の目標となった。
朝5時少し前に自宅発で、上路の林道終点に向かう。糸魚川のブンブンで用と食事を済ませて到着は7時30分となった。
上路集落除雪終了手前7:54〜400m林道から尾根へ8:23〜950m主稜手前9:47〜主稜1000m地点10:15/45〜白鳥山11:05/30〜北西尾根370m地点12:15/30〜上路集落山姥堂近くの車道12:30
北北西尾根を行くトレース

標高は低いがさすがに雪は豊富な上路であった。前日のと思えるトレースがあり、これを利用させてもらい杉林の中の細い流路沿いにスタートする。天気は快晴である。トレースは北西尾根と思える地点で上から滑んでくるシュプールと出会うが、気にせずトレースを忠実に追っていく。と、このまま坂田峠まで車道で行くのか、と思えるほど車道にトレースが伸びている。ちょっと心配になりだした頃やっと右手の尾根に入ってくれた。尾根はパウダー、この分だと下りは楽しそうとルンルン気分で高度を上げていった。雲ひとつ無い青空、太陽は燦燦で、思わず0120-33-0843(朝日がサンサンおはようさん)と口ずさんでしまった(宣伝効果は怖い)。
オゥー日本海が見えるよ〜

標高900mを越すと疎林となり気持ちの良い、白さが際立つ尾根となり、斜度も緩む。さっきから見えていた日本海が一段と綺麗だ。特に糸魚川方面は、白い雪原の向こうにこれまた白い黒姫山の肩が一気に落ち込み海岸線がクッキリとしていて見ごたえがある。日本海には漁船が出ている様であった。やはりこの山の素晴らしさの一つは日本海の景色であろう。
主稜は白鳥山の展望が抜群

どうも登ってきた尾根は北北西尾根の様である。左手より緩やかな起伏を伴い栂海新道の通る北ア主稜線が合流してくる。と先ほどから見えていた白鳥山の形も三角錐の様に整い、右に大きく斜面をもった優美な姿となった。ここからは形の良い山だ。思わず記念写真を撮ってしまった。山頂近くは時折雪煙が舞っている。先ほどから風が横殴りに強くなった。
白鳥山山頂付近はどこも超素晴らしい斜面

髄分とこの主稜線であちこち、素晴らしい、良いじゃないのコレ、と言いながら時間を使った。白鳥山も良い感じに写真に納めました。樹氷となった木々の向こうに白鳥山、と言うのがベストだろうが、作日来の好天で黒々とした木を背景して一枚撮っておいた。
この主稜からひと登りで非難小屋のある山頂だ。
初雪山と栂海新道の主稜

稜線は大きく雪屁が東よりに張り出しているので要注意である。ここからの展望は白鳥山もさることながら犬ヶ岳から朝日岳にいたる栂海新道沿いの山、また海谷の山々、妙高などの山々の展望が得られてスンバラシイの一言。また遠く剣岳も顔を出している。そして何と言ってもその右の初雪山が一番真っ白。あの斜面を滑りたい症候群となってしまった。
初雪山と剣岳(左奥)

その初雪山をズームアップしてみた。1500m程度の山なのだが、素晴らしい白い斜面をもっている。さぞかしの白い斜面をかっ飛ばしたら楽しいことだろう。初雪山は上路集落に入らず、境川をそのまま上流に繋がる林道をつめて北尾根をつめていけば山頂に立てるが、この時期は長い林道歩きとなるので雪が閉まった3〜4月が狙い目みたいである。
山頂より登って来た主稜線を振り返ると向こうは日本海

山頂へやっと着いた。振り返ると栂海新道のある主稜の向こうの日本海は藍色である。こちには真っ白でとても対照的。長年行きたいと思っていた白鳥山もやっと究めて満足満足。この山、途中の糸魚川よりも黒姫山の奥に山頂付近が見えていた。もっと早くこの山の存在を糸魚川より認めていたら真っ先に来たくなる白い山なんですよね。
白鳥山頂の避難小屋

山頂の非難小屋は立派な小屋である。避雷針にエビの尻尾がいっぱいついている。2F建ての小屋で入り口は1Fか・・・。あまり小屋そのものは観察しなかった。山頂の東側は巨大な雪屁となっているのであまり近づかず、360°のパノラマを楽しんだ。風は相変わらず強く、時折すごい雪煙を伴って吹いており、シールをしまうのに苦労する。さて存分に展望を楽しんだらお楽しみの滑降と行きますか。
山頂よりの滑り出し(向こうは避難小屋)

下りは北西尾根のルートをとる。山頂から緩やかな広い尾根を西にルートを取り、斜度が落ち込むあたりから北西尾根に入り込んだ。前日のシュプールが風に吹かれて消え気味だが、この方たちも北西尾根を滑り降りて行っていてるようである。
北西尾根に残したシュプールと白鳥山

北西尾根沿いに滑ってきた。途中から北斜面に入りたくなるのだが、雪屁もあるしルート取りも良く解らんので北西尾根一本に滑り込んで見た。風で多少固めの雪面で期待していたパウダーでは無かったがまぁ納得の滑り。が、高度を下げ、樹林帯に突入すると、これまた重い湿雪となってしまい難儀をしてしまった。
最後は山姥神社?みたいなところに出で車道へ、車を止めた場所より少し下に出てしまったので少し車道を登って終了です。
帰路はタラ汁頂きました。

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白鳥山1287m テレマークスキーツア


歩行:4時間36分    メンバー:単独
場所:北ア(栂海)   記録日:2005年3月7日