毎年この時期に鹿島槍付近で遊んで頂いているが、北股本谷は私には無理と決め付けていたもののやはり一度は行って見たい。という事なので行きましたが、意外とサクっとツアしました感じ。斜面は急は急だがまぁ何とかなるじゃないの・・・的な急斜度でテレツアとしては★3つ上という感じでした。まぁGW過ぎればみんなザラメで急斜面でも快適に滑れるし・・・。但し、落石は多く、絶えず気にしていないと危ないところでした。ヒュルル・・・と回転音高らかにでかい石が落ちてきて右に左に逃げなければなりません。あぁ怖ぁ。
◆大谷原5:25〜西俣出合6:05〜北股2125m8:10/25〜吊尾根10:01/15〜北峰10:20/29〜吊尾根10:37/11::00〜左俣滑降1800m12:00〜最終堰堤12:10/20〜西俣出合12:30〜MTB〜大谷原12:50
いよいよ北股、まるで門のような断崖の仰ぎ見ながら北股に入り込む

大谷原からはMTBを乗ったり押したりして西俣出合へ。途中50mほど林道が雪で埋まっていただけ。帰路はMTBで一気下りの予定。今年は雪が多く西俣付近の北股本谷は雪で埋まって流れは出ていない。堰堤トンネルでなくそのまま右岸へ。最終堰堤までは板をもって歩き、ここからシール登行である。北股下部の広い大雪原から北股がガーンと突き上げて上っていく。実は登りは布引沢、滑りは北股を予定していたが布引沢はかなり岩と土砂で覆われている様で却下しそのままの北股を登ることに変更。しかし北股を進むと、全容が見れる場所まで来てガーン、こっちも目茶汚れている、下部は布引沢以上に土砂、いや岩である。まぁ気にせず行きましょう。ヘル持参しているし。
北股2650m付近より(下山時の写真)の様子

下部は土砂でなく岩、それも人より大きな岩もある。最初はシール登行で何とか行くが、もぅ限界、谷が全て土砂で埋まっている、致し方無く板をもって約標高差150m(1900m〜2050m付近)ばかり登る。この上は暫くシールで登ると斜度が徐々に増してくるので2150m付近よりはアイゼン歩行に変更。幸い先行者が居る様でトレースがあった。ラッキー、有りがたくトレースを追わせて頂きました。2200m付近の左岸尾根より突然の崩落、轟音とともに大量の落石が北股に落ちています。北股を埋めている土砂と岩はこの左岸尾根よりの崩落が原因だった。しかしスゴイ。そんなこんなで注意しながら登るものの時折、岩が急斜面を落ちてきて危ない。絶えず注意しながらの登りとなり、何度か右だ、左だと避けました。肝が冷えるね。
左:北峰よりのカクネ里
右:北峰より吊尾根と南峰

2650m付近まで登ると南峰の際に詰める直上コースと北峰寄りに吊尾根のコルにダイレクトに出るコースに分かれる。斜度はコルの方が緩く、白い大斜面となっているのでそちらを進むことにする。と意外にここからは楽勝で吊尾根に到着、先行者は荷物デポして南峰に行っているみたいで私一人の吊尾根だった。少し休憩して南峰はパスして北峰へ、ここからのカクネ里は素晴らしい斜面となっていた。ここも滑ってみたい所だがなんせ行くのが大変なのである。さて吊尾根に戻ろう。
吊尾根からの大斜面をひと滑り、記念写真

吊尾根からは素晴らしい大斜面が広がる。さていよいよ北股滑降の始まりです。最初の斜面は、急ではあるが快適にジャンプテレターンなんかしながら2650m付近まで一気に滑り落ちます。見上げる斜面は圧巻ですなぁ。そうそうこ北股の核心部に入るのでヘル被ってます。ここからは爺ヶ岳もよく見えます。この2650m付近は小さな尾根が入り左俣でも左と右に斜面が分かれ、2500m付近で合流します。私はより快適そうに見えた向かって左側(東寄り)の斜面に入り込み一気に滑って行きました。時折自分のターンで削った雪が流れ落ちますが大きく流れとはなりませんので安心です。
北股2400m、左俣を見上げる

左俣と南峰がガーンと頭の上に聳えている。確かに急は急な感じの斜面である。この2400mは左俣のゴルの出口で、この先は斜面が拡がり2300m付近で南峰よりの右俣が合流してきます。(下の写真) ここまで何度か記念写真を撮りながら滑ってきたので意外と時間要しました。いちいち板を脱いでカメラセットして、、、と落石があったりと悠長に写真撮っている場所ではありませんでした。カメラがシャッターが落ちた振動で北股を転がり落ちて行く事もありまいりました。

さてさて落石注意でどんどん行きましょうか。
上:2300m付近よりの見上げる北股本谷
 左俣の方が断崖際、一方右俣は広そうな感じであるが上部でかなり狭い部分もあるらしい。
1900m付近よりの北股本谷全容

2100m付近まで来ると、石ころと岩と土砂が堆積したりして滑るのに苦労します。時折岩に乗り上げるもののどうせもう直ぐチューンアップだから、と納得しながらガリガリ滑りました。しかし2050m付近からは滑る場所が見当たりません。素直に板を外してグリセード気味に歩いて降ります。
1900m付近で再度スキー滑降再開し、後は一気に最終堰堤まで滑り込みます。振り返る北股本谷はスゴイ所だなぁなんて感慨深く
なりました。
この後最終堰堤の流れで板の汚れを落とし、MTBで一気下り。
自宅に速攻で帰宅。日が沈むまで田圃の畦のモグラ穴潰しで筋肉を使いました。北股本谷より畦のモグラ穴潰しの方が疲れた。

ホーム山行記録⇒2003年2002年2001年2000年以前源流釣][温泉山行][花の山行][低山巡り][地域別][百名山
テレマークの分類→【北アルプス信越国境上信国境上越国境尾瀬周辺北信五岳周辺八ヶ岳周辺東海北陸・中央/南アルプス東北

鹿島槍 北股本谷2841m テレマークスキーツア


歩行:7時間25分    メンバー:単独
場所:北ア       記録日:2006年6月1日