昨年は親沢源頭 緩斜面コース(本谷源頭から入る)をやったが、今回は急斜面コースで親沢源頭を行く。本谷に入れば昨年と同様でヒヨのコルからの沢出合で1598m峰(若栗ノ頭?)に登り返して白馬乗鞍スキー場に滑り込むルートである。
白馬もかなり降雪があったかなぁ、と思い待ち合わせ場所に到着するが新雪らしい新雪はそんにーなには無い。どうやら2日前に降った様みたい。まぁ今回は東面と北面の斜面を滑るのでパウダーであろう期待する。下山口の白馬乗鞍スキー場に車1台をデボし栂池スキー場から入る。

◆栂池スキー場ゴンドラ終点8:40〜沢コース〜成城小屋9:50〜天狗原11:05〜天狗原西の2160mピーク11:19/40〜東面急斜面の滑降〜ヒヨのコルからの沢出合12:34/13:10〜1598m峰14:25/45〜北東斜面滑降〜林道15:20〜白馬乗鞍スキー場15:30
待ち合わせの場所からはお月さんが綺麗です。今日は快晴間違えなしです。

オゥー鹿島の北面が朝陽に染まってくれています。今日はエエド。

で、栂池スキー場ゴンドラ終点よりラッセルしながら沢コース進みます。林道コースの方が楽だったかもしれないのですが、沢コースを久しぶりなので何だかやらないといけない、と思ったわけです。途中、沢が割れていました。小雪ですね。成城大小屋手前で林道コースで来た人のトレースがあり助かりました。小屋から尾根に上がると白馬岳がウツクシカです。
天狗原への登りです

先行者のトレース追えば良いので助かります。感謝です。新雪は20cm程度は有った様で吹き溜まりでは40cm程度はありそうです。しかし今日は気温がドンドン上昇する予報です。下部は重たい雪ととならなければ良いがね・・・。
途中、大きな岳樺から北アの山並みが綺麗に見えるアングル発見しました。こんな天気の良い日は写真もソコソコ良い写真が取れるんですよね。遠望する北アの沢筋は真っ白け、小雪と言えども沢筋には貯まるんです。今年も北アのルンゼと沢筋滑降もせなあかん。いろいろと観察しておきました。
天狗原に出ました。が、祠には行かず滑降入り口となる2160mピーク方向に右手に進路を変えて進みます。我々以外は皆さん白馬乗鞍の様です。

さて、やっとエントリ口に着きました。途中ハイマツの落とし穴に落ちました。半径2m程度の穴になりました。そのエントリ口ですがここは雪屁に亀裂が入っていて危険そうです。パス。一つ南よりのエントリ口からにしました。どちらも上部はかなり急なのです。まぁ入り口で45°程度でしょうか。所によりさらに急な部分もあり、という感じです。スリリングですが、雪崩れるか雪質ではなさそうです。一応注意はしないといけませんが。
では、準備をして滑降開始です。写真班の私はドベで滑ります。
左上:エントリ直下
なんだか急斜面には見えませんがソコソコ急です。

右上:エントリから最初の急斜面をこなし、その下斜面を滑るの写真。

左下:ともに中間部の滑りです。パウダーが舞いますね。

右下:沢底をシュートで一直線に滑ります。気持ちヨカ滑りが楽しみますが、一気に滑るとメインはもう終わりです。
上部を少し下った滑降の写真

太田さんと佐藤さんは左手にトラバースしながら木が生えている斜面でターン。雪崩れるかも知れないのでアンカーとなる木が生えている場所の選択です。私はダイレクトにそのまま真下に滑り込みます。そこそこ急ですので、雪崩れたらヨロシク救出という事にしてエントリしました。二度目と三度目のターン場所の斜度が一番急で厳しいっす。自分のターンで落とした雪が斜面を勢い良く落ちていくのが視界に入ります、、、で、何とかクリア。・・・するものの、4度目、雪質の変化もあっておっとっととでこけました。この雪質は雪崩れませんのでよかったよかった。

斜度が一段落ちるとあとは快適滑降モードとなりました。遠く火打山が見えています。
2160mピークより落ちてくる上部滑降コース全景(1900m程度より)

エントリは中央部です。そのまま真下に滑り込みました。しかしこの斜面はかなり快適な斜面で満足です。あまりにも快適なのでドンドンと滑り込んでしまって勿体無いくらい一気に標高を下げてしまいました。振り返ると滑り込んだシュプールが綺麗に斜面についていて感激しちゃいます。
昨年の親沢源頭はマジに本谷源頭が滑ってしまいましたが、こちらの方がかなり満足度上のコースであることは間違えないです。
お勧め。
上部急斜面を終えて普通斜面を滑っていくと一気に谷は狭まり、急斜面出現。(左の写真) ここは滝でもあるのでしょうか、かなり狭く急です。雪付きも少なくカリカリやりながら斜面を横滑りでこなします。

その後は台地上の滑降。高妻・乙妻山に向かって滑ります・雪質はまだ良いです。

で、1650m付近で本谷合流です。ここから先は雪も重くなります。沢も開いていたりして注意しないと危ない感じです
何度もあまり安心できそうも無いスノーブリッジを渡り谷筋に滑り込んで行きました。そして1470m付近でヒヨのコルからの沢と出合ます。・・・なんとヒヨコルからのボーダーのトレースがありました。ありがたい。
親沢源頭急斜面コース全景(1598m峰登りの途中から)

ヒヨのコルからの出合で大休止です。ここから1598m峰に登り返すのですが、トレースが無いものと思って諦めていたので感謝感激です。スピードが断然違いますから。
ヒヨのコルからはテレマーカーも雄叫び上げながら滑っていました。さて我々は1598m峰目指してトレースを追います。雪は気温の上昇もあり、かなの湿雪状態。板に雪が付着して重いです。途中から2160mピークからの滑降コースが良く見えました。あの谷筋を上から一気に滑りこんだんですね。何度見ても満足なのです。
トレースを追い何とか稜線に到達すると小蓮華も見えて展望が広がります。先には樹木が少々うるさそうな1598m峰です。で、とうとう山頂まで先行のボーターさん2名がトレースつけて頂きました。山頂で挨拶し、さて滑降の準備です。

北東斜面を滑り黒川沢に入り込むのです。北東面なのでまだパウダーで上部は快適。下部はモナカっぽかったりもしましたがまぁ大丈夫です。・・・黒川沢への入り込みはこの辺りはどこも滝となるので、最後まで滑り込まずに左岸高みに上がり、雪がつながっている場所を選んで黒川沢に入り込みました。黒川沢もやはり完璧に割れています。右岸を少し行き、現れた堰堤は堰堤下をスキーのまま通り、板を脱ぐことも無く林道に出ました。もぅスキー場までほんの少しなのです。

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親沢源頭 急斜面コース2200m テレマークスキーツアー 


■記録日:2007年2月3日  ■歩行:6時間50分  ■メンバー:佐藤、太田、塚田
■場所:北ア  ■装備:板/ATOMIC TM22(170cm) ,靴/SCARPA T2