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毛勝山、毛勝谷2414m 2004年5月15日テレマークスキーツアー


歩行:6時間55分   メンバー:太田、塚田
場所:北ア       記録 日:2004年5月15日

毛勝三山のうち、毛勝山だけまだ登っていなかった(2002年10月の猫又山と釜谷山)。前々からその時はテレマークで行こうと決めていたが、この山なかなか遠いので決行できずにいた。今シーズンの目標にしていたが雪が少なそうなので来年かな、と思ってみたものの急遽15日は天気が良さそうとの情報に重い腰を上げて行ってみることにした。直前に太田さんからも行くと言う。では二人で行きますか。
太田さんは宴会があるので長野新幹線の最終でくる、と言う。が、乗り遅れて急行能登で糸魚川駅4:45待ち合わせした。自宅を2時30分にでれば糸魚川まで間に合う。それまで僅かだが睡眠をとる。

阿部木谷林道830m地点6:45〜最終堰堤7:25〜大明神沢出合(1234m)7:57〜毛勝谷1810m地点9:24〜稜線(毛勝谷コル)11:05/35〜毛勝山11:45/12:00〜稜線(毛勝谷コル)12:10〜毛勝谷(1630m地点)12:25/42〜最終堰堤12:59/13:10〜阿部木谷林道830m地点13:40
↑毛勝山頂より剣と毛勝二山(猫又と釜谷)の展望
やはり思った通の素晴らしい展望である。長い急な毛勝谷を登りつめて稜線に飛び出すと剣から後立山のパノラマが広がる。

←最終堰堤から毛勝谷に入り込む
阿部木谷は830mまで車で入れた。途中でかい石が落ちてたりするがここまではOK。この先は雪が残っているので車ではここまでだ。ここからスキーを背負い林道を最終堰堤まで歩く。駐車してある車の数からかなりの人が毛勝山を目指している様である。
最終堰堤までは雪が付いたり消えたりでシール歩行と言う訳にはいかない。最終堰堤を乗り越した先で谷は狭まり雪で谷が埋まっている。二か所谷が口を開けているが今日は問題は無い。両岸が迫った谷の中を先ずは行き、大明神沢出合の二股を目指す。
毛勝谷が明るく開けた

二股で谷は大きく広がる。目指す毛勝山が毛勝谷の向こう側に見えている(と思う。)さすがに今が毛勝山登山の旬の様で、我々の先に大勢の人たちが先を登って行くのが見える。先週の白馬の大雪渓と比較にならない人の多さである。また大雪渓よりはるかに急であることも解る。それと標高差1200m登らないとならんので気が少し滅入る、が頑張ろう。
シール登行をあきらめてツボ足

なんとか1700m位まではシールで粘るが、買って10年近くになるボロシールは雪を捉えてくれず結構ヅルヅル滑ってくれる。仕方なくツボ足に変更するが、先行者のトレースはアイゼン歩行なので階段ができていない。急斜面が続くので我々もアイゼンをつけて登ることにした。・・・私の梶田のアイゼンもソロソロ新しい軽いのが欲しいものである。(山道具の値段高さに手が出せない。ユニクロあたりで扱ってくれると良いのだが・・・)
太陽の周りには虹が

今日は高曇りで時々陽が指す天気である。富山に高速で入った瞬間、富山の空は曇天で心配したが、毛勝山に近づくにつれて天気は良くなったのだが、毛勝谷に入り登るに従い、空はスカッとした青空からちょっと鈍よりとなってしまった。まぁこんな天気の方が登り易いのではあるが、ヤッパ青空が欲しい。
毛勝の稜線間近、駒ヶ岳がよく見える

毛勝谷をぜいぜい言いながら登り高度を上げると北西尾根の向こうに駒ヶ岳が見えてくるこの山もまだ登っていない山。私の住んでいる長野市周辺の同じ様な標高の山では雪が完全に消えているがさすがにここは豪雪地帯である。

