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五竜岳シラタケ沢(西遠見山)2268m テレマークスキーツアー 


■記録日:2010年4月18日 ■6時間46分 ■場所:北ア
■メンバー:単独 ■装備:板:ATOMIC TM22(170cm),靴:スカルパT4  

このシラタケ沢はカクネ里と合わせて一泊のツアで狙っていたところですが、いろいろあって日帰りでシラタケ沢だけとなってしまいました。コースは事前情報があまり取れないので最悪はシラタケ沢を登り返してと戻るということも覚悟してでかけました。予定では西遠見山からシラタケ沢に滑り込んで、適当なところから遠見尾根に登り返すっつうもの。途中のカクネ里は見学をするプラン。
◆コースタイム
五竜ゴンドラ終点8:40〜中遠見山〜大遠見山10:30〜西遠見山11:15/20〜シラタケ沢(写真撮りつつ)〜カクネ里出合12:02〜1355ポイント12:12/20〜沢を遠見尾根へ、途中滝あり(1480m)12:48〜中遠見山14:26〜五竜スキー駐車場15:26
西遠見山手前の平坦地では天幕がチラホラ

ゴンドラでいつもの様にあがります。遠見尾根方面には昨日のトレースが出来ていました。先行するのは2人の登山者。一ノ背髪付近で追い越します。小遠見を巻いて中遠見山へ、ここで登山者に追い越されましたがこの方は中遠見山までみたい。昨日の強風でナイフリッジっぽくなっている所も少しあり。大遠見を越して西遠見へ、山頂手前の平坦地には天幕がニ張りあり撤収していた。さて西遠見山から先はもう白いだけの世界で強風でハードバーンになっていた。ここでシールを取り進行方向にシラタケ沢に滑りこんだ。
西遠見山からそのままシラタケ沢に滑りこむ

西遠見山からは風がさらに強くなってハードバーン。ここでシールを取ってシラタケ沢なんですが、エッジが立つか少し心配でしたが心配しすぎでした。特にな〜んも問題なくシラタケ沢底へ快適に滑ります。しかし沢底の雪がダメです。モナカっぽいパック雪で中はパウダー状態。なんだかものすごく滑りにくい雪に悪戦苦闘です。しかしここから見上げる五竜岳はなかなかです。
シラタケ沢より五竜岳を見上げる

その五竜岳です。ギザギザですね。いろいろとこの付近も課題のルンゼがある所ですからしばし注意深く観察しておきます。今年中にはここのルンゼ滑ってみたいと思っています。
シラタケ沢の最初の滑降を振り返って

五竜岳の岩壁とのギザギザと打って変わってこちらは真っ白けの緩斜面です。向こうの丸いのは白岳です。悪戦苦闘の雪質ですがなんとかターンを決めてここまで滑り降りてきました。だんだん滑りやすい雪質に徐々に変わって行きますので、結構楽しく滑れました。そうなると雄叫び連発の楽しいテレマークスキーになってしまうんです。
シラタケ沢の中間部にて

中間部に入るとザラメでしてもうこっちのもんです。ルンルン気分にもってこいの景色ですね。そんな素晴らしい景色が連続します。五竜の断崖の下に広がる白い雪原っつう感じの良い斜面が連続していきます。・・・実に良すぎる!!
カクネ里出合

で、白い大きな斜面をうねうね滑っていくとシラタケ沢出合となります。ここまで滝マークも地図ではあるのですが、そんな滝地形はどこにもありませんでした。全部雪の下なんでしょう。シラタケ沢から見るカクネ里は実に平坦な感じに見えます。鹿島槍もそんなに高度感がある様には見えません。大きな谷ということなんですね。さて、このカクネ里は次回にとって置き、先にスキーを滑らせます。この先はゴルジェ地形です。左岸より入る谷にはイキナリ滝が出ていたりします。ゴル中はデブリも落ちてきていてあんまりノンピ゛リできる感じはありません。
1355ポイントより中遠見山に登り返す

左右に屈曲するゴル中を地図上の1355Pに到着です。ここは右に大きく曲がる部分に左岸より沢が出合っている地点です。この左岸より出合う沢を詰めて中遠見付近に登り返すのです。出合う沢は土砂デブリが少々あり乗り越えて行きますと、・・・なんと予想もしていない滝が出ています。様子を観察して右岸に雪が繋がっているのでそれで高巻きます。、、、で成功しなんとか滝上にでました。後は沢地形を忠実に行き、分岐は左に進路をとると広い斜面となりさらに登ると、中遠見山を西に下った朝に私自身がつけたトレースでぶつかりました。
帰路。遠見尾根と五竜を振り返る

ここからはトレース沿いに戻れば良いだけですが、雪質は悪く、小遠見山からの下りでは結構悪戦苦闘です。モナカなんですね。
そんなかんなで最後に苦労して五竜スキー場です。さて、帰りましょう。

今シーズンはこの付近のコース開拓もいくつかしました。今後の課題はカクネ里、漢字で書く白岳沢、それに五竜のA沢とB沢かな。