今日から天気予報では良くない、と言っている。が、昨夜笹倉温泉上のキャンプ場にテントを設営してから雨は降っていない。ただ風が強い夜だった。朝方は曇りではあるが青空も見えている。天気が悪ければ放山から笹倉温泉ツアでもと予定していたが、なんとか持ちそうな気配である。・・・で、あるならば東京組の方も感動して頂ける昼闇山も行けるのでは?、と言うことで天候悪化すれば引き返すと言うことにして昼闇山を目指しました。
◆550m西尾野川の橋7:05〜アケビ平〜890m昼闇谷8:07/15〜1340m昼闇谷左岸尾根9:28/40〜稜線10:20〜昼闇山11:37/12:08〜稜線1740m付近〜北面カール1360m地点12:23/45〜昼闇谷〜550m西尾野川の橋713:13
昼闇谷左岸尾根を登る(前方は昼闇山)

二週間前と同じ西尾野川手前で駐車し、橋より雪で埋まっている沢沿いに進路をとる。アケビ平の杉林を抜けると昼闇谷である。谷筋も全て埋まっているので沢底を進路にとって進む。北面カールが見渡せる場所より左岸尾根に取り付いた。今日は我々が昼闇山を目指している最初のパーティの様で前には誰もいない。後ろにツボ足3人組とかなり後に10人程の団体ツア客がいる。
左岸尾根の上部を登る(後は鉾ヶ岳)

左岸尾根を登ると自然と北面カールの西端に出るが、この右手の尾根にさらに取り付くわけである、が、ここは北面カールの端部分の斜面をシールで登った方が良い。尾根はかなり急なので斜面を使った方が楽である。100m程度も登って尾根に戻れば良い。そうこうして尾根を忠実に上がると最後は結構急になりここを越すと稜線となる。この急斜面はジグザグにそのまま這い上がっても良いが、右手にトラバース気味に上がっても良い。
飛び出した稜線からは景色は一変し雨飾山は海谷の山々が近い。もちろん昼闇山も手にとるようだ。さて先を急ぎます。飛び出した先の稜線は二重山稜になっている。ここを適当に進む。一旦下ってコルとなり、さらにシール登行をするが直に稜線は狭まりいよいよツボ足となる。
昼闇山頂より(後は火打、手前右は焼山)

稜線を雪庇に注意しながら登ると、1760m位で北面カールのエントリポイントとなる。ここで北面カールを観察して、シール登行に戻って山頂を目指す。・・・と、ひと登りで昼闇山山頂だ。二週間前と同様に雪は豊富、影火打コースに僅かだがシュプールが見えていた。なかなかのコースであり近々訪ねたいコースだ。
さて、休憩した後に1760m地点まで滑り込んで、いよいよ北面カールの滑りと行きましょう。私はこの間経験済みなので皆に先行して滑り込んでもらう。雄叫びとともに滑り落ちて行きました。
稜線1740m付近より北面カールに滑り込む

やっぱここは良いところですね。今日の雪も適当なザラメで快適です。太田さん、佐藤さんの順で北面カール上部の急斜面を楽しんでもらいました。ちょうどカールの東寄り上部斜面には先程のツボ足三人組さんもいるので格好良く滑らないといけません。
この適当な斜面はよかったですよ。
北面カール稜線直下の急斜面を滑る

私も滑り込んで今度は皆の下にでます。見上げて滑降してくる姿を写真に撮ります。ザラメを蹴散らして快適ターンの様です。一気に滑り落ちて行くもんですからまた私の下に言ってしまいます。こんなことを何度か繰り返して緩斜面帯に入り込みました。
北面カール下部の緩斜面は、ノンピリで滑る(向こうは阿弥陀と烏帽子)

緩斜面に入り、上部の雪庇崩壊の安全地帯で大休止です。のんびりとランチタイム。ビールもあります。烏帽子や阿弥陀、そして北面カール、向こうには鉾ヶ岳です。ランチをしていると左岸尾根より先ほどの10名程度が北面カールに滑り込んで来ます。10名が順々に滑っているのでなかなかカールに来ません。テレマーク集団の様でした。
さて我々は下山開始、ドンドン滑り込みです。帰路は昼闇谷、そして沢沿いに滑り橋に到着。あっと言うまです。

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昼闇山 北面カール1841m テレマークスキーツアー 


歩行:6時間8分     メンバー:佐藤、太田、塚田
場所:信越国境     記録日:2006年4月30日