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五輪山2261m蓮華温泉三山(かってに命名)の一つ五輪山、名前が良いね! テレマークスキーツアー


■記録日:2009年3月20〜22日 ■歩行:12時間36分(3日分) ■メンバー:佐藤、太田、塚田
■場所:北ア ■装備:塚田⇒板/ATOMIC TM22(170cm) ,靴/SCARPA T4 

蓮華温泉の周辺にある山はどれも魅力的なスロープが伸びている山が多い。とりわけ個人的な観察からは雪倉岳と朝日岳、それに五輪山が素晴らしいと思う。のでとりあえずかってにこの3つの山を蓮華温泉三山と決めました。
てな事で三山の中で最もマイナーな五輪山へ行きました。ほんとうは五輪山、黒負山、朝日岳の3つの素晴らしい斜面を満喫する計画でしたが、天気が21日だけ良くて他はダメ。まぁ五輪山だけでも良いか、です。・・・マイナーとは言え、その分静かな山旅ができます。それにほんとうに素晴らしい斜面で久しぶりに感激しました。さて、その記録です。
◆20日:栂池S〜コープウェイ終点12:35〜天狗原13:33/45〜蓮華温泉14:50(天幕でBC)、22日:BC5:50〜兵馬の平〜鉄橋6:33/45〜白高地沢7:30/45〜1815m五輪高原8:88/9:10〜五輪山10:23/50〜南東面の大滑降〜1815m五輪高原11:10/38〜白高地沢11:55〜鉄橋12:20/30〜兵馬の平13:00〜BC13:46〜以降はおまけ⇒薬師湯14:00(入湯)〜BC15:00、22日:BC6:05〜林道〜角小屋峠〜木地屋8:30
兵馬の平からの朝陽があたる五輪山

20日は白馬で集合するが雨。午後から回復と言うので木地屋に車をデポし栂池Sでノンビリと天候待ち。11時過ぎに出発、ロープウェイも利用した。天狗原への登行では晴れている、が蓮華温泉方面はガスの中だった。結局、蓮華温泉まで天候は小雪の風雪だった。天幕は小屋の西方へ設置した。夜半より快晴となった。
翌21日は快晴。勇躍して出かけた。兵馬の平からは今日の目的地の五輪山が朝陽を浴びて美しい。カリカリのバーンを瀬戸川の鉄橋に滑り込んだ。この鉄橋へ下る部分の雪の着き方がいやらしく、ちょっとビビった。(ここが核心部だった様な、、、)
白高地沢左岸より五輪山に取り付く(向こうは赤男山)

鉄橋でシールを着けて登行開始です。すでに先行者のトレースがあります。ひょうたん池を過ぎると白高地沢に降り立ちます。広い雪原となっていますが、沢は割れています。まるで5月連休の様相です。(まだ3月なのに、、、) 朝日に向かうトレースを分かれて1350m付近で五輪山方面へ、ほぼ夏道と同じルートだと思います。で、樹林帯をひと登りするともう木立無しの大斜面の尾根にでます。ここをひたすら登ればよいのです。しかし、ここまで来ると展望も広がって素晴らしい景色です。
1900m付近より登行する2人と雪倉岳

1754mの小ピークは右手より巻きます。するとトタンに尾根は広がり、五輪高原と呼ばれる広大な平坦地となります。なんせデカイ山、大きな山、と言う印象で五輪山で前方に見えます。この五輪高原から一段斜面があり、これを登ると1940m付近で平坦地となります。ここからは山頂に伸びる沢地形の中を登ります。右手の木々の疎林帯でも良いでしょうが。真っ白な所のほうが気持ちも良いです。、、、で、山頂に近づくと斜度も急になり、右手の木々の中に逃げて登行です。、、、、と、山頂です。山頂はハイマツの中の目立たないピーク、石積みの小ケルンが一応あります。しかし、しかし、大展望です。
下:五輪山頂からの南方面
なんと言ってもここからの主役は朝日岳の真っ白けの山です。そして左手には登行中ずっと見えていた雪倉岳。遠くには旭岳の顕著なピーク。剣岳も見えています。

下:五輪山頂からの北方方面
栂海の山々が綺麗です。そして眼下には長栂山と五輪山の間に広がる小滝川東俣沢の源頭斜面です。真っ白けの素晴らしい斜面で、ついつい滑りたくなりますよね。また、来なくては、その時は縦走モードで来よう!!

五輪山頂直下の滑り出しは雪倉がお供

雪質は表面にうっすらと雪が乗っている固めのバーンで、滑りやすいです。最初は稜線方向へ、そして直ぐ南東面の広大な斜面に入り込みます。交替で滑りまくり、写真とりつつ滑降していきます。しかし、なんと言う超快適モードなんでしょうね。やっぱ連休の山はこの位の感動モードが詰まっていないとダメでしょう。五輪山来て良かったです。
さてさて、そうこうしているうちに下方面には広大な五輪高原が迫ってきました。ここでランチタイムとしましょう。
五輪高原より五輪山頂を望む

この斜面全部が五輪山の魅力です。山頂は平坦な山頂台地の左端です。さてここでビールを飲みながらのランチ大休憩です。風も適当に吹いてくれて快適です。やっぱこんな素晴らしい山でのランチは100円のパンであってもとても美味い。いやいやズーっといても良かったのですが、まぁ下山しましょう。まだまだ滑りは十分にあります。ここからは白高地沢左岸までが第一ステージで、その後の橋までが第二ステージです。では第一ステージへ突入です。
白高地沢左岸に滑り込む

五輪高原から先ずは無木立の斜面を滑り、木々が生え始めたら南よりに尾根から白高地沢方面に進路を変更します。南寄り斜面でザラメっぽい湿った雪と変化しています。白高地沢へは一旦平坦な台地を通り過ぎて僅かにブッシュの壁を滑りこめば快適な左岸沿いに出ます。ここから先は、白高地沢の大雪原付近で右岸へ、そして登りで利用したルートで滑り降ります。夏道と同じです。鉄橋付近は雪もかなり腐っていて滑りにくくなります。で、鉄橋を渡り、ここからキツイ登り返しです。・・・なんとか1時間26分ほどでBCへ帰り着くとこができました。
薬師湯で本日の疲れを癒す

BC到着。ここでそのまま不要な荷物を置いて新たにビールを持って上の露天へ目指して登ります。露天地帯に簡単に到着です。が、先ず雪が全くありません。5月連休の時は雪で埋まっているのしか見たことなかったが、全くです。一番人気の仙気湯はどういうわけか源泉ホースが外れた様で、水風呂となっていました・結局最上段の薬師湯のみしか入れません。ちょうど女性の方が入浴していましたが、少し待って我々も入りました。ここで良く冷えたビールで乾杯です。向こうには本日滑り降りた五輪山も見えていて最高です。
さて、22日、朝から曇天。木地屋へ下山ですが、出発直に風雪雨となりズブ濡れ下山となってしまった。