2003年〜2004年の年末年始の山行は乗鞍岳と焼岳ということとなりました。メンバーは山スキー大好きの二人。30日焼岳、31日乗鞍岳、1日が乗鞍の猫岳という予定を立てた。しかし、この期間は冬型の気圧配置にもなるようで天気はダメかもしれないと思いつつ入山した。
30日もいつものように新島々のセブンイレブンで集合し、1台の車をデポ。太田車で焼岳へ向かう。しかし雪はあまり無く、沢渡でやっとまとまった雪が斜面についている程度で少々心配しつつ、中の湯を目指す。今日は中の湯旅館より焼岳を目指す予定である。・・・が中の湯は一般車通行禁止ということで、また天気も雪なので、アッサリと予定を変更して乗鞍としてしまった。これはこれでなかなかの判断だったのかもしれない。さて、その乗鞍は12月30日と1月1日の二日行ってきました。以下記事は両日の内容を含むものです。
乗鞍高原スキー場〜肩の小屋南方の2800m付近〜乗鞍高原スキー場
(1月1日の写真)
リフト最上部から切り開きのスキーツアルートを行く

リフト最上部終点は平らでテント設営地としてはかなり良いところである。案の定テントが張ってあった。ここでシールをつけて先ずは急斜度をこなす、すると針葉樹林帯の比較的緩やかな道となる。しばらく行くと乗鞍の剣が峰を見仰ぎながらの歩行となる。
赤いツア用の標識もあるが、とりあえずこの切り開きでは、ルートを誤ることはないでしょう。
切り開きの道を過ぎると、大斜面となる。ここを登り越すと、車道が合流する。ここで標高2435mである。(車道と言っても夏道なのでもちろん雪の下です。1日は、ここを登りきったところの車道上で止めて滑り下った。) ここを過ぎたところで木々が無くなり、吹き晒しの緩やかで、だだっ広い斜面となる。風が冷たい、鼻が切れそうである。乗鞍は吹きすさぶガスの中に隠れて姿を現さない。
あまりの風から非難のため、車道脇のトイレ小屋脇で休憩した。ここは風が一応少しはマシな様である。他のパーティもここで隠れてひといき入れていった。
ここでしばらく天候の回復を待っていたら、ヤッタ、山頂のガスが飛んでいって姿を現してくれた。しかしまだまだ凄い風が吹き荒れている感じである。ここで標高は2610mで、寒い。山頂も見えるぐらい回復してきているので、とりあえずもう少し上まで行くことにした。
トイレ横から吹きたまりとなっているパウダーの斜面を登って行ける所まで行こう、ということで出発する。上の写真でひとつ向こうの吹きだまりで右奥に連なる斜面を途中から左手に入っていく斜面を登る。急斜面を越した稜線手前で風が凄いので止めることにし、ここから滑降のスタートをした。風にガスと雪が運ばれてきて時より視界が悪くなるなか、どんどん滑って行った。その吹き溜まりの超快適なパウダー斜面は、久しぶりの感動的滑りとなってしまうのであった。雄たけびも出てしまって感動。(夏場はここは大雪渓と呼ばれているとこの様である。)
・・・追伸 コロナ観測所がよく見えていた。
この斜面は、最初はほどほど急ではあるが、時期に緩やかで1枚大斜面となる。まだ雪の量は充分とは言えず、岩が露質している部分もあるので、ちょっぴり注意しながら滑る。しかし、窪んだ沢状の中は安心して滑れば良い。誰でもこの素晴らしい斜面では上手な滑りになってしまう。
吹き溜まりパウダーはさらに続く。気がつけば天候はドンドン回復期してきている。滑っていくと一気にトイレ小屋が近づいて来てしまう。下りは快適で速いから山スキーはたまらないのである。遠くには南アは八ヶ岳、中アを見えている。穂高もガスが取れて見え始めていた。
吹き溜まり最終斜面を楽しむ私。雄たけびを繰り返しながら滑っていくと、もうこの斜面は終わりである。標高差200m程度だろうか。振り返ると我々のシュプールが綺麗に斜面に付いていた。
ボーダーと思える二人連れが肩の小屋へのコルを目指して登って行っている。きっと羨ましがっているだろうと思いつつ、楽しく滑って行った。
左手奥から滑ってきたことになる。コルが肩の小屋がある場所。今回は乗鞍岳山頂は風のため諦めたが次回は必ず行きたい。また山頂から野麦峠方面に滑って民宿で一泊し、高山経由で戻ってくるのんびりツアをしてみたい。そんな目標をが達成されるのはいつか定かでは無いが、まだまだこの乗鞍岳も滑るコースはいっぱいあるので困ってしまう。
乗鞍岳は雪煙の中。

名残おしい乗鞍岳は逆光の中に、山頂稜線から盛んに雪煙が舞い上がっている。今日は鼻とほっぺたが冷たかった。目出帽を新調して暖かそうなものを正月のバーゲンで買おうと思いつつ、後にする。
穂高連峰を背景にして滑る。

樹林帯に入口まで来ると風も穏やかで休憩を一本。中アと穂高連峰の山脈が美しい。先ほどまで雲がかかっていた穂高は雲が切れて全ての姿を現している。さすが真っ白けである。休憩後、滑り始めるとちょうど穂高が入る良いアングルの斜面があったので太田さんにうまく写真に収まる様に滑ってもらった。
(1月1日の写真)
1日は帰る日なのであまり遠くには行けず、樹林帯終了の2435m地点付近までとした。車道上の小雪庇のある急斜面から滑り出す。(右端に太田氏が飛び込むところ) 我々がシールを取って滑り込む準備をしていると、昨日10cm程度降ったパウダー斜面を先を越していく山スキーがいた。今日はこの斜面の最初の滑りとなる予定と思っていたが残念。
しかし、この上部の急斜面も距離は短いが案外面白かった。
その斜面の下部。

中アが向こうに見えている。そう言えば、今回は左膝のサポータ無しで滑ったが別に大丈夫そうだった。滑る前にサポータをつけるのはズポンを脱いで取り付けなくてはならんので、メンドクサイのであったが、もうあれは良いか、、、?? なんだか違和感が残る左膝ではあるが、あまりにも楽しい斜面の時は忘れてしまうのであろうか、、、??
(1月1日の写真)
この斜面の後は、切り開きの道をほとんどノンストップ状態でスキー場まで滑り込んだ。年だから疲れるのであるが、こちらの切り開きも楽勝な滑りでガンガンと行けれる。途中何組もの歩きのパーティを尻目にかっ飛ばせる。もうこうなったら山スキーは止めれませんね状態とかしてしまって今回の山行は終了となった。

帰路は30日に続き、1日も村営銀山荘で汗を流す。遅めのお昼は松本インターの松本市街よりのレストランコンビートみたいな所で頂いた。さすが元旦なので、島々から松本インターまでの食事屋さんは全て閉まっていた。

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乗鞍岳2800m付近まで テレマークスキーツアー


歩行:4時間36分(12/30) メンバー:太田、塚田
場所:北ア           記録日:2003年12月30日と2004年1月1日