ホーム]に戻る

九頭龍山 北方カール(1888m峰との間)1630m テレマークスキーツア  


■記録日:2011年3月19日 ■行動時間:2時間54分 ■場所:北信・戸隠
■メンバー:単独 ■装備:テレマークスキー(板/VectorGlid BOLD、靴/スカルパT2)  

前々から戸隠東面の谷をいくつか研究しているのですが、九頭龍山付近に良さそうな谷がある。今回その偵察のつもりで目指すはちょうど戸隠牧場から熊の手の様に広がって見えているカール地形、と、さらにその北寄りに1888m峰との間の稜線に突き上げるルンゼがある。そのルンゼ、稜線からの斜面は確認することが出来なかったが、まぁうまく繋がっていれば滑れそうです。この付近の東面では九頭龍山にさらに二本、あとは西岳と本院岳の間、それに西岳P1とP2の間がなんかが良さそうです。まぁ稜線からでなくても雰囲気の味わえる近場まで行って少し滑るだけでも。
■コースタイム
戸隠牧場9:36〜丸山方面で道迷い〜九頭龍山と北方1888峰の間の谷〜仮称:九頭龍山北方カール中央凸部1630m地点11:25/37〜カール滑降〜1435m安全地帯11:45/12:00〜戸隠牧場12:30
カールの中央凸部(小尾根)からの黒姫山と戸隠牧場

戸隠牧場からスタートです。丸山方面に進みます。・・・が最初から間違えた、丸山方面と思い込んでしまっていたが一不動方と丸山の間に進めば良かった。時間ロス。まぁそれでも目指す谷に入ります。雪は湿っぽい重雪で、今日は暖かいしヤバイかもと注意しつつ進みます。顕著な谷部分(夏は滝場かゴーロか)は登り辛かったりしながらもカールが見渡せる地点に到着。左右が切り立った谷底通過があります。ここを越せばカール末端の基部です。で、急いでより安全っぽい北側を通過します。で、やっとカール末端に到着です。デブリり上に積雪がある模様、さらせにその上にチビデブリが上にあったりもします。見渡せば岩の殿堂って感じで絶壁が覆いかぶさる様です。
カールは氷漠を伴う絶壁の下から始まる

入り込んだカール(と言うか熊の手斜面??)の北の側壁側と氷漠部分から絶えず「ゴーッ」と言う音と伴に雪塊が落ちてきます。気色悪いです。安全策ならすぐ帰るですが、一応頑張りカール中央にある凸部小尾根で標高を稼ぎます。ここは木もちらほら生えていて周りより安全と判断します。ジグを切り登り1630mの木が無くなるその上までです。今日はここまでとします。これ以上は危険の気配が濃厚です。ここは傾斜が一点だけ緩む地点でありますが、その上は絶壁(1680m付近からは絶壁が始る模様)とキノコ状雪塊もあり、アレが落ちたらヤバイと思いつつ少し休憩して周りを観察します。
九頭龍山北方カール(九頭龍山と1888m峰の間)1630m地点の景色
あまり長くはこんな所には居たく無い状況です。絶えずゴーっと雪が落ちてきますが、まぁどれも大規模ではありません。とは言え大規模になる可能性もかなり大でしょうから用を済ませたらサッサと滑ります。でも用のひとつの記念写真を撮ります。それとルンゼのルートをジックリ観察です。どうやら1888m峰直下から繋がるルンゼはそんなに傾斜も強くなく滑れそうです。しかし稜線からのエントリ口の状況は確認できませんでした。まぁなんとかなりそうな斜面と判断します、ポイントは雪のコンディションでしょうか。あそこで上からやられたら逃げ場何も無いですから。
九頭龍山北方カールをひと滑り

さて、参りましょう。凸部の小尾根からカールに入り込みます。バーバンと滑り込みます。雪はかなり重いもののこの標高では下部と違い湿雪にはなっていなくて蹴散らして滑降できます。上からデブられた時の事を考えて小尾根際を滑って万が一に備えての滑降ですが、まぁ心配することも無くカール滑降は終了です。一応ここでも記念写真を撮っておきます。このカール滑降は標高差200mです。
カールから谷右岸の台地に出て戸隠牧場に戻る

安全地帯に入ったのでホッとしてランチタイムです。ここは戸隠東面の谷筋の中では比較的傾斜も強く無くい方だと思います、とは言え、上から滑るにはやはり条件が揃わないと入り込めません。全部落ちるべき雪が落ちた後とか、雪が安定しているもっと寒いときとか・・・う〜ん、でも安全な時はないでしょうけど。
帰路は谷底の右岸台地を滑りますが、直にこれも台地は谷に落ち込んで無くなり消えてしまいます。右手の谷に入り、しばらく滑って登行した谷と出合ます。後は戸隠牧場に連なる傾斜の超緩い森の中ダラダラ滑れば到着です。

今日はいい天気だった。