3月18日に妙高・澄川ツアをしてしまったが、実はこの時は妙高外輪山を半周する計画であった。あまりにも快調で早々に大倉乗越に来てしまったので欲張って澄川となってしまった。この時、外輪山半周だけだったら直ぐ終わってしまいそうなのでついでに妙高山を加えると適度なツアになりそうなので今回実行してみた。・・・が、3月11日は杉ノ原スキー場の第三高速リフトが動いていたが本日は営業していない。結果、かなりあせったツアとなってしまった。(4月8,9日の土日には第三高速は運転するそうです。)
◆杉ノ原ゴンドラ終点8:52〜第三高速リフト降場9:46〜三田原山稜線2300m10:52〜大正池11:05/20〜妙高本山12:13/40〜長助池湿原の南端12:56〜大倉乗越13:34/50〜神奈山14:40〜1400m台地14:52/57〜幕ノ沢左岸尾根1000m15:10〜幕ノ沢15:20/25〜妙高休暇村15:30
下:三田原の稜線からの大正池(今は雪原)
右:大正池付近からの妙高山と登行する斜面
予定に反して第三高速リフトは営業していないので標高1488mからスタートとなってしまった。400m弱も先ずはゲレンデを靴一足程度のラッセルで登る。第三高速の降場
に着くことには汗ダラダラである。休憩もせず三田原の斜面に取り付く。青空なので一応ルンルンと進めるが、三田原斜面は風が強い。風が強い分だけ雪も固くラッセルはほとんど必要なし。2,3日と降雪があった様だ。三田原の稜線からは今日のコースの大倉山も見えている。先ずは本峰を登ろう! 取り付きの西斜面まではあまり標高差を感じなかったのでシールのまま斜面に入り込むが、これが苦労した。上部はシールでターンができる程度雪が柔らかいが下部はカチンカチンでシールで板がコントロールできない、冷汗もので大正池に滑り込んだ。横着せずシールを取れば滑りそのものも楽しかったはずである。
妙高本山を背景に記念写真

登行する西斜面は夏道沿いの斜面で、広い林間の斜面であった。雪は固くこんな所で遭難はイヤなのでアイゼンを付けて登った。登り出た所は最高点のある場所の北側で一段低い場所。20〜30m程度で最高点に辿りつけるが厳しそうな稜線が僅かにあるので却下。一人だし危なそうなとこは止めた。山頂からは火打や三田原の展望が良い。
さて滑降開始と行こう。登って来た斜面に飛び込んでいった。雪は固めだがエッジが良く聞き気持ちの良いターンができる。雪面が荒れ気味なので時折板を取られそうになるが何とか下部の大正池までアッと言う間の滑りであった。標高差は350m程度です。
長助池湿原を目指して気持ちの良い滑り

右が三田原山。大正池より長助池湿原までは緩斜面で心地よい滑りができる。三田原山より雪庇の崩壊跡が何ヶ所もあるが邪魔になることは無い。この妙高本山と三田原の外輪山に囲まれた低地はとても気持ちの良いところです。こんな所に天幕張って一晩過ごすのも良さそうです。なんと言っても町の灯りは絶対見えないところですから山奥っ−と言う感じにドップリ浸れて良いのです。
長助池湿原南端付近よりの妙高本山

湿原にそのまま滑り込まず適当な所から大倉乗越を目指します。長助池湿原も真っ白な雪原になっています。ここもなかなかヨカヨカ地帯です。
妙高の外輪山はほとんど雪庇が張り出しているので弱点を見つけて越えます。大倉乗越付近は乗越の南側が雪庇がなくここを目指してシール登行しました。外輪山に囲まれた低地からの登行なので風が無くここでも汗ダラダラ状態です。が、ここは標高差150m程度の頑張りなので気持ち少し楽です。
大倉山トラバースからの火打山とガラソノ沢源頭斜面

たどり着いた大倉乗越からの火打と焼の大展望が迎えてしれます。ほどよい風もあって火照った体に気持ちヨカです。さてここからはシールを取って滑りです。大倉山は西側にトラバースして越えます。途中、火打とガラソノ沢源頭斜面が気持ちの良い広がりを見せて風景が広がりました。このガラソノ沢源頭斜面は緩斜面が素晴らしい広がりを見せているので次回是非行って見たい場所です。
トラバースで1954mのコルへ。ここでツボ足で小ピークを越え、再度滑りで1837mの神奈山とのコルに滑り込みます。
神奈山はもう少しです。
右:1837mコル付近からの神奈山
左:1400m台地付近からの神奈山とシュプール

1837mコルからは再度ツボ足で目指します。やっと一つピークを越すとさらに先に神奈山でガックリとしてしまいました。気を取り直してやっと山頂に到着。ものスゴイ雪庇となっているので山頂には近寄らないで滑降です。しばらくは細尾根を滑り例の急斜面をスパッと越えて滝ノ沢源頭を楽しんで1400m台地へ。振り返ると曇天となった空の下シュプールがまぁまぁ。その後幕ノ沢左岸尾根より妙高休暇村に滑り込んで終了です。バスと電車とバスの繋ぎで杉ノ原に戻りました。

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妙高 本山と外輪山半周2420m テレマークスキーツアー 


歩行:6時間38分    メンバー:単独
場所:信越国境     記録日:2006年4月4日