はや40日間、テレマークスキーに行っていない。日夜左足靭帯の接続リハビリに励んでせいか、随分良くなってきている。まだ膝は伸びきらないし正座もできないが、雪がなくなってしまっては遅い。膝をカバイながらとりあえず様子見のノリで出かけてみることにした。目指すのは杓子沢、様子見がてらとしては長いコースだ。が、二股についたら猿倉へのゲートが10時まで開かないとの事で、10時までは待っていられない。致し方なく金山沢に転進した。地図が無いがまぁ天気も良いし、以前見たルートが何となく記憶しているので、迷わず向かった。
栂池ゴンドラ8:00〜栂池ロープウェイ8:30〜栂池自然園8:40〜2301m地点上方〜2615m稜線11:20/11:45〜2301m地点11:55〜金山沢〜北股入12:25/12:35〜猿倉13:00
栂池自然園を望む

豪華にロープウェイを利用してしまった。下車後シールをつけて自然園に突入。既に栂池自然園の宿は営業しており、おじさんとおばはんが大量に宿泊していたみたいである。
自然園を横断し、前方から張り出す尾根にとりつく。今日の靴は4月に買ったアリテュードでまだ足になじんでおらず速痛い。我慢してひと登りすると自然園が良く見渡せる台地に到着した。眼下には私の後から3組程度が登って来ていた。
小蓮華岳と真っ白な南東斜面

小蓮華岳へは左側のピークを目指してひたすらトラバースをしていく。昨日の降雪が5〜10cm程度あり、所々シールが滑りつつ登っていく。稜線の雪庇や雪塊が崩壊している部分もあるが苦にはならない。太陽の光がひたすら当たるこの斜面を単調な右トラバースでピーク手前の肩を目指して行く。ちょうどいい加減に飽きた頃に稜線に到着する。
稜線到着(向こうは妙高/焼山と火打山)

稜線に到着。途中あたりから、膝が痛いなぁと思いつつ進んだのだが、良くぞ ちゃんと来れた、という事の方が気になって満足満足。でも痛いと思っていたのは怪我した方とは反対の右足であった。なんだか知らないが問題の左足は調子が良いみたい。
稜線は風があるが、南側に寄るだけで風はなくなる。暖かい良い天気である。今日行く予定だった杓子沢はここからは全容が見えないがこの連休中にはいっておきたい所である。振り返ると小ピーク越しの妙高が綺麗である。
雪倉岳、朝日岳

稜線の北側には、何年か前に行った雪倉岳がひときわ大きく聳えていた。よく見ると山頂直下の東面に何人もの人が登っている。私は以前北面から登って滑り降りたが、東面もゆるやかな斜面を延ばして気持ち良さそうである。また次回行く所が増えて困る。
2615m稜線、本日はここまでの地点

小蓮華岳山頂も目と鼻の先だが、もうここで満足。杓子岳。唐松岳、鹿島槍がよく目立つ。ここでシールを取って準備をするが、私の後からはまだ誰もここまでこない。以外にも皆結構遅い・・・。考えてみたら今日は休憩は無しである。結構膝の回復に満足である。でもいよいよ滑降になってしまうが、ちょっと大丈夫だろまいか、と言うことで緊張。
稜線より滑降開始

以外にもちゃんとターンができる。不安が一気に飛んでいって「なぁーんだ、できるじゃない。」と安堵。リバビリし過ぎてしまったか、もっと早くテレツア再開しても良かったのではといい加減な事をまた思う。でもお医者さんが言っていたが切れやすいからね。と言う激励の言葉を思い出しつつ慎重に下る。
金山沢 中間地点

東南斜面を滑り下りると先行パーティがいた。
2301m地点まで滑ると、稜線目指さずそのまま金山沢に滑りこんでいくパーティがいた。後で北股入の所で解ったのであるが、今朝二股のゲートで出会った人たちであった。金山沢を滑ると言っていたが、こんなコース取りをしたわけである。確かに楽チンコースである。
雪面は徐々に荒れてきた

泥を含んだデブリがあちらこちらから落ちてきている。うまくかわしていかないと板があれてしまう。私は1970m地点上部で一本左手側の沢に入り少し下った地点で金山沢に合流した。最後が少しだけ急であったが泥のデブリは避けて通れた。
金山沢の下部地点

右から左からのデブリを避けながら滑り込んで行く。途中カモシカと思える白骨化した死体があった。雪崩れにでもあって命を落としたのかもしれないが、かなり前のものであった。その横をターンしながら進む。北股入の対岸が近づくと、金山沢は左に大きく曲がりまた右に回る。そこが北股入との出合である。出合は沢が出ていない。対岸の林道に上がれば、後は猿倉までの林道滑りのみとなる。
北股入からの白馬大雪渓と杓子岳(左)と白馬(右)

猿倉までは雪がついていた。猿倉の駐車場で雪は50cm程度だろうか。いずれにしても連休の天気で融けるかもしれない。

なお、先ほど来の3人パーテイの方は知り合いが白馬乗鞍から車で迎えにきてくれたので、私も同乗させて頂き栂池駐車場まで送って頂きました。白馬乗鞍の若栗ロッジの皆さんでした。感謝。

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金山沢(小蓮華岳手前2615m テレマークスキーツアー


歩行:4時間20分  メンバー:単独
場所:北ア     記 録 日:2003年5月1日