ホーム山行記録⇒2003年2002年2001年2000年以前源流釣][温泉山行][花の山行][低山巡り][地域別][百名山
テレマークの分類→【北アルプス信越国境上信国境上越国境尾瀬周辺北信五岳周辺八ヶ岳周辺東海北陸・中央/南アルプス東北

白馬沢右俣+白馬岳2932m 2004年5月8日テレマークスキーツアー


歩行:6時間34分   メンバー:単独
場所:北ア       記録 日:2004年5月8日

前々から行きたかった白馬沢右俣にやっと行ってきました。事前情報では、上級コースらしく、斜面はだんだん急になって代掻き馬の足元あたりの脇を滑りおりる、と言うことなのでちょっと急すぎて下が見えない怖いコースなのかなぁと思ってました。が、実際行ってみると思ったほどの斜度でもなく、ザラメ雪の超快適な斜面でした。(まぁすこし急かな程度です。)滑降スタート地点から滑り降りるコースが下まで見えているので安心。
猿倉5:06〜白馬尻6:00〜大雪渓2450m地点8:15〜村営山荘9:20〜白馬岳山頂10:30/45〜白馬沢右俣下降地点(2710m)11:20/35〜左俣出合11:53/12:15〜猿倉12:40
↑滑り降りた右俣(右)と左俣・・・昼食の現場より
 右俣は、この奥で右側に折れたそのまま小蓮華と三国境の間の稜線まで雪が続く。

←代掻き馬、そして右俣の滑降コース(上部のみ)

左側稜線下で左側を向いた馬が代掻き馬。その右手より代掻き馬後足の足元にかけて雪のついている斜面が白馬沢右俣コースです。左俣は代掻き馬の顔と前足を通り抜けるコースと思うが、前足下の狭く急みたい。
猿倉の駐車場からシールをつけたまま行けました。まだ雪が繋がってました。
今日の大雪渓はガラガラ

さすがにGW連休の翌週と言うことで大雪渓を登る人はまばらでした。私はどうやら3番手で一番手の肩は鑓方面に行かれて様子。大雪渓は、かなり雪が少ない様で、例年白馬尻付近の雪渓中間部にできる雪が高台みたいなものも無い。すでに地肌を出して雪がなくなっている部分もあった。
その中をシールをつけて登り岩室の急斜面は先行者のツボ足トレースを使わせて頂きました。
雪の残り状況は少ない

大雪渓の急斜面を上り詰めると休憩に最適な岩(これが岩室?)があるが今年はその下の小屋も顔をだしている。5月でこんな風景は初めてである。この岩も、少しだけ出ている程度が例年だか、今年はほとんど出ている。
ツルギー

もうここまで来たのだから村営の頂上山荘まで楽勝と思っていたんですが、ここからバテバテ状態となり、なかなか高度が上がりませんでした。やっと山荘を越えて稜線に飛び出すと、先ずはツルギが飛び込んできました。ここから見る剣岳は一段と尖がっていて好きです。
柳又谷源頭を見下ろす

当初はここをトラバース気味に三国境に向けて滑る予定であったが白馬西斜面の残雪が思ったほど少なく、トラバースと言うよりはそのまま滑ってしまうことになり、登り返しが大変そうだから止めた。源頭入り込みの斜面も地肌が出ていた。去年と格段に少ない。
白馬山荘と毛勝三山

と、言うことで久しぶりの白馬山頂を越えていくことにしました。頂上肩の白馬山荘にガランとしてあまり人気がありませんが、GWで活躍した布団を干してました。今シーズン中の目標の毛勝の雪も少なくなっている感じ。急がないといけない。
白馬山頂から見降ろす主稜(左)と二号雪渓

途中見た二号雪渓の入り込みはすこぶる急で私はザイル確保がほしいと思ってしまったが、シュプールが一つ残っていた。最近エクストリームっぼいコースが人気なんですよね。10m下にはシュルンドが出来ていてこれも慎重に越えないといけない。まぁ私のテレマーク技量では止めたほうが良さそうだが、20mも下ると後はなんとかなりそうな感じなのでその気になったら考えておこう。山頂からはその二号雪渓と主稜の入り組んだ様子が手にとるように見えた。
白馬沢右俣上部と小蓮華岳

稜線から右下へ続く雪面が白馬沢右俣の上部斜面で下るに従い谷状の地形になっていく。ここから見た感じでは特に問題も無さそうなので勇躍して白馬山頂を後にした。天気も快晴で今日は楽しい滑りになりそう。
2710m地点の白馬沢右俣滑降開始地点

白馬山頂から歩き、一度だけ雪のついた稜線部分があり滑ってきてこの滑降開始地点に到着。入り込みはそれなりに急そうであるが開けた大きな斜面なので特に問題無し。ここからの白馬は見慣れない形をしていた。さて、大休止はこの下のノド部分を通過した安全地帯ですることにして靴紐とバックルを閉めて滑りだす。(ソロソロ私のテレ革靴のアルコスもお釈迦に近い。滑っている最中にソールと靴が剥げなければ良いのだがと最近いつも思う。)
白馬沢右俣を見下ろす

右の黒い部分から右手側にある岩稜が代掻き馬の雪形となる。
白馬沢右俣はその左側から滑り込み馬の真下を滑り降りていくことになる。ノド部分への入り込みも見えていて、何だ大したこと無いじゃないの、と安心できる斜面であった。さて、いよいよ滑り込みます。
ウーン、大斜面は快適快適 素晴らしい!
安全地帯到着

上部は快適にダウンヒルできますが、代掻き馬の真下からノドへ入り込むと谷全体がデブリで荒らされていた。とても上部の快適な滑りとはほど遠く、岩に板をキズ付けられて何とか脱出滑りとなってしまった。ノド部分は斜度も急なので、急いで抜けました。
その後は沢もまた大きく開けてひと滑りで左俣と合流。ここでお昼の大休止をとった。(一段目のパノラマ写真)
戻ってきた大雪渓

白馬沢から大雪渓に合流。僅かに人がいる程度だった。この後猿倉まで雪の繋がった林道を行き、駐車場までスキー板を脱ぐことは無かった。おそらく来週には猿倉駐車場から林道に上がる斜面の雪はなくなっているのではと思います。

白馬沢右俣を急いで滑り降りてしまったが、上部の快適斜面でノンビリ休憩しながら滑れば良かったと反省。