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南アルプス 烏帽子岳〜荒川岳〜赤石岳〜聖岳


烏帽子岳〜荒川岳〜赤石岳〜聖岳縦走
歩行:                     グレード:★★(稜線縦走は大変でないが体力必要)
場所:長野県                記 録 日:1992年7月後半
飛行機よりの荒川岳プロフィール
南アルプス南部の山々は、比較的に人も少なくて静かな山旅ができる。特にテント場は、横に誰かが張っているという感じは無いので、夜はシンシンと静かでよい。でっぷりとした大きな山が多いので、じっくりとのんびりと行きたい所である。今回は2泊3日で駆け抜けた時の記録。
コースガイド
1日目 塩川〜高山裏テント場
 長野の自宅を早朝出発し伊那大島駅を目指す。伊那バスの駐車場に車を止めさせて頂き、塩川行きのバスに乗り込む。塩川まで行く登山者は結構多い。天気も上々で気持ちもルンルン状態である。塩川までは結構時間がかかった。
 三伏峠の登りは、急なつづらおりの道で結構汗をかくが、どんどん人を追い越して登っていく。今日は、高山裏のテント場まで行く予定であり、結構遠い。急ぐ必要がある。通常は三伏峠のテント場なのか、皆のんびり登っている。私だけが張り切っている感じである。 三伏峠では休憩をしないで烏帽子岳まで歩き続ける。やっと南アルプスの展望が拡がって、間近に接する山々をじっと見いってしまった。北アの山々と比べて、どの山も大きい感じがする。赤石岳
 小広河岳は、傾いた三角形の山で、ゴツゴツしていなくてスキッとした形を見せている山である。ここを過ぎると、標高を下げて樹林帯を含む、道となる。大日影山を過ぎる頃には、結構疲れてきて、板屋岳までが意外に遠く感じた。やっとついた高山裏のテント場は、隣のテントまでかなり距離があって、一人山奥にいるぞ、といい感じのする場所である。水場で行水風にタオルで体の汗を落として気持ちいい!!。真空パックのウナギの蒲焼きで精を出して明日に備えた。早めに就寝。
2日目 高山裏テント場〜百間洞テント場大沢岳
 朝、いきなり荒川岳へ一気に大登りする。高山裏を出てしばらくはトラバースで山腹を抜けて行くが、直ぐ岩のゴロゴロした斜面となり、前岳まで延々と続いている。見るだけで疲れそうである。
 前岳から南ア南部の主峰の悪沢岳が三角形の形をして大きくそびえている。荷物をデポして悪沢岳まで往復することにした。稜線は高山植物が豊富で気持ちの良い所である。空身なのでガンガン歩き悪沢岳山頂を僅かな時間で往復した。ガンガン歩いたせいか、あまり悪沢岳山頂の景色の記憶が無い。
 前岳まで戻り荒川小屋まで一気に下る。大聖寺平はだだっぴろい所なので霧に巻かれるとちょっと注意が必要かも。小赤石岳から雪を残した赤石岳が美しい。赤石岳避難小屋は山頂南直下にあり、小さな小屋である。ここから明日登る聖岳が良く見える。聖も大きな山である。
 赤石岳西面の砂礫帯の道は、その名も通り赤い石の道である。ごろごろした道を行くと百間平となり、平坦地の中を道が通っていく。ここからぐっと下降すると直ぐに本日の宿の百間洞テント場である。高山植物の生い茂るテント場であり、昨日の高山裏と同様にあちらに一張りこちらに一張りと言う状態で気持ち良し。水も大沢岳よりしみ出た水が流れを作っており、全く困ることは無い。百間洞山の家は、大雨で流され無くなっており、ちょうど新しい場所に立て替え最中であった。
 百間洞のテント場は3000m級の山々に囲まれ、下界の明かりが全く見えない場所である。特に大沢岳や中盛岳が覆い被さる様に聳えており、山のど真ん中そのものので南アルプス一番のテント場と思う。
3日目 百間洞テント場〜易老渡に下山
 易老渡の小屋ができ、そこで登山者を松川駅まで送迎してくれると言う噂を聞いたので、今日中に易老渡へ下山し帰ることにする。早立ちし、先ずは大沢岳に登る。山頂でちょうどお日様が顔を出し、ご来光が素晴らしかった。中盛岳とのコルで、しらびそ平への道と分ける。しらびそへの道はあまり人が通らないのか、結構あれている感じがした。荒川岳聖岳
 中盛岳より兎岳が三角形のでっふりとした形がよく見える。ハイマツの緑が濃い山である。大沢岳より中盛岳、兎岳へとアップダウンを繰り返して結構辛い道である。やっと着いた兎岳より振り返ると頷ける。(写真)
 さて今回の最後の頂の聖岳を極める。先ずは兎岳より一気に下降し、また登り返す。聖の崩壊地沿いに道が付けられており、所々土砂が流された部分がある。山頂手前では庭園の様な場所があり、綺麗な所である。山頂は平で、あまり感動しない。上河内岳がピラミダルで格好が良い。
 聖岳よりの下山は、砂利道であり、水場まで一気に駆け下りる。と、岩崖から水がしみ出て喉を潤すのに最高のタイミングの場所である。上河内岳は相変わらず形の良い姿を見せていて登行欲が湧いてくるがさすがにそこまで往復すると易老渡下山に影響がでそうなので、次回に取っておいて薊平へと道を分ける。
 薊平はその名の通り、薊の多い場所である。さて、後は休む事無く、一気に尾根道を降りていく。西沢渡で薊平から初めての休憩をとる。予定を大きく短縮時間で着いたので、河原の大石の上で昼寝をした。
 易老渡の小屋につくと、期待していた小屋番がおらず、どうやって下山するのだ、と困惑していると途中抜いた登山者が二人降りてきてマイカーを駐車していることが解ったので、頼み込んでみることにした。さすが、良い人、松川駅まで送ってもらうことになった。感謝