五六のコルから滑降し、一通り斜度も緩んだ2400m地点から再度登り返して北尾根の三四のコルを目指します。三四のコルは2950m程度の標高で先ほど行ってきた五六のコルよりさらに200m程度の高さです。涸沢天幕場からの三四のコルは見えませんが2700m程度で涸沢の大カールにコースが合流して来るので、中間部以降は目立つコースです。が、本日は五六もそうでしたが三四からもシュプール跡はありません。ならば行きましょう。
◆涸沢カール2400m付近13:20〜北尾根三四のコル手前2850m付近14:45/15:00〜涸沢天幕場15:25
涸沢岳と北穂を背景にして

さて、皆と別れて三四のコルを目指します。最初は吊尾根下の涸沢カールをシールで直登します。 ・・・と、吊尾根と奥穂の間のルンゼから表層雪崩が小規模に落ちていきます。目指す三四のコルは2700m付近から東よりに進路を変えて北尾根に突き上げているのですが、今は眼前に吊尾根のルンゼが迫っています。こんな所で雪崩れられたらイヤだなぁなんて思いつつ、雪崩の通りそうなルートを避けて進路をとります。いつしかジグザグ登行しなければならない斜度ともなっていました。振り返るとかなりのいつしか涸沢天幕場は見えず、標高もかなり上がったみたいです。
三四のコルを背景にして

そろそろ時間的にも終了かな、、、今日は(柳)メンバも涸沢に入ってくるので天幕で宴会もあり、あまり遅くするわけにもいかない。では、ここで終了。標高は約2850m。コルはもう少しで、斜度は幾分緩みかけている地点です。右手の岩には北尾根登行中の登山者が見えて声を掛けながら登っていました。この人達、前穂山頂まで行くとしても今日はどこで天幕なのだろうか、と?。では滑降開始です。少々バックルもビンディングもキツメにしてスタートです。先ずは雪崩は大丈夫かな?と心配しつつトラバース気味に吊尾根北側の斜面に入り涸沢天幕場の見える場所に来ました。ここからは真っ直ぐ下に滑り込みます。〜〜!!快適です。!! 先ほどの五六のコルからの雪質より良いです。さすが北向き斜面です。
だいぶん下って涸沢天幕場を見る、ついでに吊尾根方面と記念写真

吊尾根下の大カールを快適に飛ばしますが、いかんせん疲れます。何度も立ち止まりながら休憩です。ルンゼからの雪崩跡の東側には綺麗な大斜面となっているのでソコがコースです。随分下ると天幕の様子が良く分かりはじめます。今日は50張程度でしょうか。山屋の一大避難キャンプが設営されていました。さてさても吊尾根下の大カールの滑りを楽しみ、天幕場に滑り込んで終了。(柳)メンバも到着しておりも早速ビールを頂き、乾いたメドには最高に美味いビールでした。

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前穂 北尾根三四のコル(手前)2850m テレマークスキーツアー 


■記録日:2007年4月29日  ■歩行:涸沢カール2400mから2時間5分程度
■メンバー:単独  ■場所:北ア ■装備:板/ATOMIC TM22(170cm) ,靴/SCARPA T4