これまた一昨年よりの課題のコース。昨年も一昨年も靭帯損傷で4月は棒にふったのでこの唐松沢が課題として残っていた。さて昨日は芝公園で花見で終電でお疲れ、またこの数日の暖かさでソロソロ雪も緩んだだろうと言うことなので近場の唐松沢を目指した。今日は最高の天気で気温もドンドン上昇するみたい。カリカリアイスバーンだったら撤退しなくてはならないがこの分だと昼過ぎには唐松沢上部も緩んでくれて楽しそうである。
八方山荘(リフト終点)9:20〜無名沢入口2140m地点10:07〜稜線12:00/30〜唐松山頂12:50/13:00〜山頂北の肩・唐松沢エントリ地点13:05/10〜2275m二俣13:20〜1735m地点13:40/47〜南大滝14:00〜林道14:00〜二股の橋14:55
↑唐松沢上部のパノラマ・・・右より滑降したDルンゼ(ボーダがいる)、唐松沢本谷(中央)
天気は最高、皆思い思いのコースに行くみたい

500円のゴンドラ前付近の駐車場で朝食をとり、準備をして出発する。既に大勢のスキーヤが楽しんでいるがゴンドラ乗場は山屋がちらほらと言う感じである。リフトを乗り継いで八方山荘へ。ちょうどシールを貼っていると声を掛ける人がある。昨年も槍沢でお会いした”SMてぃのテレマーク日記”の海老名さんだった。この時期は御馴染み方とよく鉢合わせする。
さて、登りは暑い。もうGWと同じ暑さでマイッタ。ズボンがユニクロで買った冬用の、その上にいつもの赤いカッパは蒸れる。
丸山ケルンを過ぎると唐松沢の一行が目立つ

丸山ケルンを過ぎると風が強く、さっきまで緩んでいた雪面が風で固くパックされている。う〜ん、唐松沢は大丈夫だろうかと少々心配になるがまぁとにかく行ってみましょう。唐松岳手前のコルからだと北面斜面なので・・・どうかな?、とも思うが山頂を越えたコルは東斜面なので陽も朝から当たっているし大丈夫だろう、という気持ちで汗をかきかき登って行きます。
稜線からはいつもの通りに北アの大景色

何と言っても剣が目立ちます。が、今回は餓鬼谷です。ここは上部は唐松岳より広がる大斜面でキューっと吸い込まれる感じで深い谷になっていきます。が、雪で埋まっています。何とか滑れそうで今度上部だけでも滑ろうかと思っています。向こうは立山、素晴らしい景色ですたい。山頂へは急斜面を越すとソコです。
唐松沢に本日最初のエントリです(唐松山頂より撮影)

山頂より今日最初の方が滑りこみます。ボードを含めた3人組の有料ツアの様です。このあと、一気にターンしてドンドン滑り落ちていきました。あっという間です。入り込みから200mぐらいは40度ぐらいの急傾斜が続くらしいです。・・・唐松岳手前のコルからも雪の調子を見てみましたがカチカチで危険を感じてしまった、こちらの東面斜面が正解なのでしょう。
山スキーヤーが唐松沢に飛び込んだ

エントリ地点より撮りましたが、急な感じが無いですね。ほんとうに急なのです。この方は一気に行ってしまいました。皆、うまい。
唐松沢は累々と言う感じで向こうまで白くうねっています。
さて、私も行きますか。滑り込むと雪もそんなに悪くなく、斜度も想像していたほどの急傾斜とも感じられずで、さてターンもOKです。私は本日4番手なので、まだ誰も滑っていない北寄りにトラバースしてから遥か下方の唐松沢目がけて滑り落ちていきました。途中一度転倒なんてまししたが直ぐ体制をも戻してジャンプテレマークで楽しく滑らせて頂きました。
唐松沢上部と山スキーヤー

ターンを連続して出来ません。疲れます。立ち止まりゼイゼイしていると上から滑りこんで来ました。なかなかです。何人かがエントリしてきています。皆、楽しそうですなぁ。今日は雪のコンディションは良くて滑りには緊張感もぶっ飛んで行きます。あとは雪崩注意です。この暖かさですからどこからかプロックで雪庇が落ちてもおかしくない感じです。あんまり危険地帯で立ち止るのはよろしく無いので先を急ぎます。まだまだ急斜面です。
唐松岳手前のコルからの唐松沢と合流(2275m地点)

やっと唐松沢本谷か??の山頂手前のコルからの谷と合流した。上から約400m滑り込んだ地点なのです。見上げる両方の谷はどちらもガーンと上まで続く白い谷が印象的でした。
で、この辺りまでくるとやっと斜度も緩んでお気軽斜面になって楽チンになります、がデブリが両岸の岩壁より落ちてきています。注意注意です。ノンビリしたいのもやまやまなのですがやはり先を急ぎましょう。こんな狭い谷で雪崩られたりたまったもんじゃないですから。
オゥー、デブリの嵐

上の写真の二股が写真の左中です。右手の谷が滑った谷です。と、なるとよく解りませんが唐松山頂は両方の谷の間の黒い岩峰のどっかでしょう。
二俣より下は南斜面から落ちてきているあちこちにあります。こんなに一撃されたら、そりゃアカンな。気温は異常に高く、できたら半そでで滑りたいのですが、赤いカッパでさらなに先を急ぎます。
不帰のキレットからの沢が入り込んでなにやら日本離れの景色

DとかCとか良く知らんが不帰キレット方面のルンゼからの沢が1900mぐらいで入り込んできた。ふりかえると何だか日本じゃない風景みたい。太陽は相変わらずサンサン。眩しい。汗ダラダラ。喉カラカラ。しかし唐松沢は長い、またまだなのである。もう少し下でたまらんから休憩だーでさらに滑って行きま〜す。
1735m地点より見た唐松沢

谷の奥の一番高いのが唐松岳、その右手の白いところから滑降開始。・・・もぅ疲れましたわ。ここまで来ると雪は重い。かにり重い。スキーは滑らない。黄沙で茶色系雪なのです。まぁ今日の空は黄沙の影響は無いようで青い。久しぶりに青い空てせ良かった良かった。・・・しかし大休止という訳にもいかんので老体にムチ打って先に進めます。
なんと、ボーダーが右手の尾根(八方尾根)より滑ってきた

いったいどのコースなのか良く知らんがボーダーがいっぱい滑り降りてきた。八方尾根の2361地点より無名沢でなく、そのまま北の谷に降りたのか・・・。まぁいいや。

この先は難所の南大滝、が雪で埋まってました。それでも亀裂が結構ありそろそろ滝出現し言う感じです。さらに下のゴルはデブリに埋め尽くされていてスキーを脱いで歩きで突破。あとは林道です。残念ですが名無温泉には入らずそのまま二股、ここであらかじめデポしておいたMTBにまたがりゴンドラ乗場に戻りましたとさ。途中の7/11でビールがどうしても飲みたくなり一本頂いてしまいました。すみません。

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唐松沢どうやらDルンゼらしい(唐松岳)2696m テレマークスキーツア


歩行:5時間35分      メンバー:単独
場所:北ア(後立山)   記録日:2005年4月9日