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根子岳2207m岩峰南面ダイレクト と 大明神沢四阿ルンゼ テレマークスキーツアー 


■記録日:2013年3月9日 ■5時間24分 ■場所:上信国境
■メンバー:単独 ■装備:板:K2 CLASSIC(170cm),靴:スカルパT4

根子岳研究で新ルート開拓してきました。・・・しかし。前日もあきらめた南東壁上部斜面はやはりエントリする勇気が出なかった。最近は年のせいかビビリ気味かもしれない。でも今回は、根子岳の四阿山方面先にある岩峰群のピーク(もちろん手前の白いピークで岩峰ではない)から大明神沢へダイレクトに落ち込む斜面を滑り事ができ、さらに大明神沢右俣が四阿山方面に突き上げるルンゼを滑って見ることができました。二つともマイナーであまり記録を見たことが無い。よって満足です。ダイレクト斜面はだんだ落ち込むので、下が最後まで見えませんから緊張します。(仮称)大明神沢四阿ルンゼはその下に広がるカールみたいな地形がなかなか景色も良く、ルンゼそのものもなかなかです。
◆菅平牧場P9:51〜南東壁上部斜面偵察後中止〜根子岳(素通り)11:10〜岩峰手前ピーク11:15/25〜南面ダイレクト斜面滑降〜ミニルンゼ出口下の2015m斜面11:40/12:05〜大明神沢右俣〜(仮称)大明神沢四阿ルンゼ下の雪原斜面〜四阿ルンゼ最上部2205m13:49/57〜2020mの大雪原斜面14:05/15〜1700m源泉(登り返し地点)14:36〜菅平牧場P15:15

仮称:大明神沢四阿ルンゼの下に広がる大斜面
まるでカール地形の様な大明神沢四阿ルンゼ下に広がる風景です。根子岳よりもこのルンゼと大きめな斜面があることは確認できますが、やはり近くに来ないとこの素晴らしさは解らないでしょう!!
岩峰南面ダイレクトの斜面全容

広々そうで良い斜面に見えますねえ。確かに上部は少し急程度の快適斜面ですが、下に行くにつれて斜度増します。下は見えません。コースは大明神沢本谷のひとつ東側の斜面のピークから開始です。雪がちと重くて快適ターンとは行きませんが、パッサバッサとターンをして高度を一気に落として行きました。
南面ダイレクト斜面で一番きつい斜度の部分

斜面はいつくかある溝の一つに導かれていき、この溝部分が最も急になります。・・・ミニルンゼって言う様相です。こんなところではこけられない、しかも幅5mも無さそう、テレターンには少し狭い、と言うことで横滑りしてしまいました。まぁ51歳の私ですから許してください。
ここを抜けると岩の露出が目立ち様になります。露岩が注意してさらにターンを続けると広々とした斜面に出で、岩峰南面ダイレクト斜面は終了と言うことになります。
南面ダイレクト斜面は最後はミニルンゼとなる

上の記述の通りですが、下部はこんな感じのミニルンゼです。地図では読めない細かいルンゼが幾つかある感じです。本谷ルンゼ出口から東に顕著なものだけでも2本はあります。私が思うにはこの本谷ルンゼや南東壁付近の25000図はかなり実態とは合っていないのではと思います。まぁここまで細かいのは現地で無いとわからないのも当然でしょうが・・・。
南面ダイレクトを滑り終えて記念写真

でも一応25000図で言うと、本谷ルンゼの広い地形の東寄りに超狭そうな谷地形が本日の滑ったところになると思います。
出口から本日のコースを見上げるとこんな感じです。この左手(西寄り)にもミニルンゼかあり、さらに左手が本谷ルンゼです。
さてここでお昼を頂いた後に、さらに滑って大明神沢の右俣との出合いまで行きシールを付けて右俣に入り込みます。

根子岳岩峰南面ダイレクト斜面の全容
大明神沢四阿ルンゼ中間部よりの眺めたもの。かろうじてシュプールが残ってます。先ずは右手の白いピークから滑り出して黒い岩峰下にトラバースで入り込みそのままの真っ直ぐ滑り落ちます。トラバースしたのは、白いピークからそのまま真下に滑り込んで、もし失敗して滑落して停止が出来ないと崖に吸い込まれると思ったから。上部で最後まで雪の連なる場所に入り込めればOKかな、との判断です。そして右手の崖地帯の西側を行き最大斜度となって左手の崖地帯の東側で滑って木々が広がる部分まで行けば安全地帯。
ちなみに根子岳山頂したからの谷が大明神沢本谷ルンゼです。ここより本日のダイレクトの方が斜度きついです。
(仮称)大明神沢四阿ルンゼが見えた

右俣出合も右俣そのものも広々とした地形です。左俣はまだ幼生の木々が多くうっとおしいくらいですが、右俣は大きめ木が中心で、且つ疎林です。まったくの雪原もあります。そんな右俣を進むと突然ドーンと言う感じで崖が広がり、その下はまただだっ広い雪原斜面となっている地帯が広がり、期待していた風景より断然良いので感激なんかしてしまいます。
25000図では、四阿山南西の2300ピーク西下に崖地形が描かれていますが、その最も下部にあたる崖、その下に緩やかに白い斜面!!
大斜面の右手際がルンゼの入口

さて、お目当てのルンゼは右手際から開始していて、すぐ二俣です。左手側は小さなゴルを抜けると露岩の目立つ斜面が上部に連なって行きます。こちらもなかなか魅力的な感じでが本日は右手のルンゼを忠実に這い上がります。そういえば、ルンゼ下からツボ足に変更しています。シールに雪がついて始末に負えないからです。
ルンゼ下部から見下ろす

ルンゼ入口です。なかなか良さそうな雰囲気のあるルンゼ入口で、ドーンとした岩があってルンゼらしい。向こうに見えるのは根子岳南東壁の下部斜面です。あの白い繋がりが滑れます。途記述します。
ルンゼ下部から見上げる

ルンゼ入口からの上部です。どうやら入口付近で岩溝は終わり、上部は土溝かもしれない。両側から木々が迫ってきていますし。。
ルンゼ中間部よりの根子岳

このルンゼは25000図で言うと東南東向きにある土崖表記のルンゼだと思います。斜度は35℃程度と感じられます。別途記述します。
標高を上げると根子岳山頂も見えます。ここからの根子岳はいつもの根子岳の気配はなくてアルペン的な感じです。

仮称:大明神沢四阿ルンゼ上部よりルンゼを見下ろす
大明神沢四阿ルンゼよりの景色はこんな感じです。ルンゼの最上部は岩に行く手をさえぎられますが、なんとか登れる感じです。このルンゼ上には登山道があると思います。このような感じのルンゼでして、景色はまあまあ良いので満足です。標高は2205mを指していました。根子岳とほぼ同じ高さです。

仮称:大明神沢四阿ルンゼを滑り終えて記念写真
さて滑降ですが、いかんせん雪は良くないので快適さにかけましたが楽しく滑れました。途中狭い部分と、ひとつ右手の谷への尾根が迫る部分があり、その部分が緊張しますが、ほぼ滑りやすいところです。出口を抜けるとこのように大斜面でして◎のコースだと思います。
さぁ、帰ろう。なかなか良かった

後は、いつもの通りに源泉付近から登り返して菅平牧場に出て帰りました。
本日は初コースを二つできて満足な日となりました。