この山は前から狙っていたマイナー山域の山である。昨年は奉納山をツアしたがその時から狙っていた山なのである。今回やっと達成が出来たものの、意外にもメジャーなみたいでルートには数日前の形跡が残っていた、が、それも下部だけで上部には見当たらず。ルート上の1491mピークから先が曲者で一旦下って200mの登り返しで奥西山(実際は地図上の1611m地点)となるがこれが急な登りである。そんなこんなで達成感のある山であるし、何と言っても下部尾根の木立無しの広い尾根を北アに向かって歓喜の絶叫モードの楽しい滑りができる。
◆奉納温泉8:07〜林道〜西尾根取付8:15〜1065m木立無と樹林帯の境界9:37〜1491mピーク11:20〜奥西山の南西尾根〜奥西山1611mピーク12:50/13:20〜直下斜面〜1491mピーク14:00/10〜1100m地点14:30〜林道14:55〜奉納温泉15:15
奉納温泉よりスタート、奥西山の西尾根とりつく

奉納温泉の手前のカーブ付近で駐車し、ここから南側の沢筋についている林道に下りる。雪はザクザク状態でこの先少々不安となる。林道で沢を渡り西尾根に取り付きやすい部分を探して林道が大きく南に曲がる先まで行くが取り付きやすいところは無い。結局戻って曲がる手前辺りより取り付いた。最初の登りは急登の細尾根で厳しいが、一段越すと展望の良い大尾根に飛び出します。北アの展望が一気に広がって気持ち良いです。
我々を見つけてか?、はるか遠くの奉納温泉集落より犬にキャンキャンと吠えたてられての登行であった。
1000mを越えると樹林帯の登りとなる

この西尾根は素晴らしい。取り付いた末端から延々と木立無しの素晴らしい尾根が続いていいる。P981を越えた1060m地点までは白い大斜面で標高差は300m以上である。素晴らしい斜面でかなり得した気分である。その木立無し斜面を過ぎると適度な疎林の中を進むことになる。一本この山の神様らしい巨大なブナの木もある。
忠実に尾根を詰めると一旦小コルらしき地形となりこの先少しで1491mピークとなる。
1491m峰を行く

1491mピークは平で丸い山頂で、樹林越に北アの展望が良い。目指す奥西山も手が届くような近さで見えている。奥西山西面は土砂崩壊地の急斜面が真っ白なバーンとなっているものの雪崩が危なそう。左手の尾根は途中雪壁っぽい所もあるのでパスと崩壊地の右手の尾根を登ることにする。先ずはコルまで滑るがこれが意外にも下方面まで続き、かなり標高を下げた感がある。
奥西山の南西尾根

これがかなり難儀の尾根登りとなりました。最初はシール登行をしていましたが、直に急すぎて無理です。ツボ足にして登ると時より足が埋まり登りが出来なくなってしまうのです。・・・そんなかんなの苦労して這い上がれば後方には北アの大展望です。う〜ん、素晴らしい。額の汗ふきふき眺めれば苦労が報われます。もうあと少しで奥西山、頑張ろうっと。
やっと出た奥西山山頂からの高妻山

稜線に上がると高妻山の展望がバーンと飛び込んできます。でかい。・・・奥西山は地図上ではこの稜線ピークの1611m地点より北に500m程度ですが、もう充分です。おまけに雪で1611m地点は1616mの奥西山頂より幾分高い感じがします。
ではここで終了です。ここより北側の稜線向こうには堂津山も見えていました。この山はこの付近で一番の高峰で、ツアの目的の一山です。まぁこの山はいずれです。
奥西山山頂直下の急斜面を滑る

山頂より南西尾根を滑り適当なところから土砂崩壊地の白い急なバーンに飛び込みます。ターンすると切れた雪面が綺麗に流れてくれます。が、雪崩にはなりません。では行きましょう、と言うモード全開でターンを気持ちよく刻んで行きました。・・・この斜面、でもそんなに標高差はありません。下まで滑り込むと1491mピークへの登り返しがシンドイのでほどほどで停止しシールを付けます。
北アに向かって滑ります!!

さて1491mピークです。ここからは下は、最初は樹林帯の滑り、次に木立無しの大斜面尾根です。雪質は固いバーンの上の積雪でなかなか状況は良いです。樹林帯ではパウダーで気持ちの良いスキーです。無垢の木立無しの大斜面はなんと言っても展望の良さです。
北アに向かってGoですばい。
樹林帯から木立無しの大斜面となる

木立無し尾根の上部はこんな感じです。まったくもってこんな素晴らしい斜面がこの山にあるなんて驚きです。
木立無し斜面を楽しんで尾根末端上へ、ここからは北斜面に入り込みますが、数日前のデブリで雪面が荒れていました、まぁ何とか滑ることはでるの斜面でした。
この後、下里瀬温泉で汗を流して糸魚川のスーパーで食材調達、能生のシャルマン火打方面へ向かいました。ちなみにこの日の宿は能生インター横の駐車場。翌日は放山から笹倉温泉です。

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奥西山1616m テレマークスキーツアー 


歩行:7時間8分     メンバー:太田、塚田
場所:北信(東山)   記録日:2006年2月18日