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苗場山2145m 2004年3月16日テレマークスキーツアー


歩行:6時間45分   メンバー:単独
場所:信越国境    記録 日:2004年3月16日
参考 秋の苗場山(1992/10/23)初冬の苗場山(2003/10/25)

苗場山を滑る記事は随分前にどこかで見たことがあるが、最近の山渓にも出ていたらしい。私もよし滑ってみようか、と決定し出かけた。16日は平日なので最初から最後まで誰にも会わない静かな山行となった。
ルートはほぼ夏道沿いに登り、山頂から急な北西斜面を滑り降りる計画である。帰りには和山温泉でのんびりくつろぐ予定で出かけた。昨夜も自宅に帰ったのは深夜12時過ぎだったがハリキッて4時30分に起きて5時過ぎに自宅をでかけた。それにしても登山口の秋山郷は遠い。津南経由であるため入山口についてのは7時過ぎだった。

小赤沢集落上の林道850m地点7:40〜1250m平坦地8:40〜1500m平坦地9:30〜頂上台地端(坪場東)2050m地点11:05/15〜散策がてら〜苗場山頂11:50/12:00〜北西斜面滑降〜1700m地点12:30/13:00〜林道合流14:05〜林道850m地点14:25
↑頂上台地からの坪場と岩菅山から鳥甲山の山脈

←1250m平坦地からの苗場山

林道の除雪はいい加減で、除雪してあるもののかなり雪が残っている。仕方なく一軒屋のある辺りで車をあきらめてシールでいくことにした。林道が大きく西に曲がる1000m地点で沢状地形の斜面に入り込んでいった。途中小赤沢右俣の支流を渡り北寄りの尾根にとりつく。朝の低温でまだ雪は固くシールを滑らせながら登りきり、苗場山の見渡せる地点にきた。
頂上台地への登りから

1700m付近の岳樺の森から、いよいよ頂上台地を目指して登る。先回の土日のトレースがついていて楽である。1850m程度までシール登行で粘るが、シール面が凍りついたりしてうまく滑りを止めてくれない。しかしその先はシッカリとツボ足のトレースもあるのでツボ足に切り替えて登りきった。
たどり着いた頂上台地より坪場と鳥甲山

いきなり真っ白けな大平原(大げさだが)が広がる頂上台地はちょっと感動的。ここからの展望は何と言っても尖がった鳥甲山である。その向こうには黄沙でハッキリしていないものの北アルプスも見えている。しばらく展望を楽しんでノンビリした。坪場とのコル付近からは何本かの滑降跡がついていた。比較的傾斜も緩そうなのでもし山頂からダイレクトには難しい時はこちらが良さそうだった。
台地の東側は雪庇が張り出していた

ゆるゆると頂上台地の展望を楽しみながら台地東側の神楽峰への降口までやって来ると、東斜面に張り出した雪庇がとても印象的だった。向こうは佐武流山である。さすがこの時期に赤湯方面からの登山者はしないようである。もし居るとなると雪庇の突破が厳しそうだ。


↓頂上台地のパノラマ
右端まで台地はまだ続くがとりあえず。
谷川連峰

田代スキー場の上に谷川連峰がひときわ白く広がっていた。この時期の谷川の山スキーコースも気になっているのであるが、なんせ遠いのでなかなか手が出せずにいる。随分前に行ったシッケイ沢コースぐらいしかない。西ゼンも毛渡沢、マチガ沢、茂倉沢とか行きたいところだらけなのである。まぁ来年あたり攻めるとします。
山頂です。

山頂の小屋二軒はいずれも屋根だけ出して雪の中に埋没していました。山頂で積雪が3〜4mと言うところでしょうか。いったいこの小屋は二階建てかどうかよく解らないので積雪もよく解らずです。
ここで北西斜面の滑降コースを地図上でよく検討する。標高差400m下ると下の広い雪原みたいなところにでます。最初の100m程度はちょっと急にアイスバーンならイヤだなぁと言う感じ。
で、北西斜面に入り込んだ

山頂からいきなりは木々があってうるさそうなので少し西から斜面に入った。と、アイスバーンである。マイッタなぁと思いつつ、慎重に滑り降りた。こんな所で転んだらしばらくは止りそうも無い。向こうに見えている岳樺のある辺りはなんとなく軽そうな雪のようであるが、ここは風の吹きさらしなのか、、、。
北西斜面の上部

山頂直下はアイスバーン。写真の真ん中辺りから降りてきました。100m程度滑り降りたら、幾分柔らかい雪面となり、もぅ安心。シュプール跡も付きます。久しぶりに怖い思いをして良い緊張であった。
沢の中を進み1700mの雪原へ

200mも下ると沢筋がいくつも北西斜面に走り、そのうちの一つの中を滑っていった。しかし、今度は雪が重い。アイスバーンだったり重い雪だったり雪質の変化はさすが北寄り斜面である。時たま重い雪に板を取られながらドンドン滑り降りていった。振り返ると苗場山山頂もあんなに上に見えていた。
1700mの岳樺林で休憩

1700m付近にはノンビリしたくなる岳樺の林が広がっている。ここで昼食を頂く。天気も良いし誰にも会わない静けさに充分満足。時々キツツキだろうか、コンコンと木を突付く連続音が聞こえてくる。
雪はこの辺りより重さを通り越して湿雪状態となって行き、全く滑りにくい。それでもバンバンと滑り、小赤沢へ降りる何でも無いトラバース部分でスキーが広がり転倒。転ぶ時イヤな音がした。またしても昨年同様に靭帯をやってしまった。しかも今度は反対の右足。、、、その後苦労して林道まで滑り、車まで歩き、うまく動かない右足でアクセルとブレーキを踏んでなんとか長野まで帰った。翌日お医者に行き、右膝の中に貯まっていた血を抜いてもらい現在サポーターにお世話になっています。またGWまでリバビリか、、、。トホホ。