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針ノ木岳 直登ルンゼ+針ノ木谷+大沢右俣 2820m テレマークスキーツアー


■記録日:2008年6月1日 ■歩行:8時間9分 ■メンバー:単独
■場所:北ア ■装備:板/ATOMIC TM22(170cm) ,靴/SCARPA T4 

針の木岳を先ずは登り、直登ルンゼを滑降し(と、言っても直登斜面と言う感じ)、針ノ木峠まで戻って南面の針の木谷を滑り、そして蓮華岳に登り返して大沢を滑るプランを立てた。迷ったのはスバリ岳山頂からの滑降も良いし、蓮華岳から南面を滑って針ノ木峠に戻ろうか、と言う事。体力的に耐えられる今日のコースとして出かけました。
◆扇沢5:38〜大沢出合下の堰堤6:20/27(シール装着)〜マヤクボ沢出合7:24〜マヤクボカール底(2520m)8:12〜針ノ木岳9:21/35〜直登ルンゼ滑降〜2650m地点9:37/49〜針ノ木峠10:05/08〜針ノ木谷2220m地点10:13/31〜右俣で登り返し〜2640m小蓮華への登山道11:51〜2756P先の2750m地点12:26/36〜大沢右俣〜大沢左俣との出合(1900m)13:00/10〜大沢小屋下の堰堤13:13/23〜扇沢13:47
針の木岳山頂からの裏銀座方面

扇沢駐車場はまだ空いていた。山やがチラホラしている。今日は慎太郎祭だが、まだその関係者も来ていない様だ。で、出発し登山道を行くと木々が押しつぶされている。どうやらデブリが゜押し寄せた模様で、ずっと上の方まで壊滅状態となっていた。で、谷に入り、シールは最終堰堤を越えた所から可能。以降ひたすら頑張りマヤクボ沢出合付近で一番先行となった。マヤクボ沢から針の木岳山頂まで全てシールで登ることかが可能だった。途中滑降コースの直登ルンゼを観察しながら登ったが、特に大した風にも見えない。ルンゼと言うより斜面と言う感じた。で、辿り着いた山頂は360°の大パノラマだ。まだまだ雪があるなぁ。
直登ルンゼの見下ろし

針の木山頂でノンビリと景色を楽しんだら、本日の目的その1の針ノ木直登ルンゼの滑降です。マヤクボカールまでの標高差300m弱でしょうが、中間部以降はルンゼで無くカールと一緒なのでルンゼそのものは200m弱と言うことだと思います。がここはほんとうにルンゼかどうか怪しそうで、ルンゼに有りがちな超急でも無いし、岩稜に囲まれもいない。まぁいちまち雰囲気が無いけどとりあえず私はまだ滑ったことないし、何と言っても針の木山頂から滑れる(厳密には少し南から)のが良いのです。さて滑る前に記念写真です、後ろは蓮華岳です。
直登ルンゼを滑り記念写真

そんな訳で滑降開始で〜す。ザラメで快適、斜度もほどほどの楽しめる程度の急、これはいいわ、と思っているうちに終了です。途中で記念写真を撮るほどの標高差も無いので一気に終了です。・・・少し短すぎて寂しいぐらい。ちょうど慎太郎祭で雪山賛歌を歌っている声が聞こえてきました。、、、少し休憩したらここからは針の木峠を目指してトラバースします。マヤクボカールから針の木谷に滑って登り返す、と言うのもありますが体力消耗しすぎるのでトラバースなのです。
針の木岳の直登ルンゼ

トラバースして夏道のある稜線へ、ここも雪が着いており楽しい滑りができました。振り返ると直登ルンゼを滑る方が。私の後に山頂に到着された本日二番目の登頂者の方です。
(★直接メール頂ければ写真送付致します。ちょうど9時52分にルンゼ滑降をされています。5枚程度撮りました。)なかなかルンゼと言うか山頂直下斜面と言うか良いのぉと思いつつ眺めていました。
さて、針ノ木峠へは雪が繋がっておらず10m程度歩きがありました。針の木峠では何組かが休憩中でしたが、私は大して疲れていないので早速本日の目的その2に突入です。
針の木谷を滑り2220m地点

目的その2は、針の木谷の滑りです。延々と滑り登り返すのはシンドイので2220mで終了しました。で、その針の木谷ですが、峠から3m程度下った地点より雪が続きます。上部から快適な大斜面が続いていました。時期が早ければ1860mの本谷出合まで滑り、そこから本谷を登り返して蓮華岳山頂へ直接でる、と言うのもあるかもしれませんが2220mの大雪原から峠の一つ右よりの谷に入りました。この谷、最終的には2640m付近で蓮華への登山道に出ます。
針の木谷全景(蓮華岳へ繋がる雪渓の詰地点より

登り返したこの雪の繋がりは、徐々に急になりこの部分を突破するとハイマツに囲まれた緩斜面の雪の繋がりとなり、登山道に出ます。ここを滑っても面白いと思います。で、振り返ると上の様な景色です。針の木谷の南側の山々は北アの主稜縦走路で一番低い部分。でも七倉山の北側の沢なんかなかなか良さそうな雪渓となっています。左から北葛岳、七倉岳、だと思う。

大沢の左俣出合下よりの右俣

登山道からあえぎあえぎ登って2754ピークを過ぎさらに小ピークを越すと大沢右俣の源頭斜面が広がります。蓮華の山頂もソコですが、もう良いです。ここから大沢ほ滑り込みます。本日の3つ目の目的です。で、ほど良い斜面の楽しいザラメ滑降となり、快適快適。直に大斜面はルンゼ状態となりますが、まぁ快適さは変わりません。途中、登ってくる方一人。そして下部では石コロだらけ地帯一箇所、で左俣と合流です。ここで大休止です。天気は良いしサイコーですな。
ここから先は、デブリとなりますが何とかターンをする場所を選んで針の木谷合流です。が、もうデブリはひどい凹凸となり、難儀します。が板のままねばって最終堰堤を右岸より越した先で滑降終了。あとは歩きで扇沢まで。