船越ノ頭から12月に南面へ滑り込み、そして1月にはひとつ東よりの谷を南面に滑り込んでいる。1月には小規模な雪崩れも起こして緊張しましたが。さて船越ノ頭からの東面は標高差は大したことが無いのだが、滑り残している。課題として残っているのですが、本日は晴れてくれそうなので迷わず出かけてみました。コースは白乗山頂経由で船越ノ頭へ、頭から念願の東面滑降をして白乗南面か その西よりのある谷(地図で見るとやけに急峻な様子)を滑降して自然園に出る内容で行く。最近気温が高く、2日前には降雪があった様なので雪崩れには注意していかんとな、と思いつつ出かけました。
◆栂池ゴンドラ終点9:13〜成城大小屋9:55〜天狗原10:39/43〜白馬乗鞍岳〜船越ノ頭11:52/12:15〜2375m白馬大池南側12:21〜白乗南面の西の谷〜谷出口の2165m台地12:41/13:06〜自然園建物13:18〜栂池ゴンドラ終点13:28
白乗の登りからの天狗原 その向こうは火打・妙高連峰と高妻山
遠くには上越国境の谷川岳も見えています。新潟方面はよく晴れている様です。今日は自宅発7:20位。栂池スキー場へは8:20位到着。そんなにチケット売り場の混雑は無くアッサリとゴンドラ乗車できました。快晴と思っていた栂池の空は、雲が大目の晴れ。午前中はおそらくもちそうな天気、午後が怪しいのでなるべく早く帰ろうと少しだけパワー入れて登っていくことにしました。天狗原手前で先行となり、白乗へのトレースをつけて一番乗り。そのまま山頂を通り過ぎて白馬大池南岸付近より船越ノ頭東面の大きな斜面に取り付いて無事船越ノ頭到着です。この冬三度目の船越ノ頭付近は雪も多くなっていました。白馬大池の小屋はほとんど雪に埋まれていました。さて展望は雪倉朝日方面は晴れで展望良し、白馬鹿島方面は高曇りではあるが山々が綺麗です。登った東面をまた滑りますが、固めのバーンとパック雪というコンディション。パウダー滑降とはいかない様です。でもこの雪なら楽しめるでしょう。さてバックル閉めて先ず標高差200mの東面大斜面を滑りましょうか。
船越東面下部より見上げる(右手ピークが頭)

船越ノ頭から東面に滑り出します。上部ほど斜度があるのですが、全体的に斜度も緩いノンビリ斜面です。が、雪パックも若干の雪質が変わったりしてテレポジションをシッカリして滑らないといけません。しかし快適〜。雄叫び連発しながら広い斜面を独り楽しませて頂きました。いゃあ、やはり独り滑りでこんな斜面を満喫させて頂けるなんてヤッパ山スキーはええです。
船越ノ頭は皆が良く行く白乗から僅かで行けるのだが、白乗で止めてしまいここまで来る方はこの季節見たことが無い。白乗まで行くならもう少し足を伸ばしてこの船越まで来るのがお勧めと思います。いろいろなコース取りもできて良いかと。
白馬乗鞍南面 西の谷 を覗く(上部から50m程度滑り込んだ場所より)
船越ノ頭東面から白馬大池に広がる平坦地に滑り降りこまずに、緩やかな斜度から急峻な落ち込む白乗南面の西側の谷筋に入り込みました。先ずは、どの程度の斜度なのか、雪質は、と様子見です。こんな所で雪崩れられたらアウトですから。雪質は固く雪崩れそうもありません。シュプール痕が残らない固さですが、エッジはよく掛かります。Okと判断して急斜面に滑り込みます。地図よりは斜度も無い感じで。広々とした感じです。谷はそのまま栂池自然園につながる気持ちよいコースです。
谷の中間部で記念写真(その1)

谷は安定した状態なので折角なので一気に谷を抜けずに、記念撮影大会とします。上部の急斜面を滑り斜度がほどほどとなった中間部で停止です。快晴で無く、青空が背景で無いのが残念なのですが、それでも北アの山々は綺麗です。急峻な雪壁の向こうに見えている鹿島槍と唐松を背景にして記念写真を撮ります。この辺りから雪質は少しだけ柔くなり始めています。一応雪の状態を再度確認してこの先も大丈夫そうです。
当初は船越ノ頭から東面を滑って、白乗南面に入ろうと思っていたのですがこちらの方が今日は正解でしょう。白乗南面は二度滑っていますが、この谷は初めてですしね。やはり滑ったことの無いところが魅力です。
谷の中間部で記念写真(その2)

上と同じ場所から今度は見上げて記念撮影です。上部の斜面です。この谷へは傾斜の緩い斜面からこの急な谷筋に入り込むのでどの程度の谷なのか見えないのでユックリ入り込みます。見下ろしが効くと意外に斜度が無い感じでした。
上部は固めバーンでしたが快適な連続ターンが滑り終えます。二日前降雪があったはずなのですが、上部では吹き飛ばされたのか、その後の暖かい陽に固まってしまったのかよく分かりませんがとりあえず心配な雪質でなくよかったです。状況が悪ければとても滑り込みたくなる谷筋ではありませんから。
栂池自然園手前で振り返る

谷は白乗南面からの派生する谷と出合い広がります。さらに船越ノ頭の東より谷とも出合さらに広がり自然園の平坦地になってしまいます。今回の谷コースはちょうど背景山の右手の最低部からはじまりです。(右手は白乗南面) 
この後は自然園を横断、自然園では天幕一張。スノーシューの軍団(自然観察・散策でしょうか)、白乗南東ピークから滑り込んできたボーダーさん と皆それぞれ楽しんでおられました。成城大小屋から沢中コースでゴンドラ駅へ。
今年は寡雪なので、信州でも中級山岳以下では藪スキーです。この白馬乗鞍周辺は気持ちのよい真っ白な大斜面があるの今年はこちらへ出動することが多くなってしまっています。

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船越ノ頭 東面滑降〜白乗南面・西の谷〜自然園2570m テレマークスキーツアー 


■記録日:2007年2月17日  ■歩行:4時間15分  ■メンバー:単独
■場所:北ア  ■装備:板/ATOMIC TM22(170cm) ,靴/SCARPA T4