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九頭龍山 北方ルンゼ(1888m峰南直下)1830m テレマークスキーツア  


■記録日:2011年4月2日 ■行動時間:3時間2分 ■場所:北信・戸隠
■メンバー:単独 ■装備:テレマークスキー(板/VectorGlid BOLD、靴/スカルパT2)  

3/19にルンゼ手前まで行ったものの側壁とかあちこちから雪が落ちてくるのでその日は偵察で終わってしまっていた。このルンゼに今日は登り滑るつもりで出かけました。午前中に滑り終えればまぁ大丈夫かな、と言うつもりで注意しつつルンゼに入りましたが、今日は結構冷えていて雪が落ちてくることは無かった。一回ザーっと雪が落ちてきてスワヤと思ったが、それはカモシカ君が側壁の雪がある所を歩いていて落としたものだった。カモシカ君はよくもあんな所を歩けるもんだ、と感心します。さて、その記録です。
■コースタイム
戸隠牧場7:27〜九頭龍山と北方1888峰の間の谷〜戸隠山の稜線1860m(1888m峰の南直下)9:24/40〜北方カール滑降〜ルンゼ出口9:54/10:10〜戸隠牧場10:29
九頭龍山北方ルンゼを見上げる

前回と違い迷わずこの谷に入り右岸を登って行った。こちらの方がやはり楽でした。すぐ九頭龍北方カールの見える所まで着くことができた。ちょうどその頃から戸隠牧場方面からガスが流れて来て私のいるむ谷底はガスに覆われたりしたが、まぁ直に消えると思いカール末端へ入り込む谷に入りました。前回は側壁の雪が落ちきっていないのでちと危ないと思いルンゼには入りませんでしたが、今回想像していた通り、結構デブリが落ちてきていて、この分だと危ない雪は落ちてくれたかと思い、少し安心してカール末端に入り込みました。ここはガスの上なので晴です。カールをルンゼ入口まで登りルンゼを見上げます、左岸側壁の雪はおおよそ落ちてくれています。これなら行けうと判断。
ルンゼの左岸側壁に居たカモシカ

がルンゼ右岸側壁の雪はまだ落ちきっていません。ルンゼ内は左岸際は落ちた雪でデコボコしていて、右岸側は比較的綺麗な雪面です。見上げるとそんなに傾斜を感じませんが、中間辺りと稜線に向かい左に曲がる辺りが傾斜を増している感じです。まぁ注意してシールで、そしてどうしてもならツボ足で登ることとします。シール登行していると左岸より雪片が落ちてきます。これはまだやばかったかと思い身構えると、何と、カモシカ君が。側壁の雪のついている所で下れないのでウロウロしています。そうこうしていると別の場所から現れてこちらを見ています。私も見ているのでお見合いです。シッカリと冬毛に覆われている感じです。
さて、登行を再開します。やはり中間部は少し傾斜が増しますがシール登行には問題なし。その辺は右岸に小さな谷が入る部分で上から雪が落ちたらヤバイので急いで登ります。そして稜線へ曲がる部分、ここも観察通りに傾斜が増します。シールでは少々厳しい感じでしたが、なんとか登りきり、念願の戸隠稜線に到達できました。
1888m南直下の1860m地点

ルンゼで戸隠稜線に登るのは一応念願でして、これでひとつ達成。と言いつつ、この登り切ったルンゼ、そんなに難しくありません。結局最後までシールでしたし、今までいくつか登ったルンゼより傾斜も緩いし、何と言っても距離が短いです、まぁそうは言っても雪の条件が悪いと非常に怖いところです。
さてたどり着いたのは1888m峰ま南直下の1860m地点です。1888m峰に登ってもよかったむが、まぁここで大満足なので登りません。
南方面を見る、右側は西岳連峰でしょうか

さて、ここの展望は、北ア方面も良いですが、今日は少し視界が明瞭ではありません。近場の西岳連峰なんかはクッキリとしてますからそちらをよくよく観察しときます。ところで、戸隠の東面は切り立った崖の地形ですが、西面は緩やかです。なんか滑りたくなりもはますが、まぁ次回にとっておきます。ここから裾花源流まで滑るのも悪くはなさそうですし。
ルンゼ中間部で(向こうは飯縄山)
さて、そろそろ滑降です。少しきつくバックルを締め、ワックスを塗ってからスタートです。ルンゼは右方面に曲がっていますので、先ずはそこまで滑ります。するとルンゼちっくな景色となります。約標高差50m程度滑って写真撮影会とします。・・・が、ちょうどカールからガスがどんどん湧き上がってきます。あっと云う間に完全なガスの中。う〜ん、まだ撮ってないのに・・・と悔しがっていると、視界が晴れます。記念写真を上下で撮ります。で、れがラストチャンスでした。以降は全く晴れません。
別途記録
おなじくルンゼ中間部で仰ぎ見る(これ以降全てガスの中となる。)

ラストチャンスの上下2枚組の一枚。まぁ視界回復をあきらめて滑ることとします。ルンゼ内の雪面は結構デコボコでして固い雪塊も所狭しと落ちています。この雪塊はけちら散らすことは出来ない固さでした、乗り上げると転倒の可能性があますので要注意で滑ります。視界も良くないし、雪面も良くないし、と言う状況でして快適に連続ターンで滑るにはほど遠い不満足な滑りとなってしまいました。まぁしょうがないか。
カールまで降りて安全地帯でガスが晴れるのを待つが、その気配も無いので戸隠牧場に後ろ髪ひかれつつ戻りました。