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杓子沢2740m 本当は清水谷を滑ってから、、、だったが。 テレマークスキーツアー 


■記録日:2014年5月4日 ■6時間45分 ■場所:北ア
■メンバー:単独 ■装備:板:K2 CLASSIC(170cm),靴:スカルパT4

GW最終の山は天気と大阪への戻りもあるので今日が最終日です。結局このGWは前半が仕事でつぶれ後半も天気のため2回の山行となってしまった。はたして5月と6月にどれだけの山スキーが楽しめるか、、、。多い年は36回も山スキーに出かけたが今年は一桁かも。寂しい!!!、悲しい!!!。

◆猿倉5:35〜杓子沢入口11:23/40〜杓子沢滑降とトラバース〜双子尾根の2208mピークコル12:28/44〜長走沢滑降〜猿倉13:2

杓子岳のコルからの白馬岳と小蓮華岳
朝の大雪渓は非常に雪面が固かった。白馬で0℃だったし。そんなに訳でアイゼンを持ってこなかったので少々心配ではあったが、まぁとにかく大雪渓を登ってみます。中間部地点に来れば、陽射しも温度も上がりキックステップが効くし所々はザラメになっている。葱平へは出ず、杓子のコル目掛けて途中から斜上して登ります。と、杓子のコルの雪面は風に吹かれてさらに固いがまぁ心地よくキックステップが入ります。
と、ヘリが何度も何度も飛んできています。後で知りましたが葱平付近で遭難があったのですね。取材だったのか搬送だったのか不明。
やっのことで2740mの杓子とのコルに出ます。剣岳や毛勝三山が綺麗ですが、雲も広がり青空は無くなり、風も強くて寒いです。で、ここからが難儀でした。杓子西面のトラバースは風でカチカチです。なんとか昨日のトラバースの足跡を拾って行きますが、途中でこの足跡は消えてしまいます。引返したみたい、この先はアイゼンの爪跡しかない、、、と言うことでスキーに切り替えてエッジを効かせてトラバースしました。やっぱアイゼンはお守り代わり思ってザックに入れてくるべきだった。

杓子沢入口

11年ぶりの杓子沢です。前回の写真を見るとあきらかに前回は雪が多い感じです。前回は3月に左内側靭帯を切ってからの復帰第二戦目がこの杓子沢だった。懐かしい記憶です、リハビリも頑張ったし。さらに翌年は右足内側靭帯も切るわで、この都合2年間は厄年だった。
と、シミジミと味わってから滑り込みます。こちらは東面につき雪は緩んでいます。

杓子沢の中間部の全景
部を快適に滑り終え、いよいよカールの手前、ちとデブリもあるが気になることはありません。双子山が向こうに見える中カールが広がり始めます。このまま先まで降りて登り返すのもアリですが、今日の私は疲れてますので素直にトラバースで長走沢を目指しました。が、これが間違いだったかも、、、。
杓子沢の上部を振り返る

意外にも急に見えるアングルとなってしまったが、そんなに急ではありません。隣の岩が急らしさを演出しているのかもしれませんが。デブリを避けて左岸の岩下を滑りました。
杓子カール上部のトラバースにて(杓子山頂ルンゼ下)

この通りの状態で、極めて悪い縦溝状態が延々と続きます。私は横断できそうにも無い縦溝2回は板を外しました。雪壁登りで越えます。こんな縦溝はいままで経験したことがありません。
暖かい日が続いた時に出来たと推測しますが、こんな状態とは思っていませんでした。
長走沢上部に残したシュプール

ここは楽楽パック的で楽しい滑りができました。中間部はデブリがありましたが、なんとかなります。

その後、猿倉へは雪で繋がっていますので楽勝です。帰路の車道ではカタクリの花が満開でした。