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杓子岳 北東ルンゼ2750m テレマークスキーツアー


■記録日:2009年5月10日 ■歩行:6時間35分 ■メンバー:単独
■場所:北ア ■装備:テレマークスキー(板:TM22、靴:SCARPA T4)  

もう何年も前から気になっていたのが、この杓子岳直下の双子尾根上部から大雪渓に一直線で連なる斜面。斜面と言ってもルンゼっぽい感じがするし地図で確認しても確かに岩に囲まれているみたい。好天の約束される本日、気になるコースに狙いを定めて行って見た。上部から見るこのコースはなかなか滑り応えのある感じに見える。大雪渓を登る人たちが米粒に見えていた。
◆猿倉5:01〜長走沢出合5:30〜2350m双子尾根7:14〜2750m双子尾根9:38/10:00〜北東ルンゼ滑降〜2150m大雪渓10:24/45〜猿倉11:36
北東ルンゼ全貌(金山沢の2300m台地付近から)

4/30の金山沢山行での写真から見る北東ルンゼです。気持ちの良いスカっとした直線で大雪渓に落ち込んでいます。アレを滑りたいのです。そんな気持ちが好天の約束される日にどうしても滑りたくなったわけ。
で、早起きして5時猿倉発。もう暑い気温。先行する方達もチラホラ。長走沢に入る斜面には先行2名がいましたが、どうやら目的地は別の様で、一人もくもくと長走沢をつめて2250m付近で稜線に上がりました。さて、少し行くと岩場となり、ここが結果的に本日一番緊張した核心部だった模様です。逆層の岩場をテレ靴で登るのはシンドかった。
ルンゼの入口から見る景色

さてその岩場を越せば、尾根上の雪稜尾根を行くと2600m付近で右手より尾根と合流して、初めて大雪渓が見える場所になる。ここから見る限りかなり急な感じ。さて、私はもう少し先の双子尾根最上部から連なるルンゼっぽい斜面まで行く。と、ありました。もう少し先まで登れるが、まぁ疲れたしこの辺で良いか、と言うことでエントリポイントに移動して休憩と準備です。・・・
さて、滑りますか。その前に写真を何枚か撮っておきます。で滑り出すと、ハイマツの少しだけ露質している部分があって気にせず突っ込むと制動がかかり前に突っ込み転倒しかけた。幸い転げ落ちずに済んだ。気を取り直していよいよ滑降です。雪質は快適とは言えない物の、まぁ許せる感じ。もうこうなったら雄叫び発しながら滑るしかありません。〜〜〜なんとも快適な滑り!!
ルンゼ上部にて記念撮影

100m程度滑って停止し、折角だから記念写真撮影大会としました。上に向かって1枚、下に向かって1枚(左の写真)を撮ります。スタイルは青ヘルです。・・・落石が気になる場所だと思ったのでこのヘル武装ですが、上部は岩の散乱も無く白い良い斜面です。斜度ですが、自分が想像していたほども無い感じです。とは言えソコソコ急だと思います。
さて、この先は岩の散乱が激しくなります。縦溝も深く何本も入ってきます。うまく避けながら滑るしかありません。
滑って来たコースを振り返る(中央やや左手よりの谷筋)

上から米粒に見えていた人たちも大分に人らしい形に見えてきました。下部も岩の散乱は相変わらずでしたが、斜度は緩み始めます。結局落石らしい落石は無かったです。そんな訳でさらに頑張るともうひと滑りで大雪渓です。とにかく本日は大雪渓を歩く方達が多いのでスラフは落とさないように小回りターンを駆使して降りましたので疲れました。大雪渓に入り込むととにかくホッとしました。・・・あとはお気軽に猿倉までの消化です。
いやいやとにかく課題のコースをまた一つ滑れて良かったです。