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前穂高岳3090m 奥又白A沢 


■記録日:2013年9月22日(日) ■場所:北ア ■時間:7時間43分
■メンバー:単独  
■装備:念のためアイゼンと補助ロープ(結局使わず)

前日朝に長野に戻って、要求の高い農作業をして、22日だけは何とか自分の時間を作って山にでかけました。天候が晴天では無く、晴れのち曇りというモチベーションがいまいちの予報です。が、午前中が勝負みたいです。行き先は10月号の山雑誌を立ち読みしていたら出ていた奥又白A沢の前穂高にしました。随分前から一度行こうと思っていたもののスッカリ忘れていました。
◆行程 上高地5:05〜徳沢6:17〜奥又白池8:01〜踏替点8:50〜A沢コル9:14〜前穂高9:45/10:37〜岳沢11:52〜上高地12:48
奥又白池

沢渡の始発バスにのって上高地入り。穂高を見ると晴天では無く雲が少し出ていますが、吊尾根が見えています。ここで雲っていたらモチベーションはかなりダウンしてコース変更したかもしれません。で、急いで明神へ、ここで用をたして徳沢へ、さらに新村橋を渡って奥又白への道へ、ですが、前回同様に入口を失念していて、行き過ぎて戻ってくる失態をひとつしてしまった。
・・・で、奥又白池への急登、松高ルンゼよりこちらのが早く上がれると思うので尾根の道で行きます。
奥又白池にはテントが数針ありました。小さな子供達もいて少々ビックリ。

奥又白池上から見る前穂高岳
奥又白池から踏み跡を辿って前穂高東面の尾根をたどります。写真で言うと扇状の斜面の右端が尾根です。紅葉はまで早いです。来週ぐらいが最盛期かな。踏み跡し尾根上部で左手側の岩の堆積地に続き、やがて狭いルンゼに入り込みます。(要は堆積地の一番上)

富士山から南ア北部の山並み
振り返ると南アと八ヶ岳、中アも見えます。シッカリ見たら富士山も見えています。意外と天気が良くて気分もルンルンになります。が、この先が今回の核心部地帯ですので、ヘルメットを被ってルンゼ突入です。
そのルンゼ、踏替点下より見下ろします

私はA沢よりこちらのがいやらしいと感じました。どうしても狭いから逃げ場がありませんし。
足元はグズグズの石コロ岩コロですからどうしても登り難い。シッカリとした左右側壁の岩をホールドしながら行くのが楽です。こんなところで長居は無用と言うことでシャキシャキと歩きました。
踏替点よりのA沢全容

標高差150m程度です。斜度はそこそこありますね。距離が200m程度でしょうか。で、入り込みますと上から降りてくる人が3名。この方が言うには、何回か来ているが今回が一番悪いらしい。しかし下りはさらに足元がグズグズしてイヤですね。
最初は比較的大きめの岩がうまく堆積してくれて崩れなく登れますが、中間部が先日の大雨のせいかジャリも多く堆積していて、ここが滑りやすい。何とか突破して上部へ。上部はシッカリとしていて歩きやすかったと思います。
・・・感想、そうは言っても比較的歩きやすいのが素直な印象でした。
足元はこんな感じのA沢

まぁ確かに岩を落とさないで歩け、と言われても無理でしょう。岩雪崩れにならないようにシッカリと足元を見極めソッと歩くのが良いかと。
・・・
奥又白池と踏替点が見えています。ここもむ長居は無用なのでスピードを上げてもちろん休憩無しで一気に登り上げました。


実はA沢にはひょっとして雪渓が残っているかもと思ったのでアイゼン持ってきましたが全く無用でした。重かっただけ。

A沢コル
の少し上の稜線踏跡からの展望
A沢のコルからホンの先で明神からの踏跡と合流します。そこからの写真です。こんな早い時間にここまで来れたので明神岳も行きたくなりましたが、岩登りセットを持ってきていないので今回はパスです。・・・しかし展望が良いですね。天気も良いし。
東壁越しの奥又白池方面

前穂高に向かう途中に際どい展望が見える場所かありました。かなりの壁かな、向こうは奥又白池、さらに梓川です。紅葉だったら最高の景色かもしれない。

北尾根を越えてくるT山岳部メンバー
で、前穂高山頂です。上高地より3時間40分。まあまあかも。昨日から涸沢に入っていて今日北尾根をやると言っていたメンバーが山頂にいるかな、と見回しますがいません。じゃ北尾根にまだいるな、と思って見ていたら現れました。いやいや彼らも楽しそうに山頂に上がってきました。この後、記念写真をとって私は岳沢目掛けて下山。彼らは奥穂経由で涸沢に下山です。明日天気が良ければ北穂東稜だと聞いていたけどはたしてどうしてのかな。
・・・岳沢は小屋が出来ていた。雪の季節は解体していて見当たらないと思うが、新しいのを初めて見たような気がする。