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白馬岳 2号雪渓(山頂寄りルンゼからエントリ) 2932m テレマークスキーツアー


■記録日:2008年6月15日 ■歩行:7時間6分 ■メンバー:単独
■場所:北ア ■装備:板/ATOMIC TM22(170cm) ,靴/SCARPA T4 

梅雨の中休み。天気は良い。3時20分に起床し、準備をして自宅発。3時20分にはもう薄明るくなっているのですね。そんなかんなで猿倉を目指した。猿倉山荘の駐車場も閑散としているが、山スキーヤーが一人先行。林道から登山道に入っても雪は無い。結局いつもの所(白馬尻小屋手前150m付近?、例年この時期はここからの場所)からシール登行開始。大雪渓には先行する方が2組いる。トップの方は葱平へ達しようとしていた。早達ちですね。
◆猿倉4:55〜白馬尻(シール開始)5:43〜葱平(トイレ小屋付近)7:43〜稜線(2800m)8:43/52〜白馬岳9:25〜白馬沢左俣入口9:28/40〜ニ号雪渓の山頂寄りルンゼ入口(2900m付近)9:50/10:13〜ニ号雪渓滑降〜大雪渓出合10:35/11:05〜白馬尻11:15〜猿倉12:01
青空の下 杓子と白馬鑓(白馬小屋付近より)

白馬尻の小屋はもう出来ていた。天候はすこぶる良い感じ、若干薄雲が風に流されたりしているが、晴れである。さて、順調に高度を上げ、いよいよ葱平への急登の開始。上からは下山者もチラホラする様になった。昨日に山荘に泊まった人たちだ。
やっとのことで葱平、ここからシールで稜線までだが、ここからが疲れるところなのである。・・・今年の雪の状況からすると昨年より小雪渓は多く、杓子方面(杓子岳北西カールと北西ルンゼ)は少なそう。小雪渓へはシッカリと雪が繋がるが、北西ルンゼはもう雪がノドで切れている。多いのか少ないのか良く解らないが、まぁ多いんでしょう。村営小屋上で稜線に出るといつもの通りに立山、剣、毛勝の山並みが近い。
白馬沢左俣の全景(右手は主稜)

板をザックにつけ歩き出す。僅かな標高差だが、なかなか進まない。もう46過ぎているし、シンドイ。山頂小屋も通り過ぎて二号雪渓入口の様子を見る、となんとこんなに急だったけ?と疑問。今年の本日は超急です。雪屁が剥がれる様に崩壊寸前となっており、雪渓側に倒れそうに゜なっているからです。とても私には滑り込めない。ザイルが無いとダメだ〜。とガックリし山頂へ。左俣の上部滑って大雪渓で帰ろう、と左俣入口付近に様子見に行くと、むなんとこちらも状況は同じ。が〜ン。左俣は確かに急ですが、上部は何とかなる感じ、でも入れない。一応見学シッカリしておきます。
二号雪渓の山頂寄りにあるルンゼを見下ろす

今日は大雪渓だけ、と言う寂しい事は何とか防ぎたいので、山頂に来る途中見た、ニ号雪渓の山頂寄りよりにあるルンゼで何とかならないか観察する。ここで飯森に住む外国の方と立ち話、彼は二号を昨日滑ったとの事。ザイルで5m程度下降すれば何とかっつう感じですがやはりルンゼで何とかしよう・・・。
このルンゼも最上部は二号よりマシだがほぼ垂直に近い、とても無理だが、南寄りハイマツを掴みながら少し下降すればルンゼとしては通常斜度程度になる。が少々狭い。ターンを気をつけないとならないが何とかなりそう。と、言うことでここに決定です。ルンゼ下には右手より二号雪渓が入ってくるのが解ります。
ルンゼ滑降地点の5m程度下で記念

十分に用意をしてルンゼに右岸より入ります。5m程度下に左岸に岩棚があり一瞬ですが、斜度が緩くなっています。とてもターンができる幅が無いので横滑りと階段下降です。で岩棚のある左岸へ。ここで板を脱いで記念写真といきました。なんだか高度感じの無い写真となってしまいましたが、私的には緊張もしています。さて、ここからは少しルンゼの幅もでます、再度ビッチッと準備してルンゼ滑降行きま〜す。一応何とかターンをしますが、シュルンドもあったりして気が落ち着きません。で、やっと二号雪渓へ入り込みます。二号は斜度も少し緩くなんと言っても幅もあるのでターンしやすい。
二号雪渓入口(左側)と山頂寄りルンゼ(右側)

右手のルンゼから滑ってきました。超快適な連続ターンを決めて、最高ーっね、と言いたいところでしたが実力が伴わず、7・8回程度のターンと横滑った、と言うことです。でも大雪渓で帰ることを防げたし、あのルンゼも始めて滑ったし、一応満足。ルンゼは二号雪渓の右手側の最上部より少し高い位置から始まります。2900mか少し上程度付近です。
左側の二号入口の左寄り雪屁はいまにも崩れてもおかしく無いです。注意注意なんです。
さらに少し滑って記念写真

あんまり滑ってしまうとルンゼも解らなくなりそうなので、少し下にあったシュルンドの渕が平なのでここで記念撮影します。と言ってもここもヤバそうな場所なのでサッサッと済ませます。右側がルンゼです。
さて、ここからは二号雪渓の楽しい滑りとなりますが、浅いものの縦溝があります。はまって転倒するほどではありませんが岩コロと伴に注意対象です。雪面は比較的綺麗で、凹凸もありますが滑りに支障はありません。岩コロの方が気になりますが、大きめのはありませんでした。
二号雪渓末端、大雪渓との出合より振り返る

今年の二号雪渓は、昨年よりは多目だと思います。ノド部分はまだ雪が繋がっている様でした。私はその上部でひとつ南寄りの斜面に入りましたが、昨年同時期の二号雪渓はノド部分で水流が手でおり、さらに本日私の取った一つ南寄りの斜面にはいる部分も雪が消えていたかと思います。今年は雪多い?
で、後は大雪渓をかっ飛ばして終了。白馬尻から登山道を下るとやはり昨年同様にシラネアオイが咲いていました。藤色の綺麗な花ですよね。
来週も白馬か・・・まだ大丈夫みたい。天気次第だが・・・。