毛勝山と南峰との間の稜線コルは、5mぐらい雪が途切れるがコルにはまだまだ一杯の雪が残っている。ここで大休止。剣の展望が何と言っても目を惹く。後立山も素晴らしい。ここで毛勝谷登りの汗が引いたら、毛勝山へ。もう僅か。
剣を背に毛勝山頂へあと10歩

毛勝山頂へはさっきのコルからシール歩行で僅かで着く。コルからの展望も良いが山頂からの展望はもっと良い。北方方面も良く見える。富山湾も能登半島も見えているものの輪郭がハッキリしない。でもまぁ許しましょう。剣方面は奥大日岳や浄土山、それに剣手前の赤谷山などが見渡せる。
毛勝谷を見下ろす

山頂から毛勝谷を見下ろす。何組かが滑り降りて行くのも見える。緩やかに左に円弧を描き、右へ折れているところが大明神沢出合の二股である。登りは大変であるが、帰りが楽しみな長大な毛勝谷である。
↓後立山のパノラマ
左から唐松、五竜、鹿島、爺。稜線には全く雪が無い。
↓毛勝山頂のパノラマ(太田さん撮影)
大景観を眺めいる私。なんとなく太めなのが気になる。少しばかりやせないと膝にまた負担がかかり怪我、と言うのが怖い。
毛勝谷上部の滑走跡とひいひい登る登山者

ターンの大きさと人の大きさの関係から、下るのは目茶はやで、登るのは目茶おその関係が良く解る。あのひとターンはせいぜい数秒だが、登るのは数分ではないかなぁ。
毛勝谷上部はシュルンドもできており注意しながら滑り降りるとする。
さて、いよいよ滑りますか

山頂(毛勝山頂の標識があるところより東方面の雪の上のが高い)で滑降の準備をする。シールをストックで絞ると結構水が滴ります。ワックスを塗ってソロソロ行きますか。
先ずは山頂から稜線コルへひと滑り。剣と後立山の展望とお別れしてスキーを手に持ち5m、再度スキーをセットし毛勝谷へ滑り込んで行きます。快適なザラメで快適滑降間違えなしの雪です。
先ずは急斜面を滑る(毛勝谷上部)

さすがに最初はちょっと急である。が、ザラメの良い雪。エッジを利かせて連続ターンで一気に滑り降ります。ターンのたびザーっと雪が削られてグゥっと滑り降りて行く。
テレクークが楽しい。毛勝谷上部の私

毎度の屈伸運動にひいひい言いながら、両膝の靭帯損傷しながらも止められない楽しいスキーです。年を取って動けなくなるまで一応やろっと。と思います。
上部急斜面終わり、中間部へ(でもまだ少し急)

雪の良い所を見つけながら右へ行ったり左に行ったりして滑る。
石ころも結構落ちていて板が悲鳴を上げるが、まぁ仕方ない、どんどん行きましょう。中間部にくると多少緩くなるので横滑り系ターンからもっとまともなターンになっていきます。
毛勝谷下部(二股上部)の滑り

ここらで斜度も緩んだので大休止。振り返ると休憩をしながらも一気に滑り降りてきた毛勝谷が。テレマーク組も降りてくるが私ども同様に10ターンもすれば休憩したくなる模様である。
ここで水をいっぱい飲んで大休止。毛勝谷はヨカーと思いながら毛勝を振り返る調子なのでる。
最終堰堤で板を外す

さて、ここから先は二股までは落ちている大きな石の間をスラロームを楽しみながら滑る。谷が狭まると泥や石ころで雪の状態も悪く慎重にルートを探しながら滑りおり、最終堰堤と到着。ここで汚れたスキー板を毛勝谷の水で洗い落として林道の車まで最後のガンバリ。(実は日差しも良く汗をかいてバテバテで到着)
この後、海の幸と温泉を求めたが、結局は小谷の来馬温泉「風吹荘」で汗を流し、白馬で蕎麦を食べて帰った。