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戸隠・西岳 仮称:西岳カール(楠川源頭)1650m テレマークスキーツアー 


■記録日:2010年3月22日 ■7時間27分 ■場所:北信五岳
■メンバー:単独 ■装備:板:ATOMIC TM22(170cm),靴:スカルパT4  

仮称:西岳カール

西岳カール1650m付近よりのパノラマです。西岳は左手の岩峰のさらに上でして直接は見えてません。左手の岩峰と正面の三角錐の岩峰の間が鎖場のコルになると思います。僅かですが、雪が繋がってます。右手の岩峰は本院岳なのですが、一番右手でなくその左隣が本院岳ではと思います。今日はここまででしたが、またいつかはあのコルから滑ってみたいもんです。

戸隠連峰で滑れそうなところ何箇所かありそうだが、ここは上部のカールみたいで素晴らしいと想像していたが、やっぱりそうでした。楠川の源流でして、このままルンゼを登りきれば西岳と本院岳のクサリ場のコルに出る。今回はカール底までだつたがいつかはコルに上がり西岳まで行ってみたい。
実は、戸隠付近で良いコースは無いものかと、かにり以前より地図を見たりしていたが、なかなか良さそうには地図から想像できす゜゛にいましたが10月に西岳連峰を久しぶりに縦走したとき、西岳から本院岳への下りでの鎖場でここが何だかスゴク良さそうに見えていた。

◆コースタイム
森林公園の車道8:40〜鏡池9:12〜楠川へ滑降〜楠川9:54〜楠川左俣〜奥左俣1475m12:10/20〜西岳カール1650m地点12:52/13:10〜カール底滑走〜1525m休憩13:13/30〜高巻下降点1190m14:00〜楠川の鏡池分岐14:45/55〜鏡池15:31〜1311ピーク〜森林公園の車道
16:07
楠川沿いの登行は渡渉を何度も必要

さて、車道横の森林公園入口の除雪場所から出発です。鏡池までそんなに登りは無いのでシールなしです。が、すぐ弱冠の登りで丘越えでして疲れます。で、鏡池へ、何度か危ないスノーブリッジを越えます。なんかここも川となっていた。で、林道から楠川へ下降する登山道でなく、左岸の尾根から滑り込んで行きました。で、出ました楠川、完全に川です。トウトウと流れてます。え〜っと言う感じですが、仕方ないので左岸沿いにとりあえず行きます。すぐ鏡池より沢も危ないスノーブリッジ、そして直ぐもうダメ、完全渡渉しるしかありません。で、以降なんども渡渉
するハメになりました。先行きに不安を感じつつも進むしかありません。
西岳カール底で

二俣となり、そして奥二俣、伴に左左に進みます。奥二俣を過ぎるとゴーロ状となり突き上げて行きます。奥二俣は右寄りの沢を少し登りこりまた危ないスノーブリッジで渡り左俣に戻ります、すると高巻へ、まぁ僅かな岩場の登りですが、板を取って越えます。しばらく左岸沿いを沢から離れて登って行き、ゴル状態と思える場所で沢へ、ここは沢に穴が開いていますが、通過できます。で、やっと完全に沢が埋まりました。標高1310m位でしょうか。
で、ここから先は超重雪のラッセル、書くのを忘れてましたが雪は降雪もあり沢底で板でも20cm以上埋まります。
西岳カール底で

ラッセルではスキー板のトップが出ません。腿上げ運動でスキー板トップを出しますが、かなり疲れます。1300mから1350m程度が右岸が切り立ち雪が落ちてきていました。ここはゴルなので危ない場所ですから、疲れた足なんですが、休憩もせず抜け出します。と、段々に沢は広がりを見せ始めるとともに先ほどからチラチラ見えていた西岳付近の岩峰がよく見えるようになります。

で、進めば進むほど左右の展望が広がります。う〜ん、なかなかだね、さすがにこんな場所はスキーで来る人は少ないでしょうから満足感。
楠川の登行を振り返り、帰路の滑降コース

相変わらず雪は重く辛いですが進みます。鎖場のコルへ雪が繋がってます。条件が良ければひょっとして上がれるかもしれませんが、本日は時間的に体力的にももソロソロ限界かと。カール底の標高1650m地点で終了です。展望はすこぶる良いです。(展望写真は一番上ので間違っているかもしれないが説明)。
カール底で写真を撮ったりしていると。本院岳方面からひっきりなしに落石の音がします、雪も一緒に落ちてきているようでザーっと鳴ってます。まぁここまで来るような規模では無いようですが、ソロソロ、そろそろ滑りましょう。
西岳カールに残したシュプール

で、重い雪だから、どんなもんかと思いながら滑降開始です。と、意外と軽い感じで滑れます。なかなか良いんじゃないの、この雪っつう感じでバシバシと滑って振り返り、なかなかいい感じに滑れました。さて、この景色ともお別れなのでここでも記念写真タイム。なかなか時間がかかりますが、まぁしょうがないですね。
そろそろゴル地帯となる手前で

さらにゴル手前でも記念写真です。ほんとうにこの景色もここまで。この先のザルからではチラ見えはできても雄大な景色はなくなります。・・・
そして、往路と同じく高巻の下降、渡渉、危ないスノーブリッジに時間と労力をとられてやっと鏡池からの沢と楠川の出合に着。ここからはシールで登り返しです。ヒーヒー言いながら鏡池着、このまま林道を進んでも良かったのですが、1311mピークにそのまま登って滑り降りて森林公園入口の除雪点に戻りました。


今回は楠川が川となってましたが雪で埋まっていたらこんなに時間はかからないでしょう。渡渉とかルート探しに時間が取られました。