快晴の中、八方無名沢を滑った(人によっては八方沢と呼ぶらしい)。ゴンドラ駅前駐車場で準備の際に、革靴にゲーターをつけて履いてみたものの、ゲーターの幅が足りずチャックが締まらない。しかたなく苦手なプラブーツにして出かけた、が、これがいけなかった。革靴派の私としては、プラブーツにうまく乗れないのです。(革靴はアルコス・ノルウェイが最高にフイットするのだがもう直ぐソールと靴が分離しそうで、このときはもう一つの革靴のアゾロ) 足首をひねってしまい、その後膝にダメージが来てしまった。その顛末。しかし、調子が良ければ最高の滑りとなったことは間違え無しの天気とコースの良さであった。
八方コンドラ駅乗車口8:20〜八方山荘8:55〜八方池上部2150m地点10:06/10:20〜無名沢〜唐松沢出合11:25〜南大滝右岸高巻〜帽子沢出合11:55〜名無温泉12:45/13:56〜二股14:00
八方尾根の登り

この日は、雲ひとつ無い最高の天気。鹿島槍はヒマラヤヒダをまとっていた。五竜もでかい山容をドーンとさせていた。シールが良く効き、八方第三ケルンまで僅かな登りで到着した。ガラガラ沢組の人たちだろうか、数人がたむろしていた。我々は八方池の先の樹林帯まで進むことにする。無名沢は2300mのピークから滑り込んでもよいが、日の当たる雪面はモナカっぽいので、なるべき北側を選び滑り込むことにして2150mから入り込むことにした。休憩しているとヘリが飛んできて「ボーダの皆さん コース外の滑走は禁止ですよ。」とか「温度が高くなってきました。雪崩れが危険です。」とか放送していました。まぁ十分に注意していきましょうか。
2150m地点からの滑り(太田氏)

先ずは、写真撮影のため、私が先に滑り出す。風に飛ばされて固めの雪面になっているが、雪が少し乗っており、快適に無名沢の源頭を滑る。
パラダイスでる。
2150m地点からの滑り(佐藤氏)

2150m地点に観客が見ている。この人たちは唐松岳を目指している人だろうか。無名沢の源頭は緩やかで大きなバーンである。斜度はダンダン強くなり、また雪質はダンダン深くて重く、所によりモナカ状態になっていく。
で、私はこのちょっと下で、左足が戻らず変な形で転び、足首を痛めてしまいました。かなり痛めでしたが、我慢してそのまま滑りこんでいきました。いつも履いている革靴なら靴と足が多少靴中でズレてくれるのですが、さすがT2は私にはガッチリしすぎています。バックルしめなくてもこのT2に足をいれるだけで痛いなぁといつも思っているくらです。で、転んだ時に板とまったく同じぐらい足が曲がってひねったみたいです。
白馬三山を見ながらの滑降

大斜面を右に左に使い、よさそうな所を選んで滑っていく。眼前には白馬三山が見えている。斜度も雪質も徐々に悪くなってきて、足の痛い私としては、なかなかうまく滑れません。右ターンは良いのですが左ターンは困難になってしまいました。でも展望が良いから許します。
中間部の滑り その1

雪が悪いです。太田氏と佐藤氏は快適に滑っています。良いなぁ。私の方は、左足に力がはいらず、雪の重みに負けてコテンコテンしながらの滑りになってしまった。
無名沢は徐々に沢が狭まってきますが、十分大きすぎる沢です。
中間部の滑り その2

目指す唐松沢の出合までは、まだ相当あります。出合までの標高差は約1000mです。この辺りからは太田氏と佐藤氏が先にどんどん行ってしまいます。かなり我慢のターンで標高を下げていきました。
唐松沢出合へガマンの滑り

太田氏が出合に到着し、写真を撮ってくれた。私はガマンの滑りです。この時点では足首より左膝がガンガンと痛かったです。
唐松沢、その向こうは不帰沢と不帰ノ嶮
佐藤氏と塚田(右)

いずれ行きたいのが不帰キレットからの不帰沢滑降である。この景色を堪能してしまうとどうしても行きたくなってしまう。
無名沢(左)と不帰沢 (南大滝高巻のコルから)

左手より無名沢には、私たちのシュブールだけ。今日はガラガラ沢は結構入った様だが、無名沢はあまり入らないのか。のんびり出発した我々がこの沢の先行パーティになってしまった。
南大滝は、右岸の急斜面を越せるが、より安全な高巻で右岸より越える。唐松沢の出合地点から下に真正面に見えているコルである。
南大滝の高巻下り

右手側に南大滝があり、右岸には雪が着いており、誰かが滑った痕がついていた。南大滝を下るのは精神的に辛そうななのでコルから越す。ここを越すと沢は左に沢は曲がり雪崩れの巣の部分になる。左岸から雪の塊が落ちてくる。注意しながら進む。堰堤は左岸からこして烏帽子沢の出合の広い所で休憩する。振り返ると唐松沢は両岸切り立った断崖に囲まれていることが良く分かる。要注意地帯である。
烏帽子沢からは左岸に沿って進み、湯の入沢を丸太橋について雪で渡り林道に入り込む。
八方名無温泉(仮称)で乾杯

林道を進み堰堤を越すと、南股入沢の左岸に露天がある。今日の目的は、八方沢滑降とこの露天風呂である。前回は上の小さな露天に入ったが今回は、下の露天にたっぷりと熱い湯がたまっていた。早速ビールで乾杯、そして私は膝の湯治である。
この後、二股までひといき。

診断の結果は左足内側の靭帯ブチブチ切れ。鉄板入りのサポータを巻いくことになってしまった。しばらくリバビリか・・・。

ホーム山行記録⇒2003年2002年2001年2000年以前源流釣][温泉山行][花の山行][低山巡り][地域別][百名山
テレマークの分類→【北アルプス信越国境上信国境上越国境尾瀬周辺北信五岳周辺八ヶ岳周辺東海北陸・中央/南アルプス東北

八方・無名沢2150m テレマークスキーツアー


歩行:4時間55分(露天風呂入浴含む) メンバー:佐藤、太田、塚田
場所:北ア                  記 録 日:2003年3月21日