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大渚山 91年の前回はこちら

2002年3月3日 91年に一度行っているが大渚山に出かけた。前回と違い天候はまぁまぁかな。
1000平坦地からの天狗原山と金山1300m付近からの堂津岳 前日の土曜日は、曇り、疲れた体の休養なのであるが、この日は4月上旬の暖かさと強風で、鼻と目がもぅ大変であった。花粉症とお付き合いして早や15年ぐらい。テレマークスキーとどっこいどっこいのキャリアである。しかし参った一日であり、家の中でじっとしていた。
 日曜日は天候も回復する様で、前回全く視界不良だった大渚山を計画した。前回は、山田旅館裏手の山を登り、湯峠から山頂に行ったが、今回は、山田旅館手前から中谷川を渡り、尾根にとりつき、そのまま山頂へ達するコースを選んだ。このコースは前回下山に使ったコースである。さて天気は、北ア方面は雲の中だが、大渚山や天狗原山、金山などの小谷温泉を取り囲む山々は晴れである。白馬を過ぎた辺りから、その姿が見えた。ラッキーである。
 中谷川から尾根に取り付くところは、山田旅館の1km程度手前でへ道が右岸に渡る場所なのであるが、道路が新しくなっていてその場所は無かった。ウロウロしたが、大凪下バス停に車を駐車し、スノーブリッジで中谷川を渡り、熱湯沢(私が勝手につけた。熱湯の直ぐ南側の沢)右岸を登る。雪のブロック崩壊も少々有りで、ここからの登りは進められない。が、登ってしまった。(ここから500m程度下の雪崩避けトンネルを出た辺りの対岸が登り易い。下りはここを来た。)
 雪は、腐れ雪っぽくなってきているものの、少し固いので一応シールが効いている。沢沿いの危なっかしい場所が終わると、左方面から入っている緩やかな斜面に出て、すぐ林道が横切る。葛草連への道である。山頂へ伸びる尾根は明確でひたすら汗をかきながら登っていく。尾根には赤布もあり、昨日と思える下りのトレースも付いている。まったく迷う事も無く、1000mの平坦地に到着した。ここまで来ると天狗原と真っ白な金山も大きく見える。また、堂津岳(1927m)と思える山がドッシリと見えて大変美しい。ここから一のぼりで1190mの平坦地に着く。大渚山北峰とその下に広がる真っ白な大斜面も良く見えるが、あいにく雲が多い。どういうわけか、大渚山山頂に雲がこびりついている。(結局最後までこのままだった。トホホ・・・)
 この1195m平坦地より幼木の多い大きな斜面となるが、右手の尾根を行く。1300m辺りから左よりにルートを取り、1330mの台地のピークにでる。ピーク手前は、木が無い超緩やかな斜面で、太陽が雪をキラキラと輝かせて美しい風景を作っていた。山頂直下大渚山東面の大斜面
 ここまでくると大渚山の一番のビック斜面が目の前である。雪庇が見える北峰ピークから三角形の形をした白くてでかい斜面である。標高差は230m程度である。特に下半分は全く木が生えていない。雪崩が気になる斜面であるが、今日は大丈夫そうである。よく見ると、前日の滑降痕もある。また三人パーティが上の方で斜面を横切って登っていく途中である。
 1330mの台地からわずかに下り、三角形の斜面に取り付く。右手寄りにトラバースしながら登る。実にシールが良く効き、かなりの斜度だが、ズルっと行く事も無く、どんどん登れた。途中で1人を追い越す。(三人パーティの連れの方、富山から来た4人パーティだった。)北峰直下で3人パーティを追い越す。北峰直下は南よりにトラバースして回り込んでいく。北側はスッパッと切れているので注意。北峰山頂へは外山組が先に立つ。1330m台地までは晴れていたが、ここは全くのガスの中。期待していた展望は、またしてもダメだった。特に雨飾山を期待していたのに残念。
 展望が無いので早々に下る。北側にトラバース気味で下り、白い斜面にでる。ターンを連続でする。・・が、雪が引っかかる、重い。堪えるものの何度かに一度はドタっと転倒する。表面が固いが、中はザラメっぽい柔らかい雪である。ジャンプターンでうまく乗り切れるが、それでもうまくゆかない部分もあったりして。1330mの台地まで一気すべりで到着。見上げると見上げると今日のシュプールがはっきりと残っていて満足。
 小谷温泉山田旅館しかし、山頂の雲は相変わらずだある。ここからは自分のトレースを追いながら、良い斜面を選んで滑っていく。疎林を右左にターンしてかわしながら楽しく滑れる。天狗原と金山もガスがかかり始めている。天気はいまいち状態にまっしぐらと言う感じである。1195m平坦地でランチとも考えたが天気もいまいちだし、お腹も空いていないので水分補給だけして、そのまま下って行く。
 高度も下げたせいか、この辺りからの斜面は、かなりの腐れ雪で、スキーのトップが雪の中から出て来ない状態になっていく。当然うまくターンもできない。転倒続出。苦労を重ねて1000m平坦地に。しかししかし、重くてズボッともぐる雪でマイッタ。
 ここからはルートを南よりに取り、自分のトレースと離れる。ちょうど登りの尾根の一本南側の尾根の南側の緩やかな谷(どうも田圃の様であるが)を滑っていく。もう中谷川も見えている。ジャンプテレマークで何とか乗り切りながら滑っていく。結構汗だらけ状態である。中谷川を見ながら良い斜面を選んで、川沿いに滑り込む。あの腐れ雪に疲れた。
 ここでツアの終了とは行かない。車のある熱湯沢の大凪下バス停まで、果たしてどう行こうかと悩んだが、シールをつけて中谷川右岸を行くことにした。しかし少し行くと雪が切れていて堰堤も見える、という状態になってしまった。仕方なく、今年最初の徒渉を敢行し、道のある左岸に出る。テレマーク靴も少々お湿りをしてしまった。
 対岸の道の脇に荷物を置いて車を取りに行き、車で戻り荷物を回収。最後は小谷温泉山田旅館の風呂で締めくくった。
◆コースタイム
大凪下バス停11:25==1195m平坦地12:18==大渚山頂(北峰1570m位)13:20/30==1330m台地13:40==1000m平坦地14:15==中谷川着14:35