なかなかハードな沢である。大きな釜を持った滝が連続し、泳ぎに高巻きに、直登したり懸垂したり、淵をヘッたり泳いだり。緊張感と楽しさが両立している良い沢である。岩魚ちゃんも適当にいたりとこちらもまた楽しい。圧巻は三ツ釜大滝の大展望、素晴らしい景色で、ここではソウメンがしたくなる。詰めは横沢右俣を遡行、もう滝は無いだろうと思っていると現れる最後の大滝に愕然・驚く。いやいや最後まで飽きない沢である
◆大場集落先の林道ゲート〜取水口〜二俣〜三ツ釜大滝〜清水沢出合〜林道〜横沢右俣〜40m大滝〜登山道〜小松原湿原〜金城山〜秋山郷の風穴駐車場
12日は入渓地点で即天幕設営。食材調達し楽しく夜が更けた。

12日は津南の役場で落ち合い、1台を下山口にデポをする。早速入渓のため大場集落先の林道ゲートに向かう。ゲートから直角に沢方面に道が続き、山の斜面を下降する道(どうやらこれが噂のブル道)を行くと直ぐ釜川に降り立ちことができた。ここが取水口である。もう時間も16時なのでここで早速天幕設営です。ここで沢2回目の倉橋君のため懸垂下降の練習です。で、直ぐ飽きたので、焚き火の用意をして早速食料調達に成功し楽しい夜となったのです。

夜は満天の星、久しぶりにスゴイのを見てしまったと言う感じだった。
13日 今日はノンビリ遡行する日です

で、ド快晴で気温もガンガンと上がりそう。泳ぐのも全然寒く無い日です、と思っていると早速泳ぎである。
取水口からしばらくで二俣です、ここは右俣に入ります。と、いよいよ本領発揮という感じでゴルが続きます。何度か泳いだりした滝に取り付きます。写真は釜をもったF2の5m滝と思います。ここは右岸をヘツるか泳いで滝下に取り付いてそのまま右岸の岩の裂け目を登ります。ここを過ぎると河原歩きとなり、大きな瀞をもった2mCS滝となつた様な気がします。とにかく小滝がバンバンあり皆安直に登れない楽しい滝ばかりです。
その2mCS滝手前の瀞を泳ぎます。

泳ぎ担当は私なので、先ずは飛び込みます。続いてザイルで皆を引張りたりします。試練のためザイルを緩めたりしたりもして楽しい泳ぎタイムです。そんなこんなでここまでは大滝は無く、小滝が連続するもののザイルをほどほど使いクリアです。懸垂下降も確か一回程度しかなかった? かな程度で進んできました。
と、向こうにはスラブの斜面が垣間見えます。いよいよか。
で、出ました三ツ釜大滝

確かにこの滝の威容と沢そのものが両斜面のスラブに掘り込まれた感じで、正直感動的な景色です。ここで小休憩し、登りきったところでソーメンタイムとすることにし、ソーメン目指して滝を登ります。ルートは左岸のリッジっぽい所を登り、潅木帯に入り、そのままもう一つ上の滝を越します。沢靴のフリクション全開で登らないとズリ落ちますので・・・。越した先の滝はヤド沢に入り込むので一段滝を下って本流筋に戻りました。さて、ソーメンです。ついでに人間ソーメンの滑り台なんか遊んだりもできます。
この付近はナメ滝もいくつかありフリクションを効かせて乗り越えます。
F5 8m滝と思われる。

ここはルート開拓に時間を費やしてしまつた。最初は左岸のルンゼを登り高巻こうとして失敗、結局右岸をへつりそして滝横を登る。ここまでで午後4時ごろとなってしまっていた様な。
この後も泳ぎと滝が現れ高巻いたり懸垂したりと疲れる。もう滝は無いよね、思っているとなんと一番手ごわそうなF7の12m滝と遭遇、ここは右岸を高巻き、15mほどの懸垂で河原に降り立ちました。薄暗い18時30分、ここが清水沢出合だった。とにかくテント場を張る場所かーを探すが無い。出合の岩ごろごろ地帯にビバーグか悲しい気持ちになりつつあつたが何とか出合から40m程度先の地点に無理やり天幕を張れそうな場所発見。平でも無いが決定。とにかく疲れた1日となった。途中遊びすぎたのがいけなかった。
14日泳ぎと滝の連続

今日も快晴、昨日はほんとうに疲れた。あまり遊び過ぎたので今日はほどほど遊びながら遡行です。で、出ました今日も瀞、釜、滝。忘れてしまいましたがとにかく泳ぎ、滝を越えること幾つか。するとデーンとおそらくF9の12m二条の滝(写真)。ここは右岸を登り途中から滝中を突破かな、と観察していましたが右岸をそのまま登れました。
ここを過ぎるともう平凡な河原となり、直に林道と交差です。確かにこんな所に林道とは?となりますが何だかホッとした感じにもなりました。で先を急ぎます。
詰めの横沢右俣に現れた40〜50mの大滝

もう滝は無いだろうと思っていたり出できた大滝。ここを登るのかょ、と言う感じで立ちふさいでくれています。ここは先ずは一段目を左岸から超えて右岸際に移動し、残置のある岩割を一段登り、さして後は直登あるのみ。高度感はありますが、登りやすい大滝です。
この後、しばらく遡行して登山道が横切り沢も終わり。登山靴に履き替えて小松原湿原を通り、秋山郷の逆巻温泉上にある風穴駐車場に下山です。風穴は天然クーラで涼しかった。この後、車を回収しグリンピアで汗を流し、スキー場脇で天幕。

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釜川 右俣 沢登り+α


歩行:時間録る余裕無し  メンバー:太田、倉橋、塚田
場所:信越国境       記録日:2007年8月12〜14日