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東山 南面シュート滑降(1670mの細尾根にて敗退) 山頂は1849m テレマークスキーツア  


■記録日:2011年2月2日(水)  ■メンバー:単独 ■行動時間:6時間37分
■場所:北信 ■装備:テレマークスキー 板/Vectorglide Bold、靴/スカルパT2   

3年程度前から暖めていたコースに行ってみることにした。雪が多量にあるときで無いとダメかと思っていたのだが、今年の降雪は期待できる。今日は夕方までには長野に帰らないといけないので、頑張ってみなくてはならない。しかし、初めてのコースは新鮮で少々緊張もするしルートファインディングにも気をつけるのでなかなか緊張気味でこころなしかウキウキしてしまう。さて、その東山ですが、北アを地元では西山と総称するのに対してもその東にある山は、みな東山と言うらしい、とは言えこれは古い話の模様だ。その東山地域の最高峰で東山と言うわけ。まぁ北アと戸隠はさまれた連なる山々の最高峰です。
ところで東山地区では奉納温泉〜奥西山南峰がまともなコースです。私は小谷温泉から奉納山っつうのもやったことあります。いずれにしてもマイナーです。まぁ先を急ぎましょう。
■コースタイム
久保集落の林道570m地点7:50〜910m林道分岐8:45〜林道上の日道沢右俣分岐9:40〜東山の南面シュート1380m地点10:43〜西北生尾根1650m地点11:30〜同上1370m地点11:35〜12:21〜南面シュート滑降〜南面シュート1335m地点12:40/13:05〜林道13:16〜久保集落の林道570m地点14:27
高度を上げると北アの展望が始まる

が、その東山ですが、地図でどう山頂に登れるか、さすがに難しそうに見える。鬼無里側からの方が良さそうにも思えめがアプローチが遠すぎる。結局、南小谷付近の久保集落から入ることにした。その久保集落の集落手前地点の570m付近に車を停めてシールで行く。車道から林道をショートカットする様に杉林の入り、さらに登って展望台にでる。ここには久保の長寿倶楽部の看板があった。さらに山腹へ林道ショートカットをして、910m地点の林道分岐地点にでる。ここまで来ると北アの展望が良い。
ここからは1120m峰の北側斜面に付けられた日道沢左岸の林道を忠実に辿って進む。ラッセルは思ったほど無く、踝程度だった。私の25000図では990m付近で林道が終わるが、実際は続いており、日道沢を横断して右岸に沿って林道は延びている。
東山の南面シュート中間部付近より見下ろす
林道は日道沢右俣と出合い、その右俣に入り込む。途中で右岸にスノーブリッジで横断、そのまま台地状の地形を進む。左手より急峻な1545Pのある尾根が落ち込む地点ぐらいからは樹林帯から沢底の無木立の地形となる。ちと雪崩れに注意が必要な地形と状況です。なるべく長居は無用のシュートですが、なかなか抜けることはできません。右手の東山山頂方面は急で雪塊がバンバンと転がってきますので、対策を考えて左手の樹林帯に沿って登って行きました。振り返るとなかなかの景色ですので、写真タイムです。予定ではそうそうに1545Pに登り上げるつもりでしたが、そのまま真っ直ぐでも斜度は同じそうに見え、樹林のアンカーもあるので直進します。で、やっと東山山頂から西北西に延びる細尾根1650mに到着です。
名前の無い1810m峰

到着した尾根はほんとうに細尾根でしすし、反対側はすこぶる急な斜面が日野道沢方面に落ち込んで行きます。まぁここで休憩しながら写真タイムとしました。先ずはひの山、地図に名前はありません。1810m程度の山です。ここは果たして滑れる山でしょうか、地図で検討するかぎり東山よりは何とか登れそうな感じがします。尾根がひろそうですし。
これは雨飾山です

こちらは雨飾山です。昨年行った前沢奥壁左ルンゼが真っ白な谷となってS字状に見えています。P2から前沢にそのまま滑り込むのも良さそうな斜面に見えていますね。
さて山頂目指して登行開始します。・・・が、ものの10m程度進んで難路となります。針葉樹が細屋根に多いかさばり登行する場所がありませんし、目茶急です。スキーをしまいツボで登る決心をしましたが、なんとそれでも登れません。仕方なく、偵察がてら空身で何とかその場所を越えますが、その先はとてもスキーの世界には見えず唖然!。左手斜面も右手斜面も急すぎて巻く感じもせず。・・・まぁ単独だし、危険な事は止めてここを最終登行地点として終了しました。
東山の南面シュート中間地点(下部より)から滑った斜面を振り返る

まぁここでランチタイムもして滑り始めます。やはり最初は急だなぁ、なんて思います。いきなり無木立のコースもありますが、雪崩そうなので木立のアンカーを期待してそちらに入り込み滑ります。、、、と、なかなか快適、今日の晴で思い雪に変わっていますか、快適なターンが連続できます。シュート右手にはこれまた素敵な白い斜面が吸い込まれるように続いている地形があり、そこを滑り降ります。シュートの中はデブリもあったので。
途中何度か記念写真大会をしながらシュート中間部(下部よりョの安全地帯で大休憩とします。まぁあま安全地帯では無かったけど。
湾曲部のシュート下部

さてさらに滑ると湾曲部です。ここで無木立は終わり樹林帯となります。樹林帯は傾斜は緩いですが、陽が当たらないので雪は軽いです。ルンルン気分で滑っていくと、日道沢の渡渉点のスノーブリッジ。ここから尾根に登ってから帰るコースと往路の林道を地道に行くコースがあるなぁなんて思ってましたが、地道コースを選択し帰路に入りました。そして2ケ所ほど林道は緩やかに登ってくれてましてそこは疲れるのです。
奉納温泉への橋よりの東山(右手)と無名の1810m峰(左手)

ひたすら滑らない林道を行き、林道分岐に戻ります。ここからは林道をショートカットしながら山の斜面を飛ばして行き、最後は久保集落の段々畑地帯と滑り込んで終了です。
帰路、東山の写真を奉納温泉への橋上からパチリ。なかなか難儀して敗退した尾根はアソコだなぁなんて観察しました。

次回はこの無名の1810m峰、東山南方の黒鼻山(1800も)、やっぱ何とかして東山にかな、なんて思いつつです。