GW中盤は毛勝のメジャーな谷筋を滑ることにする。先ずは猫又谷。深夜の1時過ぎに自宅を出発、片貝川の南又谷の林道入口には”除雪中につき立入禁止”の看板があったがロープは道路に横たわっており、私も入ってしまった。案の定釣師の車がチラホラ。発電所手前で除雪終了、早めの朝食を食べて出発、氷点下に冷えた様で雪面は凍っていた。シールで林道を行くと猫又谷の全容が姿を現した。なかなか良い斜面、今日は私が一番乗りの様で俄然元気がでる。  ・・・秋の猫又山はこちら
発電所手前5:02〜最終堰堤〜釜谷出合6:27/7:30〜1450m地点8:20〜左俣(釜谷鞍部の谷)分岐8:40〜1880m地点9:30/45〜2180m鞍部10:25/50〜猫又山11:24/12:10〜2180m鞍部12:17/22〜2000m滝12:27/45〜最終堰堤13:00〜発電所手前13:28
↑最終堰堤少し上からの猫又谷の全容  なんだか上高地の岳沢のミニ版と言う雰囲気だが、静けさや奥深さはこちらが圧倒的に素晴らしいことは間違いない!

明るくなってきた沢筋の林道をシールで出発する。この辺りはまだ沢が割れていて谷筋は進めない。堰堤をいくつかこ越すと、猫又谷の全容が姿を現してくれた。左手の猫又谷がこの先も雪で埋まっていることを目視して谷筋に降りた。この先も堰堤が二つあるが右手より越せる。最後の堰堤を越すと、なんとパノラマな猫又谷が素晴らしい。ここで1時間も大休止して写真写りを気にして谷筋に陽の当たるのを待ってしまった。カチカチだった雪面も幾分緩んでシール登行にはちょうど良くもなってくれた。
↑2180m分部の猫又谷入り口からの猫又谷
では、ソロソロ行こうかと後を振り返ると2人組が遥か下方にいた。林道脇にテント泊していた2人組らしい。猫又谷は思ったほどの斜度では無かったが、1800mを越すとツボ足アイゼンの方が速そうだ、と判断しシールから変更。陽の高くなって気温も上昇し、引っ切り無しに汗がタラタラと出てくる。今日も大汗となってしまった。鞍部が近づくと斜度が緩むのだが一歩一歩が重くて思うように進まない、確かに疲れた、とやっとこ鞍部につくと、何と剣大展望がバーンと出てきた、休んでもられず思わず感動的に眺めまくってしまった。
鞍部より剣岳と一緒に

鞍部と言っても少しのデッパリがあるものの基本的には大猫への下り尾根の一角です。しかし、ここからの剣は素晴らしかった。何より、「もぅええ加減にせんかい!」と言う気分にさせといてこの大展望ですから良くわきまえた段取りと言うか手順です。苦しかった登りも許したくなります。さてここで大休止その1です。
鹿島槍(左)と明日行く赤谷山

鞍部よりのは後立山も素晴らしい探訪です。ひときわ目立っているのは尖がった双児峰の鹿島槍です。赤谷は右手の稜線よりピッと登った先です。右手は断崖。ここからブナクラの1800m鞍部へのコースが良く見えてシュプールのあとも見えます。赤谷沢はその右手ですが、こちには急峻でとりあえずパスです。何とかなりそうな感じもしますが、またそのうちにでも・・・。
毛勝山と登山者3人

シールで山頂へと向かうと目茶急な斜面が一つ、仕方なくツボ足で越えました、と、その後は帰路の滑りが楽しそうな大斜面が右手より合流してきます。山頂はもうソコです。
山頂は看板のある部分は地肌が出ています雪のビークの方が幾分高いです。向こう側ピークに2人組の登山者が休憩していました。ではビールです。よく冷やして飲みます。これか゜”美味いったら
。・・・私もノンビリしていると何組かが山頂に到着しました。
山頂よりの剣と登山者たち

昨秋登った剣・早月尾根は真っ白です。あちらも見てもこちらを見ても飽きない展望です。山頂には山スキーヤーは私一人でここは思った以上に登山者が多い場所の様です。
では、第二部に、でスキー滑降開始とします。入念に赤ワックスを塗って出発です。来る時眺めていた大斜面に突入です。超快適ザラメでターンが気持ちヨカですたい!(博多弁?)です。しかしこの大斜面を行き過ぎると猫又谷に鞍部に着きませんので早々に右へ進路変更し大猫への尾根に入って行きました。
さて行くか、猫又谷を楽しむ

鞍部に着くと、剣の展望をもう一度楽しみ、かなり満足してから猫又谷へ突入ですたい!。
オラオラ!と気勢を掛けつつ(別に掛ける理由は何もありませんがとりあえずです。)連続ターンしてビュンビュンと滑りこんで行きました。途中で登ってくる二人組(テントの方でした)とお話しさらに滑って水の補給地点と決めていた2000m付近の小さな滝横で休憩です。足が疲れた。
猫又谷2000m付近(右岸に小さな滝)より見上げる

滝の水をカブ飲みし、元気回復です。下方には山スキーヤーの2人組が休憩しています。これから山頂を目指しているのです。今日、この谷を登ったのは私を含めて3組5人の様でした。意外と人気が無いのですが、毛勝谷と比較して人気の無さが最高のところです。毛勝も良いがこちらの方が総合点では良いかも。
さらに行くと、鞍部に登り着いた時に、これから猫又を下ると行っていて方と遭遇。挨拶をしてカッ飛んで滑り下って林道到着です。
林道よりの猫又谷と猫又山

木々が芽吹いていてもう春です。山桜も咲いていてとても綺麗でした。やはり日本の山の素晴らしい景観はこでなくちゃ、的に感動を覚えつつ、林道を車に向けて飛ばしました。が、飛びません。板が走りません。猛烈な杉ボックリ(ちいさな松ボックリみたいな奴、大崎5mm程度)い゛林道が茶色となってたりしていました。が、気にせずガンガンと何とか滑りして車地点に到着、ここでもビールを飲み満足。
その後、上市のアルプスの湯で汗を流して、スーパーで今夜の食材(もちろんホタルイカもです)を買って馬場島でテント設営。またしてもビールを飲んで満足し、夕食喰って寝ました。

ホーム山行記録⇒2003年2002年2001年2000年以前源流釣][温泉山行][花の山行][低山巡り][地域別][百名山
テレマークの分類→【北アルプス信越国境上信国境上越国境尾瀬周辺北信五岳周辺八ヶ岳周辺東海北陸・中央/南アルプス東北

猫又山、猫又谷2378m テレマークスキーツア


歩行:8時間26分    メンバー:単独
場所:北ア       記録日:2005年5月3日