鹿島槍ヶ岳の南面の北股本谷は、前から行きたいコースの一つとしているものの私のテレ技量ではちょっと急すぎるので実行は出来ずにいる。しかし、その西よりの布引尾根を挟んである布引谷は稜線直下の斜度もなんとかなる感じ。だが、もう時期は遅すぎるので稜線からは雪は繋がっていないかもしれない。まあ来年の偵察と言うことであまり気張らず出かけてみた。もし大量の雪がある感じなら西沢経由で冷池、そして稜線から布引沢谷滑降と言う期待だけは一応持ちつつ。
大谷原5:49〜北股本谷最終堰堤6:50/7:00〜布引谷1840m7:55〜布引谷2150mのシュルンド8:45/9:10〜1650m冷池谷出合9:30/9:55〜最終堰堤10:10/10:30〜大谷原11:25
北股本谷の最終堰堤と鹿島槍ヶ岳

もう少し早く自宅を出ようと思ってみたものの4時30分になってしまった。もう外は明るい。大谷原に着くと、車が4台ほど停まっていた。釣りだうか、山菜だろうか・・・。
MTBを持ってくれば良かったと思いつつ、西沢出合に向けて林道を歩く。鬱蒼とした新緑になっていて、雪は大丈夫だろうかと心配になるが、やはり西沢出合は本谷河原には雪が堆積しているものの西沢の出だしには何も無くとうとうと水が流れていた。西沢経由稜線の期待は泡となって消えた、それでも北股本谷は堰堤上から泥雪だが雪がある。最終堰堤を越えると石ころは超多いものの何とかスキーが使えそうな感じである。登りはシールが泥だらけになるのでそのまま歩きで行く。
右が北股本谷でそのまま吊り尾根
左が布引谷方面

1658ポイントを挟んで北股本谷と布引谷に別れる。北股本谷の意外と綺麗そうな雪の残り方を見て、入り込みたくなるが今日は布引谷なのである。北股本谷は私には無理そうなので優先は布引谷である。しかし周りの山々の緑はひしひしと濃い。
布引谷を見上げる

布引谷に入り込んだ。もう少し幅の広い谷かと想像していたが、こんな感じだあった。あちらこちらに石ころと岩、それに泥などが累々と堆積しており、ちょっとスキーで格好よくターンすることが難しそうである。それに雪はザラメを通りこしてスプーンカットになる前の様で意外と固いのである。アイゼンつけてバシバシ登れるのであるが、こんな状態では滑りはあまのり面白くない様であった。
布引谷登りから振り返る

右手の高千穂平より少し上まで登ったらしい。
遠くには浅間山や四阿山などの上信国境の山々が見渡せた。写真では良く解らないのですが、傾斜は結構あります。アイゼン無しでは怖いです。
ここで終了しよう(2150m〜2200m位)

布引谷は2750m位で稜線にでる。もう後550m強程度残っているが、雪も相変わらず石ころだらけだし、時々落石が落ちてきて危なそうだし、ソロソロ偵察は終わりとする。来シーズンは4月末かGWに西沢経由で稜線に上がり、この谷を滑降しようと思う。それまで取っておくことにします。

ここからの滑りは、泥と石ころさえ無ければ快適なのであるが、高度差50mほどあまりの酷さに板を外して持って降りる所もあり。それでも今シーズン最後なので板もリハピリに出すからえいゃっと石ころ気にせずターンして最終堰堤まで無理やり滑り降りました。
帰路の林道はスキーとは無縁の様な新緑の美しさでした。

今シーズンは先シーズンと同様にまたしても靭帯を切る怪我をしてしまった。来シーズンはそんな事なきようにもう少し自分の質量も減らさないといけない。さてと、板はSportsDEPOのチューナップに出して、靴はしっかりクリームを塗り手入れしておきましょう。来週あたりからは源流と普通の山歩きと温泉に方向へと転換しよっと。
源流は妙高方面へ先ず考えようかな。

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鹿島槍北股 布引谷2150m 2004テレマークスキーツア 

2005年、これは実は間違いに気づいた。布引沢の一つ西側の沢だった。ほんとうの布引沢はこちら


歩行:5時間36分   メンバー:単独
場所:北ア       記 録 日:2004年6月5日