土曜日だけ天気が良い。ならば出かけましょう。目指すは先週雨で止めた頚城の昼闇山。先週からの雨で落ちる雪は落ちただろうし、締まって安定した雪質、ひょっとしてザラメかも。なんて期待して出かけてみた。自宅発は5時10分。途中コンビニで食事とトイレをして焼山温泉につは7時30分前に着。焼山温泉の手前の車道から目指す昼闇山北面カールがよく見えていたのでジックリ観察をした。山頂付近は雪庇だらけだが確かに少し西寄り付近の稜線には雪庇が無い部分が少しある。が、下の斜面は雪割れが何箇所か見えている。上部はかなり急そうに見える。・・・まぁ行って見ないと良くわからないので、とにかく山頂を目指してみましょう。
焼山温泉からアケビ平に伸びる林道は除雪がしてある。ラッキー。とにかく進んでみるとちょうど西尾野川にかかる橋の手前に車が二台駐車している。どうやら山スキーみたいである。私もここに駐車しました。
・・・そう言えば焼山温泉からのツアはかなり久しぶりである。吉尾平ツア以来、その前にはやはり昼闇山を越えて焼山北面台地にも行った。あの時は天気が素晴らしかった。・・・
◆485m西尾野川の橋7:43〜アケビ平〜昼闇谷〜昼闇谷左岸尾根〜稜線10:05〜昼闇山11:12/27〜稜線1740m11:30〜北面カール1380m地点11:35/58〜昼闇谷〜アケビ平〜485m西尾野川の橋12:25
昼闇谷左岸尾根下部よりの昼闇山と北面カール

橋の手前で準備をするが、むむむ、ツア用ズボンを忘れたみたい。しょうがないユニクロズポンで行こう。転けなければ大丈夫でしょうから。
橋を渡りるとそこは杉林のアケビ平。林道は除雪最中でその横を通り、アケビ平にでる。とにかく杉林を適当に方向を定めて昼闇谷に向かう。杉は以前来た時より断然でかくなっている。昼闇谷には直ぐついた。昼闇谷にいきなり入らず右岸尾根を少し行き、雪で埋もれた昼闇谷にはいる。後ろには鋒ヶ岳が素晴らしい山容を見せていた。昼闇谷も最後まで詰めず、すぐ右岸尾根にシールを利かせて登った。あとはこの尾根を延々と稜線まで頑張ればよいだけ。かなり上部は急そうだが何とかなるでしょう。
昼闇山頂手前よりの頚城の怪峰たち(左より鋸岳、鬼ヶ面、駒ヶ岳、手前右は鉢山)

左岸尾根を頑張ってとにかく登る、と時間は9時だと言うのに北面カールに滑り込んでくる山スキーヤが一人。(最初の写真、上部は米粒だったので結構下部の写真) えらい早い時間に登ったみたい。気持ち良さそうに滑っているのが解る。見ていると雪質は問題無く、良いみたい。さてやっと稜線。疲れた。が山頂まで頑張るのだ。少し下って小コルへ。ここからは急な登りとなるのでツボ足に切り替える。登路は所々雪庇際を通り危なっかしい。もう稜線の雪は左右に雪割をしていてそのうちドカーンと崩れるのだろうか。危なっかしいことをしている1760m付近の北面カールエントリ地点についた。確かに急だかここからなら滑り込める
昼闇山頂より(後は火打、手前右は焼山)

1760mのエントリ地点から山頂は近くに見えている。ツボ足のままひと登りし幾分斜度が緩んだ地点より再度シール登行に切り替えて1841mの山頂についた。1992年以来の14年ぶりの山頂はあいかわらず素晴らしい展望である。特に火打と影火打、焼山の展望が見事である。しかし前回の時よりここら辺り(全国的にそうかもしれないが、)の雪山は皆茶色っぽい状態でした。

では休憩もしたので滑りです。山頂より直接巨大雪庇下の超急斜面も滑降コースにする人はいるだろうが雪庇崩壊時の通り道を滑ることになるので却下。予定通りの1760m付近よりエントリです。北面カール滑り込みです。先ずは山頂でシール外して1760m地点に滑り戻ります。
北面カール1380m付近より滑降コースを見上げる

写真左端が山頂です。ちょうど切れた様なところからが山頂よりの滑降コースになるでしょうが超急且つ巨大雪庇の真下のルートで、崩れたら確実にお陀仏です。1760mのエントリ地点は右端です。雪庇が丁度一箇所無い地点なのです。エントリ地点より真下は凹状なので、上部雪庇崩壊時の雪崩れるコースみたい。なので少し凸状になにっている東よりに一気に入り込みます。固めザラメでスラフが起こる心配はありませんでした。で、後は絶叫の雄叫び上げて広い昼闇山北面大カールをお楽しみすれば良いのです。途中止って見上げると、雪庇の真下じゃん、怖怖なので安全地帯まで一気に滑りこみました。この1380m付近の凸部は両側に凹部があるのでデブリの通るコースでは無いでしょう、と言うことでランチタイムです。と言っても上部で崩壊したらヤバイでしょうね。ここも。
右:1500m付近よりの見上げ
左:1380m付近凸部からの阿弥陀と烏帽子
まぁランチも早々にしましょうか。気温も上がしるし。鉢山方面より登って来る3人組を見たがこの方はどこかで休憩しているのか、1760m付近にも見かけなかった。本日昼闇山はこれでもかなりの盛況なのでしょう。ここはかなりマイナーな山。いつもの阿弥陀と烏帽子の景色もこの先は谷筋に入るので見納めですから記念写真撮っておきました。そのうちあの山にも登ってみたいと思いつつ難儀な山ですから無理みたい。
1200m付近よりの北面カール全景

もうこの先は谷筋に入りそうなので北面カールの景色はそろそろお別れです。この先、昼闇谷に滑り込んで重い湿った雪となってしまいますが、グイグイと押し付けスキーイングでまだ楽しい滑りです。900m付近で谷の右岸に上がって疎林の滑降、そして杉林のアケビ平突入です。適当に滑っていくと除雪作業中にどけている雪塊が左側に。これを見つつ滑ると西尾野川の橋に到着です。橋の部分は流れが出ており、気をつけないと危ないです。今日は転ける事は無くユニクロズボンで大丈夫でした。帰路温泉も考えましたが、おばあちゃんが田圃にトラクターをとせがんでいたのでそのまま長野へ。トラクターしました。(帰路途中の白馬手前の某温泉跡の露天にはお湯がたんまり貯まっていて思わず誘惑されそうでしたが我慢しました。)

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昼闇山 北面カール1841m テレマークスキーツアー 


歩行:4時間42分    メンバー:単独
場所:信越国境     記録日:2006年4月15日