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五竜岳 B沢山頂ダイレクト 2814m テレマークスキーツアー 


■記録日:2010年6月4日 ■11時間12分 ■場所:北ア
■メンバー:単独 ■装備:板:ATOMIC TM22(170cm),靴:スカルパT4  

五竜岳のと東面のルンゼ滑降は今シーズンの目標のひとつ。GW後半にでもやる様にしていたのでしたが、6月になってしまった。まぁまだ十分雪はあるだろう、と思っていたもののアプローチについては良く考えていなかった。なんと五竜スキー場のゴンドラ(テレキャビン)は運休中。・・・致し方なく下の駐車場から雪が消えたゲレンデの中の道を延々と歩くことに゜なってしまった。う〜ん、疲れる。
五竜岳の東面で狙っているのはA沢、B沢と白岳の白い斜面、今日は気合をいれてB沢とA沢の二本立てのつもりで五竜岳に向かったわけです。
◆コースタイム
五竜S駐車場4:48〜地蔵ノ頭下6:00/15〜中遠見山7:10/15〜西遠見先の白岳沢入口8:20/35〜五竜山荘9:12/20〜A沢入口9:41〜B沢入口10:00〜五竜岳山頂10:30/50〜山頂ルンゼ・B沢滑降(途中写真とりつつ)〜B沢出口2100m11:20/50〜シラタケ沢1900m11:52/12:06〜西遠見山天幕場付近13:10〜2190m付近13:20〜中遠見山14:00〜地蔵ノ頭下14:50/15:00〜五竜S駐車場16:00
中遠見山よりの五竜岳

五竜スキー場駐車場はもちろん1台も駐車してまぜんでした。途中で寄ったコンビニのくじであたった栄養ドリンクを飲もうとしたら落として割れてしまつた。幸先が悪い。まぁいいやで気合で登ります。地蔵の頭下まで標高差800mを1時間12分、まぁ頑張りました。板はこの先、結局山頂まで担いだままです。
遠見尾根にでると朝日ほ浴びて北アが綺麗ですが、何故かどの山も山頂付近には雲。五竜も雲の中でいまいちですが、本日のコース観察をしときます。A沢はG0の南のコルから始まりよく見えてます。雪付きは良いようです。B沢は山頂北のコルから始まりますが出だし部分がこの角度だと見えませんがまぁ問題なしみたいです。この観察でB沢のコルからで無く山頂からダイレクトに東面に入りB沢の入りこむルートを発見。こちらのがわくわくできるコースっぽい。まぁこちらをやってみますか。
A沢を見下ろす

小遠見山を巻いて中遠見山へ、さらに大遠見山、ほぼここから先は雪が付いてます。西遠見山の登りは雪がついてません。そして白岳沢の入口へ。これも課題のコースなので観察しておきます。入口はかなり急ですね。しかし延々と続く感じが素晴らしい沢です、まぁ来年か。
で、白岳の斜面を五竜山荘目指して登ります。五竜山荘は久しぶりですが、ここもむデカイ山荘ですね。で、雪の無い縦走路を行きG0を巻くとA沢入口です。A沢は最初がそこそこ急に見えました。なかなか良げなルンゼです。
B沢を見下ろす

さらに縦走路を行き、途中固い雪面のトラバースに緊張しつつ登って行くとB沢の入口です。B沢の北寄りの東面岩稜が五竜菱だと思いますが、近寄らず。五竜菱のルンゼがかなの手ごわいらしいのです。しかしB沢の入口から見るとなんだと緩そうな感じの斜面です。A沢の方が絶対斜度あります。まぁ本日はここで無く山頂から入るので見下ろしただけです。
五竜山頂直下より北方面を望む

う〜ん、唐松山頂は見えてますが、その他は見えてませんね。右端のピークはGUでしょうか。私にはよく解りませんがおそらくそう。あの下に武田菱があると思う。真ん中付近の赤いのが五竜山荘。
五竜岳山頂より南方面を望む

なぁなんと言っても鹿島槍の展望でしょうね。もっと右には剣もあるのですが、あいにく雲の中。下の方は緑の森となっています。春ですね。
五竜山頂ダイレクトルンゼ(仮称)を振り返る

五竜岳山頂は西端にあるので一応寄っておきます。久しぶりの山頂です。ここで小石を2つ拾っておきます。一つは自宅の庭にまくきます。もう一つは先日亡くなった山仲間用です。さてさて、東面よりガスが昇始めてますから、早々に行きましょう。山頂からB沢に連なる斜面はルンゼ状でソコソコ急です。45°程度でしょうか? 雪面はフラットで石の散乱はありません。雪は適度な緩みですからアドレナリン少々程度です。で、飛び込んでテレマークターン。スラフは小程度が発生するだけ。様子見のため3ターンぐらいで止まります。この繰り返しでこの斜面を滑りきり、B沢出合上で記念写真です。ちょうど右岸に斜度が落ちる部分があります。
B沢が完全ルンゼ状態となる中間部の入口

B沢と出合うと斜度は落ちます。地図で見るとB沢はそんなきつく無い感じがしますが実態はどの程度でしょうか・・・。が、B沢の方がいやらしいです。縦溝があり、石が散乱していますし、少し前に降雪でもあったのか右岸よりは雪がズボズボ状態です。自分の切った雪がズルズルと落ちて行きます。とは言え、シッカリと先を見てターンする場所を選んで行けばなんとかなります。シュルンドもありますので注意注意です。
B沢のルンゼ出口より見上げる

B沢の核心部はルンゼ出口の上部だと思います。幅も狭いし、岩と雪の落ちる深め縦溝とシュルンドと石の散乱満載です。時折石が落ちてきますのでこれも注意。ターン場所が限られているので緊張しつつ滑降します。で、パッとルンゼは開けて広い斜面に入り込んで終了です。ここも石が散乱していましたが、まぁ大丈夫だろうと言うことで記念写真とランチタイムです
中遠見山からの遠望 山頂ダイレクトルンゼ(仮称)に残したシュプール

シラタケ沢まで滑り込んでB沢滑降は終了です。あ〜疲れた。・・・最初の気合ではこれから登り返してA沢なんですがもう満腹です。天気もなんだか曇りの様になってしまったしモチベーションがあがりません。まぁA沢は来年にしておこう、と言うことで帰り開始。先ずはシールで西遠見の天幕場付近目指してA沢出合付近のシラタケ沢より直に登ります。これが疲れる200mの登り。で遠見尾根をスキー利用しつつ帰ります。途中、中遠見山から山頂付近にシュプール発見、望遠で撮ってみました。なんとか見えます。
ニノ背髪付近より白馬サンサンパーク下の田圃地帯

白馬の田圃は綺麗な長方形ですね。農地整理をしたのでしょうか。うちちんちなんか不ぞろいの形をした田圃が多いです。不ぞろいだとトラクターにしても田植えにしても稲刈りにしてもヤッカイですから、結構白馬の農業は進んでますね。

帰路スキー場内でワラビを大量に採って家路に着きました。